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VTuber 2026.08.10

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~8月7日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

江別という街を知っていますか?【Vlog】【空想料理店】

空想料理店 蟹がアップした新作Vlogは北海道江別市を巡るというもの。札幌近郊の街を独特な観点で切り取っています。

お祭りめぐりなどの美味しいポイントはしっかりおさえつつ、今は珍しいタコ公園うんちくや人が住んでおらず廃墟化したお店のチェックなど、目の付け方はかなりディープです。それを蟹独自の切れ味が鋭くリズムのいいトークで見せてくれるため、最後までスルッと観られます。
適度ないじりと、北海道の街に対する愛情のバランスがよいのも特徴のひとつ。絶賛するのではなく、ちょっと面白ポイントをおさえつつ、嫌味にならない程度にネタを盛り込む匙加減が絶妙。最後まで観たら「これはこれで行ってみたくなる」と感じられるくらいに、街の持つ魅力を独自の切り口でうまく表現しています。
映像をビデオテープにダビングし、平成初期の画質っぽくすることでレトロ感を出しているのが蟹の撮影手法。今回撮影された地区も、この画面作りによって、どこか懐かしさを感じさせるような味のある映像になっています。

【映画ちいかわ】キャロライナ・リーパー、ドカ盛り自作島二郎風カツカレーに混ぜてみた【787】

話題沸騰中の映画「ちいかわ」では、島二郎というキャラがカツカレーを作るシーンがあります。自称酒クズ系VTuberの今酒ハクノがそれを再現して作る動画をアップしました。もっとも、ただカツカレーを作るだけならよかったのですが、映画作中に出てくるキャロライナ・リーパーを混ぜることにしたから大変。ある意味予想通りの展開が待っています。

カツカレー作りはとても丁寧で、料理動画として見ごたえのあるものになっています。特に島二郎のカレーは貝汁で出汁を取っており、スパイスも効いているということで、そのあたりも手間暇をかけて再現。カツもスパイシーな仕上がりになっており、とても手が込んでいます。
それらを全てふっとばすかのようなキャロライナ・リーパー。映画の中に登場するセイレーン
の気持ちになる、ということでしたが、とんでもないことになっています。それでもちゃんと最後まで完食するあたりに、今酒ハクノの食に対する敬意が感じられます。
今酒ハクノの動画はトークのテンションのあげかたがとても上手く、色々なネタをしれっと交えながら語るので一度観た後にもう一度観たくなるような中毒性があります。今回もかなり随所にネタが混入されていて、動画全体がピリリと刺激的になっています。

【RIZAP監修】ラミィと一緒にレッツワークアウト!|全身のストレッチ編【雪花ラミィ /ホロライブ】

「ラミィと一緒にレッツワークアウト!」と題して、雪花ラミィが全十回のトレーニング動画をアップしています。全編に渡ってメニュー作りと監修をRIZAPが行っている本格的な内容で、トレーナーに雪花ラミィが学ぶ形式で撮影されています。

第一回目は全身のストレッチ編。第二回は下半身、第三回はお腹まわり、第四回は腕・二の腕、第五回は大胸筋、第六回は背中、第七回は太もも、第八回はふくらはぎ…とパーツごとに細かく分かれたトレーニングになっているのが特徴です。トレーニングはなかなかひとりでは続けられないものですが、このシリーズはそれぞれが数分の短い動画になっているので、どれか選んで雪花ラミィと一緒にちょっとずつ、毎日続けるのにもってこいの内容になっています。
興味深いのはこの動画シリーズは、カバーが提供しているセルフブース3Dを利用しているという部分です。セルフブース3Dはマーカーレスモーションキャプチャで、専用のスーツやマーカーを装着せず私服でも3D配信や収録が行える技術です。見ての通りかなりスムーズな動きになっており、ほとんど違和感がありません。大きな動きのキャプチャが必要になるトレーニング動画でもここまでしっかり撮影できているのであればかなりのもの。セルフブース3Dの活用事例として興味深い映像になっています。

【炎上覚悟】どこよりも過激すぎるVRChatのIPPON【VRChat】#VRChat #vrchatlife

魔王のらのねとワイルド寿司太郎が、VRChat上で行った大喜利大会の様子をアップしています。「IPPONグランプリ」風の大喜利ができるワールドを活用し、様々な問題を出題。特に今回は「こんなワールドは嫌だ」「VRChatで信用してはいけない言葉」などのような、VRChatならではのネタが多数用意されました。

