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VTuber 2026.04.06

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~4月3日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

【ワンモデ】Blender初心者を混ぜて担当を分けて1時間で合体ロボを作ってみた

朝起きたら怪獣が!このままでは町が危ない、残された時間は1時間…! というわけで1時間でBlenderを使って各々が巨大ロボのパーツを担当して制作、組み合わせたらどんなロボットになるのか、という3Dクリエイターたちならではの動画が公開されました。参加したメンバーこと「朝活戦隊起キルンジャー」のメンバーは、衛星ライト、イルノカナ、最古之マヌル、桜和あゐの、ミヤコの5人です。

全員Blenderを使って3Dモデリングできるという時点ですごいのですが、プロとしてモデリングの仕事を請け負っているメンツから、Blender歴3日という初心者まで混ざっているのが今回の企画の面白いところ。技術面のみならず、各々のセンスがむき出しになっているので方向性はバラバラ。ですが、合体したとき意外にもしっかりかっこいい合体ロボになっているのも見どころ。
全員がこれを1時間で作ったということ、朝活の一環として制作していること、「起キルンジャー」のヘルメットはしっかり時間をかけてつくるほど手が込んだ下準備がされていることなど、企画をエンタメとして見せるバランスがうまいのは見どころのひとつです。決まった時間内でモデリングするからこそ生まれる工夫なども見ることができる、クリエイターだからできるお遊び動画として見られる楽しい一本。制作過程自体も見ていてかなり興味深いものがあるので、是非「起キルンジャー」にはまたくじ引きで交代した上で、別のなにかをBlenderで生み出して欲しいところです。

『4月1日』リアルアクション動画『出現!迫りくる邪念獣!』

普段は3Dアバターを用いたアクションやダンス動画をアップしている神楽もい。エイプリルフールということで今回はリアルのアクション動画をアップしています。

ニチアサのヒーローものさながらの豪快なアクション、かっこいいデザインのヒーロースーツ、画面を彩る激しいエフェクト、派手さを感じさせてくれるこだわりの画面アングルなど、かなり巧みに撮影されており、エイプリルフールだけではもったいない、もっと続きが見たい!と感じさせてくれる一本になっています。

VRアバターでの動きを追求している神楽もいは、様々なスタイルのアニメーション動画をアップしています。中でも目を引くのはヒーローものや武器戦闘もののアクション動画。華麗さ満点のムーブを研究しつくし、それをビシッと決める見事な立ち回りでVRアニメーションを見せてくれます。
特に機敏すぎる動きをよりかっこよく魅せるための、間のとり方が絶妙です。アクションシーンをVRで演出するために、どう動いたら目を引くのか、どうカットをつなげたら心を動かすのかがしっかり計算されています。
VR技術と動画編集技術、そして高い身体能力がそろったことで作られた、心を掴んでくるアクション動画の数々、是非チェックしてみてください。

花畑チャイカ新3D衣装お披露目配信 別次元からの侵略者!世界の平和は俺が守護る!チャイカアーマー出撃!

ヒーローショーにいたはずの花畑チャイカ。ところがその最中に本当のヴィランとしてジョー・力一が登場。逃げ出してしまうも本当の危機が迫っていることに気付かされてしまいます。そして花畑チャイカは、チャイカアーマーをまとい、戦うことを決意します…。
花畑チャイカの新3Dお披露目会は、笑いありエモありアクションありの、非常に高いクオリティのヒーロー映像作品になっていました。

2Dのときはネタ色の強かった、ヒーロー姿のチャイカアーマーですが、今回のかっこよさは本物。長尾景やその手下とのバトルシーンでの立ち回りは本格的で、殺陣の動きもしっかり行われています。
特にラスボスであるジョー・力一とのバトルは必見。ウイングが飛び出すギミック、巨大化するジョー・力一、ラストの一騎打ちなど見どころ満載です。VTuberのアクションライブ映像として実験的要素も多く盛り込まれており、かなり見応えがあります。
加えて、花畑チャイカらしいコント要素も盛りだくさん。襲いかかってくるルンルンとの攻防、石神のぞみの運転する車の中でのショートコント的会話など、細かいポイントで笑いをうまく混ぜています。特にメインで登場するひとり、リゼ・ヘルエスタとのやりとりは、今まで花畑チャイカがネタにしてきた題材がたくさんでてくるので、ファンにはたまらないものがあるはずです。
物語部分とアクション部分がしっかりしているのでそれだけで演劇作品として見応えがあるのですが、「デッドプール」のように視聴者へ向けてのトークもしばしば交えられているのも、花畑チャイカ演出ならでは。花畑チャイカのサービス精神とエンタメへのこだわりがぎっちりつまった1時間でした。

