東京藝術大学は、2026年4月に大学院映像研究科で「ゲーム・インタラクティブアート専攻」(修士課程)を新設します。ゲームを現代の新たな総合芸術と捉え、教育・研究を進めることを目指しています。
専攻の正式名称は「ゲーム・インタラクティブアート専攻」で、英語名は「Department of Games and Interactive Arts」です。入学定員は20名、収容定員は40名で、専任教員は7名が配置されます。設置場所は東京都台東区の東京藝術大学上野キャンパスで、修了者には修士(映像)の学位が授与されます。
この専攻では、ゲーム分野での創作や研究に取り組む人材育成を行います。デジタル技術を活用した新たな表現手法を開拓できる人材の育成を目指し、他分野の知識を持つことで個性的なコンテンツ制作を可能にする教育を進めます。また、グローバルな視点を持った人材を養成することも狙いとしています。
カリキュラムは実践的な学びを重視し、少人数のゼミ形式で制作指導を実施。特にVRやイマーシブ環境(没入型の空間技術)の表現方法を学べるほか、空間AIやセンサー技術といった基本的な開発技術も必修となっています。
またゲーム文化の歴史的背景や知識を学ぶ授業も設けられます。研究領域としては、企画・ゲームデザイン、ゲームテクノロジー、映像表現、社会応用、文化・美学の5つを設定。海外の大学と国際共同制作を行う機会もあります。
専任教員には、バンダイナムコグループで多数のゲーム制作に携わった小山順一朗教授が就任予定です。同教授はゲーム開発に豊富な経験があり、「アイドルマスター」や「湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNE」など100以上のタイトル開発に関わりました。またVRテーマパーク「VR ZONE」の立ち上げや、27種のVRアクティビティ開発の経験も持ち、XR分野に精通しています。
他に就任予定の専任教員は、ゲームテクノロジー領域担当の三宅陽一郎教授、社会応用領域担当の桐山孝司教授、文化・美学領域担当の八谷和彦教授、映像表現領域担当の牧奈歩美准教授、助教として薄羽涼彌氏と金井啓太氏の計7名です。
専攻開設に関する発表会は、7月24日(木)17時から18時30分に、渋谷の「404 Not Found 404 PARK」で実施予定です。また入試説明会も、8月30日(土)13時から14時30分に東京藝術大学上野キャンパスで開催します。2026年度の入学生に対する入試は、同年1月から2月にかけて実施を予定しており、受験資格や出願方法の詳細については、8月上旬に公表される募集要項で明らかにされます。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000062917.html
https://www.geidai.ac.jp/news/20250707150227.html
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