たとえば「VRChatterを不安にさせてください」というお題に対して「80人いるワールドに入ったけどだれもいない」のような、実際に体験したことがある人の心を掴むコアなネタが回答されています。またボイチェンでいつも可愛い女の子に対して「あれ、今男の声しなかった?」と言うネタも、ボイチェンが外れたようでゾクリとする不安な回答。これもVRChatユーザーの「あるある」ですが、分かる人にはよく分かる、分からない人には絶妙に分からない巧みなラインを攻めています。
他にも「VRChatで信用してはいけない言葉について教えてください」というお題に対しての「VRCは無料」という回答は、すごく正しいのに分かる人には「あー」と分かってしまうのがうまいところ。実際に無料なのですが、PCの新調やアバターや衣装の購入でお金がバンバン飛びがちなのがうまく織り込まれた「あるある」ネタです。
VRChatのシステム的な部分、人間関係、文化などがたっぷり盛り込まれたこの大喜利。VRChatのサブカルチャー的文化が少しでも分かる人は、特にオススメしたい内容です。

【でんきいす】漫談「Vketの話」【2026年7月14日】#Vket2026Summer

Vket2026Summerのパラリアルブロードウェイで行われた、VRCお笑い道場のネタがアップされています。トップバッターを飾ったのはでんきいす。Vketの魅力を語るネタ、のはずなのですが…?

Vketについて、ちょっと…かなり反則気味なネタで観客を笑わせていました。バーチャルであることを活かしたお笑いの見せ方、と言えるでしょう。生で行われたネタのアーカイブなので、漫談中については編集などは入っていないはずです。是非生で観てみたい、と感じさせるだけの笑わせるパワーがあります。
その他にもVRCお笑い道場のVket特別公演として、さぬきUDONの漫才「タイムスリップ」、オーダマンの落語「あくび指南」、などもアップされています。
VRCお笑い道場は月二回ペースで公演を行っており、そのときのネタの録画がチャンネルに多数アップされています。VRChat上でのお笑いの見せ方に興味がある方は是非チェックしてみてください。

【 3D 】新曲レコーディング全編生放送⁉️🎙ディレクション神田ジョンさん🎸 #ウタノライブ 【 ハッピーエンドの先まで 】

白玖ウタノが、新曲のレコーディングの様子を、ディレクションの様子まで含めて全編公開生放送するというかなり珍しい配信を行っています。収録しているのは「ハッピーエンドの先まで」という作詞・白玖ウタノ、作曲・白玖ウタノと神田ジョン(PENGUIN RESEARCH)による新曲。ディレクションは神田ジョンです。曲は11月11日発売の1stアルバム「LINK!!」に収録されます。

最初の時点からボーカルがすっかり仕上がっていた白玖ウタノ。収録する中でディレクションを取り入れながらどんどん良くなっていく様子が観られます。神田ジョンのディレクションはとても丁寧で、いいところを褒めていきながら的確にポイントを抜き出し、指摘することで良いものを作り上げているのがわかります。なかなか見られないレコーディングの現場を生で見られる、貴重な機会になりました。
概要欄を見ると今回の収録では私服で行うスーツレス3Dを使用しているとのことです。撮影は数多くのVTuberの3DMV撮影や3Dライブ配信の実績があるNinninStudioで行われています。スタジオ設備の項目を見るとCaptury Optitrackカメラを使用しているようです。私服でも撮影が可能という便利なシステムです。マイクの位置などにはかなり気を使っていたようですが、歌っているときの力の入り方や指一本一歩の動きなどまで、かなりスムーズにキャプチャできているのが分かります。新しい3Dモーションキャプチャの見せ方のスタイルとして、注目したい一本でもあります。

【#にじ甲2026】にじさんじサイレン甲子園2026世界大会【奇声と奇想の祭典】

夏といえばこれが欠かせない! ジョー・力一とエリー・コニファー共同主催による「にじさんじサイレン甲子園」が今年も開催されました。解説はクララ・チャームウッドです。
2020年からスタートし、ついに7回目になるこの大会。夏の大規模イベントである「にじさんじ甲子園」に合わせて行われているもので、サイレンの声マネをしよう、という企画です。協賛までついており、ジョー・力一本人も驚いているとのこと。

自分の声を使ったサイレンのものまねでさえあれば、あとは何をやってもOKというレギュレーションなので、野球と関係あるかどうかは全く問われていません。非常に自由にサイレンをアレンジし、自身の個性に落とし込んでいるものばかり。「奇声と奇想の祭典」というサブタイトルの通り、高らかなサイレンモノマネをいかに一分間で面白く見せるか、にじさんじライバーたちの手によって試行錯誤されています。
「世界大会」になってから海外ライバーの参加が一気に増え、今年もENや元ID・KRの面々が多数参加しています。みんな凝ったネタを披露していますが、主軸になるモノマネ自体は極めてシンプルなので「甲子園のサイレン」という日本の風物詩を知らなくても楽しめるのがこのお祭りのうまい部分でもあります。と同時に、声量・声質・発生技術が問われるサイレンのモノマネを聴けば、その人の歌の上手さまで感じられるのもポイント。サイレンで気に入ったVTuberがいたら、その人がチャンネルでやっている歌枠などを探してみるのもオススメの楽しみ方のひとつです。

