Meta社は、ソーシャルVRプラットフォーム「Rec Room」のMeta Quest版で、12歳以下の「ジュニアアカウント」をブロック(利用禁止)する方針を発表しました。
「Rec Room」はバーチャル空間内で他のユーザーとコミュニケーションできるサービスです。ゲームで遊んだり、音楽ライブに参加、コンテンツ作成など、さまざまな遊び方ができます。本作には、12歳以下のユーザー向けの機能が限定された「ジュニアアカウント」が用意されています。Meta社は同アカウントについて使用を禁止する方針で、11月14日(月)から利用が不可能になります。
「Rec Room」運営は、本作を含む同プラットフォーム上のすべての作品に「13歳未満(12歳以下)のユーザーをブロックするか、クエストストアから削除することを要求している」と説明しています。
Meta社は、Questを利用できるユーザーは13歳以上であると規約で定めており、同社のメタバース「Horizon Worlds」でも同様の制限が適用されています。米メディアUploadVRは、現在になって同社が「Rec Room」に年齢制限を遵守するよう要請した理由を質問。以下の回答を受け取ったとしています。
我々は、13歳未満のユーザーにVRプラットフォームの使用を許可していません。よって「Rec Room」に対して「ジュニアアカウント」でMeta Questを利用できなくするよう要請しました。我々は「Rec Room」をサポートしており、彼らのアプリが我々の規約を満たすことを確実にしたいと思っています。
Quest版以外の「Rec Room」では「ジュニアアカウント」は引き続き提供されます。なお、Rec Room社は、通常のアカウントを使う12歳以下のプレイヤーを発見した際は、運営に報告するよう呼びかけています。
(参考)UploadVR
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