Appleは日本時間6月10日に開催された開発者会議WWDC2025にて、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」が新たに外部コントローラーに対応することを明らかにしました。2025年秋に一般向けに配信される「visionOS 26」から実装されます。
これまでApple Vision Proはユーザーの視線と手指を組み合わせた方法でのみ操作が可能でした。直感的に操作できた一方、正確な操作がしたい場合やゲームなど激しく動く場合、ボタンを使った操作には向いていませんでした。
今回発表されたのは、PlayStation VR2に付属する「PSVR2 Senseコントローラー」とLogitechの「Muse」の2つのコントローラーです。
「Senseコントローラー」は、大きなリングが特徴的なコントローラーです。いわゆる6DoFのコントローラーであり、腕を動かした様々な操作と各種ボタンによる操作に対応。コントローラーから発せられる赤外線をヘッドセットが感知して位置を把握するため、トラッキング範囲は前方に限定されることが予想されます。
Logitech(日本ではロジクールとして展開)の「Muse」は、今回新たに発表されたペン型のコントローラーです。空間に線を描くことができ、クリエイションに向けた“空間スタイラス”とも言えるデバイスです。LogitechはMeta Questに対応しているスタイラス「MX Ink」で既に空間スタイラスを展開済。「Muse」がApple Vision Pro専用かは記事執筆時点では不明です。
Apple Vision Proと同じようにVR/MRに対応しているMetaのヘッドセット「Meta Quest 3/3S」では、コントローラーが付属していますが、コントローラーを使わないハンドトラッキングにも対応しており、用途に応じてコントローラーの使用有無を選べるようになっていました。
2種類のコントローラーに対応するvisionOS 26は、開発者向けベータ版が6月10日から配信、パブリックベータ版が2025年7月、一般公開は2025年秋に予定されています。
(参考)WWDC2025