到着するまで暇だからわたしが上海行った話きいてよ

しぐれういが行ったのは、上海に行った時の話をする感想配信。ただ、普段の配信とは雰囲気が違います。まるで隣の席に座ったしぐれういが、楽しそうに話しかけてくれているかのような画面構成がなされています。

今回の配信では、飛行機の音が入っていたり、影が背景に映り込んでいたりと、かなり飛行機内の再現度が高く、生々しい雰囲気があります。また配信内で紹介されている上海での写真にはしぐれういも映り込んでおり、存在感を強く感じさせます。
以前から放課後の学校、チェーンをかけたドアの向こう側、インターホンのカメラ越し、学校帰りのバス、夜の歩道橋の上、夏の日の海辺のバス停、窓の向こう側、パソコンの中など多様な場所から配信を行っており、シチュエーションづくりに定評があるしぐれうい。効果音や画面構成(パソコンの中から話しかけている場合は、メモ書きが付箋としてディスプレイに貼られるなど)にもこだわりがあり、実際にそのシチュエーションを体験しているかのような感覚をバーチャルに味わえるのが特長です。今回の飛行機内の再現もそうですが、しっかりと作り込まれた世界観の中でしぐれういと一対一でおしゃべりしているような、不思議な感覚を味あわせてくれる配信が多々ありますので、アーカイブで是非チェックしてみてください。

【コラボ 凸ゲストあり】アイとたまきの怪談Vトーク2026 夏【キズナアイ / 犬山たまき】

キズナアイと犬山たまきが行ったのは「怪談Vトーク2026 夏」と題した、VTuberによる怪談トーク特番でした。ガチの怪談から、人間関係の怖い話まで、バラエティ豊かな「怖い」話ぞろいです。

ゲストとして怪談を披露するのは、天開司、柘榴シロ、春雨麗女、稲荷いろは、レグルシュ・ライオンハート、花京院ちえり、ぽんぽこの7名。それぞれが腕によりをかけて、怪談話を披露しています。いずれもかなりまっすぐに怖い話ぞろいなのですが、ぽんぽこは登場しただけでふたりが吹き出してしまうというハプニングもありました。彼女がどんな怖い話をしたのかは見て確かめてみてください、期待に反しない、ぽんぽこらしい内容でホッとさせてくれます。
ところどころで二人が笑いをこらえたりするのも含め、カジュアルに楽しめる見やすい内容になっていますが、本当に怖い話が多々ありますので見る際はご注意ください。心霊系も、人間の怖い話も、洒落にならないゾクッと感があります。
司会進行慣れしている二人ならではの安定感も見逃せないポイントです。人間たちの怖い話に興味津々になるバーチャル空間のキズナアイ、フォローをうまく入れつつ立ち回って話題を盛り上げる犬山たまき、ふたりの相性の良さが見て取れる内容になっています。

企画 │ 女子と仲良くなれたかも委員会

主に学生時代の、人生の酸っぱさと苦みを引き出すのがうまいエモの伝道師・卯月コウ。彼は今回、あのときこうやっていれば女子と仲良くなれたかもしれない、という後悔を視聴者からお便りで募集しました。

「仲良くなれたかも」なので、お便りはほとんどがバッドエンドです。仲良くなれなかったどころじゃなく、コミュニケーション上での会話ミスに対して苦悩するような話題も多々あります。そして、こういう話題であるからこそなのか、文豪とも言えるような味のある文章が多数集まっています。
それらのブルース感たっぷりな文章を読みながら、つっこみや指摘、分析を交えて語っていく卯月コウの手腕が見事。ラジオパーソナリティさながらに、文章の向こうにある投稿者たちの人生をすくい上げています。こうすることでコメント欄にも共感が生まれ、まさに「委員会」といった様相。放課後にみんなで教室の隅に集まって、頭を近づけながらクラスメイトのことをひそひそ話をするような楽しさが生まれています。
チャット欄では、お便りの内容と卯月コウのトークを聴きながら笑う人もいれば、「俺こいつのこと笑えない」という共感で痛みを反芻する人も見られます。痛みや哀しみから生まれるエモーショナルを増幅させ、みんなで共有しながらエンタメとして確立させることができるのが、卯月コウという配信者です。

おつかれベイビーズ – 低気圧的アーツ【MV】

ナナメ、レグナ、桜葉どらいぶ、樫野創音、鷹森ツヅルというバーチャルYouTuber5人の音楽プロジェクト・おつかれベイビーズによる「低気圧的アーツ」のMVが公開されました。曲は1stアルバム「旅の栞」に収録されています。作詞作曲は鷹森ツヅルです、

どうにもならない悪いことばかり重なって、しかも外は土砂降り、もう何度目の「おやすみ」かもわからない、という低気圧真っ只中な憂鬱な状況が続いているようです。そんな中でコスパを無視して、うたた寝しながら心と体を休めていく姿が描かれます。まるで聴く人に向けて、自分のペースで休もうと優しく話しかけてくれているかのよう。
バスドラムのずらしたリズムと、スウィングするベース、2本のギターのハーモニーが横揺れのグルーヴ感を生んでいるのが印象的です。柔らかなボーカルが耳に入ってくるときの心地の良さが抜群によく、表現されている憂鬱感と前向きな姿勢がすんなりと受け止めやすくなっているのも特徴的。心身が重たくなる日に聴けば、ゆったり休もうと励ましてくれる歌詞が心にすーっと入ってくるはずです。
Live2Dで描かれる細やかなアニメーションも必見です。特に後半、一旦演奏が止まって雨音が入り、メロディが戻ってくるときにはっと目を覚ます様子の描写はとても繊細で、観ていると思いがシンクロしてしまいそう。憂鬱な日にこそ、時間のことは一回忘れて、体をソファーに預けながら観たいMVに仕上がっています。

【MV】ちゅいんくる・ぷりんせす/星川サラ【オリジナル曲】

恋に恋する女の子はとことんかわいくて、見ているとハッピーのお裾分けをもらえます。星川サラのオリジナル新曲MV「ちゅいんくる・ぷりんせす」が公開されました。歌詞の一部は星川サラ自身が担当しています。

入りの「ときめいていないと死んじゃうの」の一言がこの曲の主軸を上手く表しています。恋をしている女の子が自分に磨きをかけて、どんどんかわいさを増していくもの。恋に恋することでかわいさを高め、パワーアップして自信につながっていく様子が「それでも恋する自分が好き」や「こんな子他にいないぞ」という歌詞に込められているかのようです。
そんな恋する女の子のかわいらしさが詰め込まれたマンガ形式のMVは、少女漫画風の胸キュンストーリーになっています。描かれているのは、ひとりのメガネの男の子に向けた好意を結実させるため、自分磨きに余念がない健気な姿。まさに恋のときめきが人を成長させていく姿が観られて、心が温かくなります。
学生時代の青春を全力で駆け抜けるかのごとく、スピード感が心地よいハッピーチューン。星川サラのポジティブで心底楽しそうな歌声はとてもキュートで、聴いていて元気をもらえます。コールを入れやすい曲に仕上がっているので、ライブで披露された際には歌詞にあわせて「きゅんきゅん!」「かわいい!」と叫びたくなること間違いなしの一曲です。

【MV】絶対♡しーくれっと!! / Chill+L’aile | ちるれる

3Dライブを目指すにじさんじのアイドルユニットChill+L’aile(ちるれる)の、初のオリジナル曲MV「絶対♡しーくれっと!!」が公開されています。Chill+L’aileはアルス・アルマル、える、ラトナ・プティ、竜胆尊の4人からなるユニットで、2025年5月から活動中。今作の作詞作編曲は同じにじさんじの弦月藤士郎で、2026年1月25日の3Dライブで初お披露目された楽曲です。

4つ打ちのリズムとキラキラとした電子音が爽快感にあふれており、何かが始まりそうなワクワクを感じさせてくれます。サビの「A・B・しーくれっと!!」や、韻を踏んだ「すろーもーしょん」「えもーしょん」「あでぃくしょん」「のんふぃくしょん」などの言葉遊びも軽快で、聴いていて楽しくなる構成が随所に仕組まれているのも魅力的です。
恋心が上手く伝わらないもどかしさが、4人のアイドル感抜群の歌声で歌い上げられています。4人の歌声はソロパートでしっかりそれぞれの個性を出していますが、同時に揃うところではピタッときれいなハーモニーになっており、ぐっと心を惹きつけてくれます。かわいさを魅せる歌の実力が感じられる作品として見事に仕上がっています。
もう既に配信3Dライブでのお披露目はされていますが、このキラキラとした楽曲を現地ライブで観たいという声もあがっていました。4人の歌とダンスにあわせて、ペンライトを力いっぱい振りたくなる一曲です。

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