MetaはQuest向けのTVアプリを刷新しました。従来は「Oculus TV」や「Meta Quest TV」と呼ばれており、ユーザーがアップロードした180度や360度動画を中心に展開していました。新しいTVアプリは、フラットスクリーンの映像と没入型コンテンツを一つの場で扱う総合的なハブとして再構築されています。Amazon Prime VideoやTwitchなど、一般的なストリーミング映像に重点を置く点も特徴です。

(Meta の新しいHorizon OS TV アプリの模擬スクリーンショット。)
Metaは今年、プラットフォームのクリエイターに対し、アップロード動画を9月22日に削除すると通知しました。これまでの動画は利用できなくなり、YouTubeへの移行が推奨されています。刷新されたアプリは新しいデザインを採用し、「Home」「Movies」「TV Shows」「Immersive」「Sports」「Music」「Watchlist」の7つの主要タブを備えています。「Movies」と「TV Shows」タブではPrime VideoやPeacockの作品が紹介されますが、アプリ内で再生はされず、各サービスへ誘導する仕組みです。

(Meta の新しいHorizon OS TV アプリの模擬スクリーンショット。)
「Immersive」タブにはHorizon WorldsのコンサートやRed Bull、TARGO、Tested、SNLの180度・360度コンテンツが集約されています。「Sports」タブではPrime VideoやPeacockのライブ配信に加え、スポーツ映画やドキュメンタリーも提供されます。「Music」タブにはHorizon Worldsのコンサート情報、過去公演の記録映像、Amazon Musicへのリンクが含まれます。「Watchlist」タブでは、ユーザーが追加したコンテンツに加え、プロ制作の没入型映像も引き続き利用できます。

(新しいHorizon OS TV アプリの UploadVR による映像。)
MetaはQuest向けの3D映像強化を進めており、昨年は映画監督ジェームズ・キャメロン氏との複数年契約を発表しました。さらに、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、MetaがディズニーやA24といったハリウッド企業に数百万ドル規模の提案を行っていると報じています。これらは有名作品をもとにしたエピソード形式や単発の没入型映像制作を狙ったものとされています。今回のアプリ刷新は、今後登場する3Dコンテンツを閲覧する基盤になる可能性があります。ただし、アプリ内には180度と360度を区別するタグはあるものの、2Dと3Dを区別する機能については記載がありません。
今回の刷新により、QuestのTVアプリは多様なストリーミング映像の入り口となりました。来週にはMeta Connect 2025が開催予定で、TVアプリの戦略について追加情報が発表される可能性があります。
参考
https://www.uploadvr.com/meta-overhauls-quest-tv-app-to-be-hub-for-streaming-content/
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。
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