1月11日、米国特許商標庁（USPTO）は、アップルのXR関連と思われる特許を公開しました。2月2日にアメリカで発売される“空間コンピューター”「Apple Vision Pro」に関係した特許の可能性があります。
特許の正式名称は、「演算システム付き手持ちコントローラー（Computer Systems with Handheld Controllers）」。説明文によると、「デスクトップ・コンピューター、タブレット・コンピューター、携帯電話、時計、耳かき、その他のアクセサリーに入力を供給する〜（中略）～VRまたはMRシステム（ディスプレイ付きHMDなど）とインタラクトするひとつ、またはひとつ以上の手持ちコントローラー」とのこと。
特許には複数の図面が含まれています。各コントローラーは、タッチセンサーやダイアルなどを搭載可能。ペン型のコントローラーと思われるデバイスに、ボタンらしき装置が付いているものがあります。両手で持てるよう“分離”する機能を有するコンセプトも確認できます。
「Apple Vision Pro」はコントローラーを使用せず、すべての操作をハンドトラッキング（手の動きを認識）で行います。今回の特許を活用したデバイスが実際に商品化されるかは不明ですが、アップルは、手では難しい作業向けの製品（コントローラー）の展開を視野に入れているのかもしれません。
（参考）USPTO、Road to VR
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