VRChatを中心に活動する宇宙人のトコロバ(所場)さんが、VRChat内で初の個展「自分展」を開催しました。ストリーマーのスタンミさんの配信をきっかけにさまざまな場面で活動するようになったトコロバさんですが、本展ではクリエイターとしての側面を存分に発揮していました。この記事では本展の魅力を紹介します。
キュートなイラストとともに思い出を振り返る
トコロバさんはVRChatユーザーのひとりで、宇宙人アバター「Wormiesock(ワーミーソック)」の姿で活動しています。2024年当時は一般ユーザーでしたが、「日本人向け1対1お話しワールド NAGiSA」で配信中のスタンミさんと出会ったことをきっかけとして視聴者たちに知られるようになり、そのユーモラスな振る舞いでファンが急増。その後、自身もYouTubeで配信を始めたり、自作のイラストを投稿したりした他、VRChat公式グッズコンテストの審査員を務めるなど、精力的な活動をしています。
そんなトコロバさんは、現実の大阪市とVRChat上にて個展「自分展」を開催すると予告。大阪市での開催は反響を呼び、9日間で952人と、多くのファンが押し寄せました。
続いてVRChatでも個展を開始。本展は期間限定ながら専用のワールドが用意されており、白く広いホールは近代的で、さながら美術館に来たかのような趣きがあります。
通路を進むと壁に文字を貼り付けたインスタレーションも。配信ではかわいくて面白いイメージが強かったトコロバさんですが、こういった部分にセンスの良さが伺えます。
最初の展示では、Wormiesock作者の紹介や配信で使われたイラストなど、ファンがよく知る「宇宙人トコロバ」に関連した展示がされていました。また、巨大なモニターでは、トコロバさんが飛躍するきっかけとなったスタンミさんの動画が視聴できます。1年ほど前の話ながら、もうずっと昔のように思えて感慨深いです。
次の部屋でもポップでかわいいイラストが並んでおり、Wormiesockやアイコンで使われているもうひとつのアバターや、スタンミさんやニックさんとの思い出を大切にしているのだなと感じられました。
「宇宙人トコロバ」の内面を辿る展示
さらに奥に向かうと雰囲気が変化。トコロバさんが思う美人画や、8頭身のイラストなどが並んでおり、普段では見せない「クリエイター所場」としてのハイセンスさを感じます。展覧会の順路が、トコロバさんのポップな部分から内面的な部分へと深く進んでいるようで、非常に見ごたえがありました。
真っ白な空間にさらりと描かれた少女が立っている展示もあり、空間の使い方も絶妙です。置かれたカメラで来場者が写真を撮ることも。
広い部屋には大型の絵画もあり、一般的な美術展とも引けを取らないほどの規模感。いちファンとして楽しむつもりが、新たな美術家を知って帰ってきたような満足感がありました。スタンミさんをきっかけに、素晴らしい才能が表に出てくれたことを感謝したいところです。
なお、エントランスにも変化があり、最後まで驚きを与えてくれました。ここで紹介した展示以外にも沢山の作品がありますので、ぜひ自分の目で確かめてください。PC接続のVRだけではなく、モバイル(クエスト単体やスマホ版)にも対応しているので、気軽に足を運びましょう!
開催期間は8月17日(日) 15:00〜8月31日(日) 24:00まで。
ワールドURLはこちら。
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_19bf13fd-3f5e-4ff5-a32d-cc12c02e4323