【テレビ同時放送】「#アイマックスTV」~今 聴きたい!アイドル曲SP~【アイドルマスター】

VTuberの動画ではありませんが、現実とバーチャルとフィクション(キャラクター)の境界線を無くして「アイドルマスター」の世界観でつないだ一本なのでご紹介させていただきます。
今週もやってきた「愛♡MAX!!!TV」の第20回!…という体で、TOKYO MXとYouTubeで配信されたこの番組、実際は毎週やっているわけではない単発企画です。「アイドルマスターシンデレラガールズ」の夢見りあむと「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の三峰結華のふたりが進行役となり、「今 聴きたい!アイドル曲SP」として「アイドルマスター」シリーズの楽曲を紹介する体裁のバラエティ番組的な内容になっています。
アニメ内でアイドルたちの出演していた架空の番組を再現するのは「アイドルマスター」のお家芸。今回も映像自体は「キャラクター」の物語の一環なので、アニメ作中のどこか1話を見ている感じで鑑賞することもできるとは思います。

ただ今回は、キャラクターたちが「実在するアイドル」であるかのように紹介されている形式なのが大きなポイント。その他のトピックやショートコーナーも含め、「アイドルマスター」シリーズの世界観の中で起きていることを「現実」と捉えて、この番組は構成されています。

彼女たちは現実世界では「キャラクター」でありつつも、れっきとした「アイドル」であるのも事実。先日行われたキャラクターライブ(声優本人が出演するのではなく、キャラクターアバターを用いてライブをするスタイル)「876プロフェス」や「CINDERELLA GIRLS fes.」などの現実の映像も多数用いられているため、「みんなが応援するアイドルを紹介する」という点では、フィクションを越えた「事実」としての記録映像にもなっています。
途中に入るCMもほとんどが「アイドルマスター」世界のパロディCMになっている芸の細かさ。かと思えば星井美希が出演するSHARPの本物のVR機器のCMも混じっていて、境界線は意図的に曖昧にされています。

番組全体は、実際には存在しないテレビ番組を模したフィクション、というスタイルではあるので、フェイクドキュメンタリー形式なのは間違いないです。ですが「アイドルマスターのアイドルは、現実にアイドルである」というのを伝えようとする、強い意思も根底に感じられるこの番組、キャラクターが人物として「実在」していく過程を見ているかのようです。

SHARPのVRグラス「Xrostella VR1」で星井美希がCMの撮影している様子を記録したメイキング映像も公開されています。彼女がその場にいたとしか思えないような現場の空気感。いえ、ある意味もうスタッフの中で彼女は「実在」しているのでしょう。

【#BIG3】3Dバラエティ新番組!知的教育番組?!BIG3といっしょ!【ホロライブ】

大空スバル、白銀ノエル、雪花ラミィの3人「BIG3」による知的教育番組「BIG3といっしょ!」が公開されました。エイプリルフール企画ではありますが、内容はしっかり科学を学べるもの。ユニークな実験で有名な科学者のでんじろう先生を招いて、液体窒素を用いたバズーカ砲や、声を使った火消しチャレンジなど、様々な実験に挑むことで、科学の面白さを伝える内容になっています。

実験そのものも面白いのですが、実際にやっている科学実験の様子(リアル)と、BIG3である3人がバーチャルの姿で挑んでいる様子が融合している映像づくりはかなり興味深いものがあります。特に粉塵燃焼の実験ではバーチャルな姿の大空スバルが吹くのにあわせて、しっかり現実の粉がリアルで爆発する様子を見ることができます。
その他の実験でも、バーチャルの世界から現実の世界に干渉して、実験をしているように見える表現が多数。しかも現実の世界での実験結果が、バーチャルの世界でも反映されている手法が取られているのが見られます。撮影の仕方は明らかになっていませんが、XR技術としても実験的な挑戦をしているのが感じられる内容になっています。

 

