Home » VR空間でアニメを制作できるツールが商用化に向けて進行中


話題 2019.09.26

VR空間でアニメを制作できるツールが商用化に向けて進行中

VR空間内にて直感的な操作で作品を作れる次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」が、商用化に向けて動き出しました。

「AniCast Maker」はエクシヴィが開発しているもの。大掛かりな機材やモーションキャプチャースタジオを必要とせず、VRデバイス「Oculus Rift」と「Oculus Touch」を用いて、誰でも生き生きと3DCGキャラクターを動かせるとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=prg4NU41bxQ

エクシヴィ代表取締役の近藤義仁(GOROman)氏とVR制作ディレクターの室橋雅人(MuRo)氏によれば、「AniCast Maker」ではVR空間で物を掴むなど、よりフィジカルで直感的にものを作れるので、カジュアルに閃いたことをすぐ実行できるそうです。ひとりでディレクターやカメラマン、大道具や役者などを全部こなせ、映像制作のハードルを下げられると解説しています。

今回エクシヴィは、エイベックス・テクノロジーズと「AniCast Maker」の商用化に向けた合弁会社を設立することに基本合意しており、VRによって誰でもクリエイターになれる日が近づきつつあるのかもしれません。

(参考)株式会社エクシヴィ 公式サイト


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード