ジンテクス工房は、磁気トラッキング方式を採用したハンドトラッキングデバイス「ELXTracking」を発表しました。本製品はSteamVRに対応し、外部トラッカーや拡張コントローラとの連携が可能です。磁気方式のためドリフト(※意図しない挙動)が発生せず、手や物体による遮蔽の影響を受けにくく、周囲の磁気ノイズにも強い特性を持ちます。
「ELXTracking」は、各指の付け根や関節の動きを個別に検出し、細かな手の動きを再現可能です。拡張コントローラを装着すれば、SteamVRでの入力操作にも対応。ジョイスティックやA/X・B/Yボタン、システムボタン、Trigger、Grip入力が利用できます。グローブを両手にはめない設計のため蒸れにくく、スライド固定式のため装着や取り外しも容易です。なお、拡張コントローラは本体とのセット使用が前提であり、単体では動作しません。
本デバイスには2種類のプレイモードが用意されています。「外部トラッカー+拡張コントローラモード」では、Tundra TrackerやVIVEトラッカー、Meta Quest、PICO4コントローラなどの外部トラッキングデバイスと連携します。これにより、SteamVR環境で高精度なハンドトラッキングが可能になります。
VRChatやResoniteなどのSkeltal Input対応アプリでは、指の開閉や関節の動きを個別に認識します。SteamVR対応の各種HMDのほか、Virtual DesktopやSteam Link、Quest Linkによる接続にも対応しています。なお、拡張コントローラはTRRS(4極)ケーブルで接続し、市販の延長ケーブルにも対応しますが、通信安定性の観点から50cm程度が限界とされています。
もう一つの「Yubitora+モード」では、QuestまたはPicoコントローラにELXTrackingを取り付けて使用します。このモードでは外部トラッカーを使わず、コントローラの位置トラッキングと指の動作検出を統合してSteamVRで利用できます。ただし、Skeltal Input非対応のアプリでは指の曲げ動作のみを検出し、指の開閉には対応しません。
ELXTrackingは現在予約セール販売が開始されています。フルセットは76,500円(通常価格85,000円)、拡張コントローラ無しの左右セットは64,800円(通常価格72,000円)、拡張コントローラのみの左右セットは11,700円(通常価格13,000円)です。
発送は2026年2月下旬を予定しており、販売地域は日本国内に限定されています。
参考
https://xintechs-koubou.com/pages/elxtracking
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