この配信はチャリティ企画になっており、配信中のスーパーチャットの収益全額が、国立成育医療研究センターへ寄付されることが事前に発表されていました。もともと幼い頃に心臓の病気で入院していた大空スバルが、「いつか自分にできる形で、同じように病気と向き合っている子どもたちの力になりたい」という思いで企画したもの、とのことです。

樋口楓「響鳴 (1M Sub Ver.) 」Music Video

一応エイプリルフール企画ではあるのですが、ここまで作り上げてしまったらもう本物です。4月1日、樋口楓は自身の楽曲「響鳴」が漫画家・久米田康治によって漫画化され、連載開始、というネタをアップ。その後即打ち切り、というオチがつきました。ここまではまだエイプリルフールのネタとしてわかります。

 

ところがその後アップされた「響鳴 (1M Sub Ver.) 」のMVでは、本当に久米田康治が「響鳴」の歌詞を自己解釈した漫画まるまる一本描きおろししていたからびっくり。樋口楓ファンはもちろん、久米田康治ファンの間からも、完全新作を思いもよらぬ形で見られたことで喜びの声があがっているのも見られました。

元々ソリッドな作風で人気の久米田康治ですが、今回改めて樋口楓「響鳴」の歌詞を、ある意味において忠実に再現した結果、丸くなるどころかより尖った内容になっているのも見どころ。かなりネタ的にはギリギリなシーンも、あくまでも歌詞の解釈として登場しており、久米田康治節全開です。と同時にサービス精神も旺盛。作中に登場する樋口楓が、ものすごくたくさんのコスチュームで登場しているのは、彼女のファンには嬉しいところでしょう。

今回のMVはブラックユーモア多めで笑える一作になってはいるのですが、元々樋口楓が久米田康治作品を大きくリスペクトし続けてきていたことや、Lantisからメジャーデビューする前の2018年に作られた「響鳴」がこのような形で新たな命を吹き込まれたということを考えると、ファンには感慨深いものがあると思います。
さらには「響鳴」で結成された”Deroon 5”がアルバム「PLATFORM」のリリースにあわせて再結成されるとのこと。彼女にとってもファンにとっても、今回のMVはいろいろな意味で、大切なマイルストーン的な一本になりそうです。

色彩の共鳴 / Vo. VOMS Project

VOMS Projectの6人、緋笠トモシカ、羽渦ミウネル、大門地リューゴン、善額サンパロー、植峰ノルジュ、未知又バトヤによる合唱曲「色彩の共鳴」のMVが公開されました。曲と画はVOMS Projectの創始者GYARI本人によるものです。

それぞれ独自の異なる「色」がはっきりとしている6人。彼らを象徴するかのように「炎の赤も 森の緑も 空の青さも 君と同じさ」と歌われているのが印象的です。それらの色について「心から滲み出た 確かな感情を 忘れないで」と歌っているのは、彼らの個性的な生き方そのものを示しているかのようでもあり、同時に聞く人の多様な姿をまっすぐに肯定してくれるかのようでもあります。
6人の個性的な声が多層的に重なり合うことで、音に広がりがあるのが特長のこの楽曲、まさにVOMSの今の様子をそのまま表しているかのようです。「ありのままの自分を 信じたいんだ くだらない歌をただ 歌ってたいんだ」というパートは、彼らの日々の配信から感じられる、良い意味でのいつもどおり、素の姿を思い起こさせます。
グループとしての歩みは、必ず積み重ねとなります。見ていたファンとの時間も大切な記憶として残ります。配信者グループVOMS Projectの絆と、彼らを見ていたリスナーとのつながりが、大切な煌めきであることを感じさせてくれる、温かい一曲です。

晴れと褻 / 甲斐田晴【オリジナル曲】

晴れやかな天気の日の空気そのもののような歌声が、心を快晴にしてくれる一曲です。「NNN ストレイトニュース」 ウェザーテーマでも使用されている甲斐田晴のオリジナル曲MV「晴れと褻」が公開されました。

