2月27日、川野車人形保存会は奥多摩町町制施行70周年記念事業として、WebARアプリ「小河内タイムレンズ」をリリースしました。
このアプリは、1957年の小河内ダム完成によって奥多摩湖の湖底に沈んだ小河内村の風景をAR技術で現代に再現するものです。スマートフォンのGPSとコンパス機能を活用し、現在の湖の風景に重ねてかつての村の姿を表示します。利用は無料で、ダウンロードも不要。スマートフォンとインターネット環境があれば、誰でも起動できます。現地の奥多摩湖周辺では、3Dモードによる体験も楽しめます。
アプリ内には旧小河内村と現在の奥多摩湖周辺の地図を重ね合わせた表示、特集スポット約100箇所、当時の写真資料、地元住民へのインタビュー映像、地域に伝わる民話の撮り下ろし音声などが収録されています。
開発中には、記録的な渇水により小河内ダムの貯水率が40%を下回る事態が発生。湖底から69年前に沈んだ村の一部が姿を現しました。ダム建設時に稼働していた砕石場の遺構などが目視できる状態となり、アプリが目指す「失われた村の可視化」が現実の風景として現れました。
開発は奥多摩町の地元住民を中心としたチームが担いました。母体となった川野車人形保存会は、小河内地域に伝わる国指定重要無形民俗文化財「川野車人形」の継承活動を行う団体です。地元出身者のほか移住メンバーも加わり、70周年記念事業部として制作にあたりました。
アプリは以下のURLから利用できます。 https://code-for-okutama.github.io/ogouchi-time-lens/
アプリ概要
| 名称 | 小河内タイムレンズ |
| 公開日 | 2026年2月27日(金) |
| 料金 | 無料 |
| 利用場所 | どこでも(3Dモードは奥多摩湖周辺のみ) |
| アプリURL | https://code-for-okutama.github.io/ogouchi-time-lens/ |
| 公式サイト | https://code-for-okutama.github.io/ogouchi-time-lens-web/ |
参考
先方提供資料
もぐら関連記事

