4月7日、Googleはヘッドセット向けOSのAndroid XRに5つの新機能を追加すると発表しました。Samsung Galaxy XRへの展開が同日より順次開始されています(※Galaxy XRは日本未発売です)。
最初の新機能は「Auto-spatialization(自動空間化)」です。ほぼあらゆるアプリ・ゲーム・ウェブサイト・画像・動画を、ボタン一つで3D表示に変換できる実験的機能です。YouTubeの動画に奥行きを加えたり、2Dゲームを立体的に楽しんだりできます。設定の「詳細機能」内にある「Labs」タブから有効化できます。
アプリを部屋の壁に固定できる機能も登場。セッション中、配置した位置にアプリが保持され続けます。デスク横にカレンダーを固定したり、動画配信アプリを壁に設置して大画面のように使ったりといった活用ができます。
バーチャルコンテンツを操作する際に白いアウトラインではなく実際の手が表示される機能も登場。ホームスペースモードで利用でき、手の動きがより自然に感じられます。こちらも設定のLabsタブから有効化できます。
ヘッドセットを再装着した際に前回のセッションが自動で復元される機能も登場し、使用していたアプリが再び開かれるため、中断した作業やコンテンツにすぐ戻れます。
他にも、今回のアップデートにはハンドトラッキングやアイトラッキング、アクセシビリティの改善も含まれます。Android EnterpriseのXR対応により、企業が没入型トレーニングや遠隔コラボレーションをより大規模に導入できるようになります。ArborXR、ManageXR、Microsoft Intuneなど複数のEMM(※企業向けモバイル端末の一括管理システム)パートナーとの連携も進めています。新機能はSamsungのExperience Storeで直接体験できます。
また、Android XR向けの没入型アプリが追加され、100本を超えました。Galaxy XR発売時から倍以上に増加しています。新たに追加されたタイトルには釣りゲーム「Real VR Fishing」のほか、近日配信予定の「Trombone Champ: Unflattened」などがあります。既存アプリもアップデートされており、PSGのアプリではパリのパルク・デ・プランス・スタジアムにいるような感覚でライブ試合を観戦する機能が追加されました。試合をフル没入モードで楽しむほか、卓上に競技場を映し出すオーバーヘッドビューにも対応しています。