2020年4月4日に初配信を行い、6年間活動を続けてきた彼。活動の中にはまさに「ハレ」と「ケ」の両方がたくさん詰まっていたことでしょう。それら両方の時間をリスナーたちと共に過ごしてきた彼は「共に水をやって 次第に色づいていた あなたと共に育てた花だ」と歌います。この花が何を指すのかは明示されてはいませんが、もしかしたらそれはリスナーとともに育ってきた甲斐田晴という人物そのものかもしれませんし、彼の歌のことかもしれません。もしかしたらもっと抽象的で、でも誰もが感じている大切ななにかかもしれません。
「どんな感情さえ 与えられしものならば あなたとひとつずつ知りたい」と歌う彼の歌声は、一切の淀み無く透き通っています。心から「あなた」と共にこれからも歩み続けたいと願う思いがひしひしと伝わってくるこの一曲。甲斐田晴からファンへの、真剣でまっすぐなラブソングのようにすら感じられます。

アゲアゲパニック / 赤見かるび【MV】

これは是非ライブでコールを入れまくりたい、まさにアゲアゲな一曲! 赤見かるびのオリジナル曲MV「アゲアゲパニック」は、ノリも景気もいいメロディと、豪快な食欲描写と、映像の音ハメが気持ちいいMV。気分を最高潮まで盛り上げてくれるアッパー楽曲です。

赤見かるびの明るい性格を、作詞作曲のビートまりおとまろんが見事にキャラクターソング的に調理。豪放磊落な彼女の魅力を、常時エキサイト状態な楽曲で表現しています。
油で「揚げる」ことを筆頭に、狼煙も雄叫びもテンションも、いろいろな意味の「アゲる」ワードを、まさに腹の底から出るような力強い歌声で歌う赤見かるび。もりもり食べるのみならず油までごくごく飲んで、「ちゃんと食え!」と叱咤激励までしてくれます。胃もたれなんて感じさせないこのパワー。聞いた人の心を100%アゲてくれる、カンフル剤的なキラーチューンになっています。

【 Original 】青藍スターライト / 百瑠璃せいらん【 #Vtuber 】

先日3Dお披露目を行い、夢をひとつ叶えた百瑠璃せいらん。そんな彼女の新曲オリジナルMV「青藍スターライト」は、3D化プロジェクトのストレッチゴール達成で作られた作品です。

タイトルの、そして本人の名前にあるとおりの、「青藍」な青空のように澄み渡る歌声は伸びやかで爽快。聞いていて心がすっきりとさせられる晴れやかさがあります。
「夢は夢のまま終わらない 言葉はただの飾りじゃない」「君と語り合う夢のすべて そのすべてはきっと叶うから」と歌うその声は力強く、自身の今までの歩みをしっかり噛み締めつつ、ファンに対してもエールを送っているかのようです。
夢と希望にあふれるかのような歌声が印象的なこのポップチューン。聞いていると彼女の前向きさに刺激されて、ポジティブな気持ちが湧き上がってくるはずです。

【original anime MV】管制塔より / 博衣こより(Official)

博衣こよりの新作オリジナル曲「管制塔より」に、巡宙艦ボンタによる物語調のアニメーションがついたMVが公開されました。
「誰にも届かない光を どうしたら、伝えられるのでしょう どうしても、伝えたいよ」という歌詞には、ラジオのリスナーだった少女が、世界に声を届けたいと強く願った様子が描かれており、これを博衣こよりが感情たっぷりに熱唱。「夢ってもっと わがままだったでしょう」と歌うその声はまるで、心からの叫びのよう。エモーショナルな響きのギターロックのメロディにあわせ、彼女の歌声は見る人の感情を揺さぶってきます。特に何かを発信したい人、クリエイティブな活動をしている人には、ラストの「世界(あなた)を明かしてやる」の決意に満ちた歌い方は、心に刺さるものがあるかもしれません。

アニメーションパートはそんな少女の物語を博衣こよりに当てはめ、さらに大きく発想を広げたSF作品として仕上げられています。
鉱石ラジオを聞いていた博衣こより。ある日見つけたのは、小さな地球のような物体。そこには文明を持ち始める人類(もふこよ(博衣こよりの別形態)と助手くん(ファンネーム)?)のような存在たちが息づいていたのです。しかしこれを調べて発表したことで、世間はそれを奪おうと彼女を狙い始めるようになってしまいます…。
ラストはかなり意外な展開になっているので、是非最後まで見て確かめてみてください。この展開もまた、見る人によっていろいろな解釈ができるものになっていますが、もしかしたら博衣こよりが歩んできた中で感じた「救い」の形が描かれているのかもしれません。

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