近畿大学総合社会学部教授の岡本健氏は7月17日、VTuberの認知や受容について調査した論文を大学のリポジトリで公開しました。論文のタイトルは「VTuberは人々にどのように認知・受容されているのか―2024年度に実施した大学生へのアンケート調査の結果から―」です。
岡本氏は博士(観光学)で、VTuber「ゾンビ先生」としても活動しています。アニメ聖地巡礼やゾンビ、アナログ・デジタルゲームなどを研究テーマとしており、『大学で学ぶゾンビ学』(扶桑社新書)や『巡礼ビジネス』(KADOKAWA)などの著書があります。VTuberの研究も近年注力しており、岩波書店の書籍「VTuber学」にも携わっています。
論文は近畿大学総合社会学部紀要「総社る」第14巻2号の59~68ページに掲載されました。同誌の発行日は2026年3月31日です。調査は2024年度、関西圏にある大規模私立大学2校の学生を対象に実施されました。
調査結果からは、VTuberの認知度と受容度に差があることが明らかに。VTuberを具体的に認知している大学生は7割を超える一方、実際に動画や配信を視聴している大学生は3割に届きませんでした。論文ではVTuberが新型コロナウイルスの流行時に広く知られるようになったかどうかについても考察しています。また論文では、認知について「抽象的認知」と「具体的認知」の2種類があるとしており、受容についても「通常の受容」と「積極的受容」の2種類に分けられると指摘しています。
論文はインターネット上で無料公開されており、誰でもダウンロードできます。
【VTuber論文でました‼️】
VTuber関連の論文が
リポジトリで無料で
ダウンロードできるように
なりました!!!《こんな内容です》
🟣VTuberはコロナ禍中に知られるようになった?
🟢VTuberを具体的に名前を知っているレベルで認知している大学生は7割超え… pic.twitter.com/L0h7YWjjpP— 岡本健@『VTuber学』(岩波書店)Vtuber「ゾンビ先生」 (@animemitarou) July 22, 2026
参考
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2004528
https://www.youtube.com/channel/UC2j66tHGA-Luyt5sF3cg6XA
