Home » 機械学習を活用 YouTuber向けにARフィルターがリリース


AR/MR 2019.03.19

機械学習を活用 YouTuber向けにARフィルターがリリース

動画配信サイトYouTubeが、クリエイター向けに提供している「YouTubeストーリー」に、セルフィ―向けARフィルター機能を追加したことを発表しました。

セルフィ―向けのARフィルター機能は、すでにSnapchat、Facebook、Instagramなどが提供し広く使われています。「YouTubeストーリー」のARフィルター機能の特徴は、機械学習を用いてリアルタイムで3次元の顔データを収集し、実際のユーザーの顔の動きや形に合わせてARアニメーションが動作する点です。さらに、3Dスキャンを行うためのデプス(深度)センサー不要で、一般的なカメラ撮影で行えるとのこと。

Google公式ブログによると、このAR機能を使用したYouTube動画を配信するには、外部ツールTensorFlow Liteを使用して、アップロードする必要があります。また、「YouTubeストーリー」のARフィルター機能を使用できる条件には、10,000人以上のフォロワーを持つ配信者でなければ、現在のところ使用ができないとのこと。

「YouTubeストーリー」は、他のSNS同様一定期間で自動的に削除される動画の投稿が可能ですが、1週間という期間の動画配信ができる点で他のSNSと差別化を図っています。

(参考)VRScout
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード