「VRChat」では、友人と遊べるゲームワールドから、ゆっくりするのに最適な風景系ワールドまで、様々なコンテンツが日夜公開されています。本連載では、膨大なワールドの中から、特に“映える”ワールドをピックアップしてお伝えします。
今回紹介するのは、近未来SFのエッセンスが詰め込まれたチルワールド「CITY POCKET」です。
「CITY POCKET」は、「VRChat」向けの武器ギミックなどを作っているクリエイターのSA-ichiさんが制作したワールド。SA-ichiさんは、怪異が世界に実在するという“世界観妄想”を織り込んだ商品をBOOTHで展開しており、本ワールドもその世界観を反映した、隠れ家的な一室となっています。
世界観妄想Ver2.0
あくまで俺が勝手に言ってるだけなので、この世界観に沿わなきゃダメとかでは全くないです!!自由にやっちゃってください#サイチの物置小屋 pic.twitter.com/96vvSiVt25— SA-ichiの物置小屋 (@SA_ichi_20) May 23, 2026
「CITY POCKET」は、東京のとある場所にある部屋で、念入りな認識阻害術式により秘匿された“エアポケット”という設定。入ってみると、まず目の前には「浄化中」という注意看板が置かれています。描かれているマークを見る限り、怪異が発生した際の後始末のときに使う物品なのでしょう。
また横を見ると、東京都内のエーテル数値を示す観測パネルがあります。この世界の怪異はエーテルという超常エネルギーを通じて現実に干渉するとされており、東京も過去に大きな被害を受けました。そういった歴史を経てこういったエーテルの観測網が設置されたとのこと。パネルを見てみると、東京全体としてのエーテル値は平常レベルですが、新黒川地区には注意報が発令されているようです。
部屋の中心は、リビング兼作戦会議室のようになっており、さながら秘密基地のよう。ソファーで一休みしつつ、怪異への対策を“練れる”場となっています。カッコいい……。
ホワイトボードには「黄昏戦線」作戦の詳細が描かれており、「最初のシ者」や禁術「ヒガンワタシ」を防ぐため、どういった場所に展開するかといった調整が行われている模様。
ニュース記事の切り抜きや掲示板の書き込みなども貼られており、各方面で情報収集をしていることが伺えます。またケースには輸血バッグらしき装備も収納されてますが、これは明日の作戦で持ち出すということなのでしょう。
「CITY POCKET」は、基地の中にあるものから世界観に浸ったり、シンプルにリラックスしたりもできるワールドです。ホワイトボード以外にも、付箋に書かれたメモ書きや日記が部屋のあちこちに散りばめられており、どういった面々がこの一室を使用していたのか、考察したくなってしまいます。
なお、ワールドの各所にはSA-ichiさんが手がけた武器類も展示されており、ケースに埋め込まれているBOOTHボタンを押すとストアのURLが表示されるようになっています。
「CITY POCKET」で、怪異が存在する東京の日常とその裏側を見てみませんか?
執筆:井文








