VR空間内にて直感的な操作で作品を作れる次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」が、商用化に向けて動き出しました。
「AniCast Maker」はエクシヴィが開発しているもの。大掛かりな機材やモーションキャプチャースタジオを必要とせず、VRデバイス「Oculus Rift」と「Oculus Touch」を用いて、誰でも生き生きと3DCGキャラクターを動かせるとのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=prg4NU41bxQ
エクシヴィ代表取締役の近藤義仁(GOROman)氏とVR制作ディレクターの室橋雅人(MuRo)氏によれば、「AniCast Maker」ではVR空間で物を掴むなど、よりフィジカルで直感的にものを作れるので、カジュアルに閃いたことをすぐ実行できるそうです。ひとりでディレクターやカメラマン、大道具や役者などを全部こなせ、映像制作のハードルを下げられると解説しています。
今回エクシヴィは、エイベックス・テクノロジーズと「AniCast Maker」の商用化に向けた合弁会社を設立することに基本合意しており、VRによって誰でもクリエイターになれる日が近づきつつあるのかもしれません。
(参考)株式会社エクシヴィ 公式サイト