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ゲーム・アプリ 2018.12.23

「アングリーバードVR」主要プラットフォームに向け2019年配信へ

スマートフォン向けアクションパズルゲーム「アングリーバード」シリーズの開発元Rovio Entertainment(以下、Rovio)が、VR版のアングリーバード「Angry Birds VR: Isle of Pigs」を発表しました。

配信予定日は2019年です。対応するVRヘッドセットの詳細は判明していませんが、Rovioは「多くのVRヘッドセットでプレイ可能」と説明しています。

愛されて約10年

「アングリーバード」は、鳥を飛ばして建物などを壊して敵を倒す世界中で非常に高い人気を誇るゲームシリーズです。2009年にシリーズ第1作がiphone向けに配信されました。以降、AndroidやWindows、Macなど様々なプラットフォームで作品が配信されました。映画化や、アニメ化なども行われています。2018年9月には、ARヘッドセットMagic Leap One向けのAR版アングリーバード「Angry Birds FPS:First Person Slingshot」も配信されています。

今回発表された「Angry Birds VR: Isle of Pigs」はフィンランドに拠点を構えるRovioと、スウェーデンのゲーム会社Resolution Gamesの共同で開発されます。

Resolution GamesはVRとAR関連のゲーム開発に注力している企業です。これまでVR釣りゲーム「Bait!」シリーズや、VRミニゲーム集「Wonderglade」などを開発してきました。Resolution Gamesは「Angry Birds FPS:First Person Slingshot」の開発にも携わっています。

Rovioは「Angry Birds VR: Isle of Pigs」以前にも、VR向けの「アングリーバード」の開発に取り組んでいました。2016年にはGear VR向けの「アングリーバード」のデモが公開されましたが、デモの公開以降、続報はありませんでした。

2018年12月現在「Angry Birds VR: Isle of Pigs」の具体的なゲーム内容の情報は、公開されていません。

「Angry Birds VR: Isle of Pigs」の発表にあたり、Resolution Gamesの最高経営責任者(CEO)Tommy Palm氏は、プレスリリースでコメントを発表しました。Palm氏は、VR版アングリーバードの開発に至った理由を「(VRの)没入感によって、ゲーム性や登場キャラクターの愉快さを、より引き上げることが出来ます。アングリーバードはVRゲームとして非常に適した作品です」と説明してします。

(参考)VentureBeat


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