若年層に人気のオンラインゲームプラットフォーム「Roblox」。無料でいろいろなゲームを遊べることが注目されていますが、プレイヤーによる自分だけのコンテンツ(ワールド、アバター、アイテム)を作成するための環境も整っています。
今回は、そんな「Roblox」でのワールド(バーチャル空間)作りに筆者がチャレンジ。(※著者はワールド制作は未経験です)チュートリアルの受け方と、基本的なワールド作りのやり方について解説します。
「Roblox」でのコンテンツ作成には、公式ツール「Roblox Studio」を使用します。このツールは公式サイトからダウンロード可能。入手するためには「Roblox」の公式アカウントが必要なので、持っていない人はあらかじめ作成しておく必要があります。
基本20分でコツを掴めるチュートリアル
「Roblox Studio」をダウンロードして起動すると、チュートリアルへのアクセス画面が表示されます。
チュートリアルは、用意されているワールド内に“ボールマシン”を設置して、対岸へとジャンプさせる仕組みを作るという内容。カメラの動かし方やズームアップ(アウト)、オブジェクトの配置方法など、基本的な操作システムを学ぶことができます。

(チュートリアル起動直後。各種操作の説明が、画面左側に表示されます)
ツール内でのカメラ操作は、マウスの右ボタンをホールドで視点の回転が可能。視点の位置移動(ワールド内移動)は、キーボードのWASDを使って行います。
早速、ボールマシンを置いて動かしてみましょう。ボールマシンは、ツールボックス(ストア)で“ボール”と検索することで見つけることができます。
これでマップ内にボールマシンを置くことができました。この後「Roblox Studio」メニュー上部にある「プレイ」を選ぶと、テストモードが起動し、アバターを使ってギミックをテストすることができます。
では、スロープに移動してジャンプに挑みます!
……思いっきり崖に激突してしまいました。スロープの長さが足りず、このままでは向こう側までの飛距離が稼げないようです。“解決方法”はいくつかありますが、ここはチュートリアルに従って、ジャンプ台の終端部にスロープを追加してみます。
スロープの追加は、上部メニューの「パーツ」から“三角柱”を選択することで行えます。デフォルト状態ではボールが渡れるサイズが無いので「拡大/縮小」を選んで、必要な大きさに調整します。
改めて、大ジャンプにチャレンジしてみます。
今度は上手くいきました! これで基本的なチュートリアルは完了。筆者の場合、所要時間は20分程度でした。慣れている人なら、より短い時間で操作をマスターすることができると思います。
本格的なワールド作成にチャレンジ!
操作に慣れたところで、実際のワールド作成に挑んでみます。レビューということで、いくつかオブジェクトを置いて「郊外のツリーハウス」をイメージしたマップを作ってみます。
0からの作成ということで(チュートリアルとは異なり)、ワールドはデフォルトでは“空白状態”。自分で床面や建物、装飾オブジェクトなどを置いて、“理想の”ワールドを作っていかなくてはなりません。
オブジェクトは、“ツールボックス”から見つけることができます。カテゴリー選択や検索(Car、Roadなどを入力)を通じて、好きなアイテムを探すことができます。
今の段階だと殺風景すぎるので、まずは郊外らしい緑に満ちた“大地”を探します。カテゴリー「景観」を見ていたところ、ちょうどいい地面が見つかったので配置してみました。
次はテーマに合わせて“ツリーハウス”を探してみます。「Tree」と入れたところ出てきたので置いてみた風景がコチラ。
なかなかいい感じになってきましたような気がします。ただ、まだ実在感のある趣きではありません。ここからは、道路や建物などを設置して、より人が住んでいそうな雰囲気に近づけます。

(ワールド右側が殺風景だったので、石造りの池を置いてみます)
最終的に出来上がったワールドはこんな感じになりました。では「プレイ」を押して、実際にアバターでワールド内を歩いてみましょう。
個人的には結構、結構良い具合に仕上がったと自負しているのですが、どうでしょうか?
ここまでの過程ですが、視点の操作を除くと、すべてマウス操作だけで行えました。筆者は冒頭で触れたようにワールドを制作したことがなかったので、正直「ホントに、自分が作れるのか……?」という心配があったのですが、完全に杞憂でした。
初心者でもカンタンにワールド作りが楽しめるツール
「Roblox Studio」は、「Roblox」に特化することで“無駄”を上手く省略することに成功したツールと言えます。メニュー構成はゲームエンジン「Unity」に近いですが、より直感的に操作可能。無料で使えることも嬉しいポイントです。
また地味にありがたいのが、初期設定で日本語化が行われている点。海外発のツールはデフォルトが英語設定になっていることも少なくありませんが、「Roblox Studio」の場合は起動した段階から、日本語で使うことができます。
筆者は、普段からソーシャルVR「VRChat」でのアバターカスタマイズに、ゲームエンジンの「Unity」を使うのですが、こちらは本格的な仕様で、最初の頃は「調べても全然分からない……」と途方に暮れることが何度かありました。一方「Roblox Studio」は、チュートリアルを含めて“導線”が整備されており、誰でも気軽に、コンテンツ作りを始めることができる印象です。
「Roblox Studio」を使って、一度コンテンツ作りに挑戦してみませんか?
「Roblox Studio」のインストールはこちら(要「Roblox」アカウント)
執筆:井文
























