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VTuber 2020.07.26

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(7月18日~7月24日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

真冬の草津温泉で、湯めぐり食べ歩きが最高すぎました。【てぇトレ】

ぽんぽこさえきやひろもちひよこ星咲ちあの4人「てぇてぇトレイン」が草津温泉に行った時の様子(自粛前です)をアップしました。仲良し女児4人組といった雰囲気でほっこり。温泉、射的、足湯などにチャレンジしています。

見どころは実写をふんだんに用いて、実際にその場にいるように見える演出をしているところ。ひょっとしたら草津温泉に行ったら、彼女たちに会えたのでは?と感じてしまう生々しさ。普段の個性を存分に見せつつ、ちょっとはっちゃけている様子が微笑ましい。
状況がおさまったら、もっとこの四人に色々なところへ仲良し旅をしてほしいと期待してしまいます。

水産庁広報動画「魚が君に届くまで」 – YouTube

霞が関初、水産庁広報のデジモちゃんが登場しました。公式です。今回は単発動画で、魚がどう食卓に届くかを解説してくれています。

といってもデジモちゃんが解説するわけではないです。デジモちゃんはデジタル世界の住民のため、本物の海や魚を見たことがない。今回は人工知能のAWABIに説明してもらい、デジモちゃんが学ぶ、というスタイルです。これだったら解説役が入れ替わりで多方面から話す、なんてことも可能そう。
かなり滑らかに動くキュートなデジモちゃん。まだ一本しか動画があがっていないため、今後の展開に期待です。

【リ〇グフィットアドベンチャー】Switchがないなら作ればいいだけだよね【町田ちま/にじさんじ】

町田ちまが「リ〇グフィットアドベンチャー」に挑戦! ただしSwitchがないので自作です。それっぽい画面にあわせて準備を始めるも、最初から何かがおかしい。

非常に凝った、ネタだらけのめくり芸的漫談。ボケ画面が次々でてくる度に、町田ちまがつっこんだりつっこまなかったりし続ける極めてシュールな内容になっています。時間も一般的なコントレベルの長さなので、さくっと見ることができる町田ちま入門編としてもオススメです。

「フリージア」MV100万再生記念歌枠では、フリージア芸人として知られる彼女がありとあらゆる手段で「フリージア」を歌い上げます。おすすめは「腹筋ージア」と「円周率ージア」。

未来の画材⁉️VRヘッドセット『DPVR E3-4K』レビュー【VRイラストメイキング】

えもこがレビューしたのはDPVRE3-4Kというヘッドセット。彼女はお絵かきVtuberとして活動していることもあって、今回はお絵かきソフト「Tilt Brush」が使いやすいかどうかの詳細レビューがメイン。その他にもまったくVR機器に触れたことがない人にもわかるような丁寧な解説がなされています。

利点と気になる点をかなり具体的に説明しているので、購入の参考にもなるはず。また「絵を描くにはどのVR機器がいいんだろう?」という人にとって重要な重さや動きやすさやバッテリーなどの比較ポイントも語られているので、他のVR機器を買う際にもチェックしておく価値ありです。

【神対応Vtuber編】名取さな/宝鐘マリン/大空スバル/健屋花那/愛園愛美【因幡はねる / あにまーれ】

ゲストたちの切り口が毎回鋭くて楽しい、因幡はねる「Vのから騒ぎ」シリーズ、今回は「神対応Vtuber編」と題して、気配りのよくできるメンツが集合。言うなれば盛り上げ上手で気遣い上手。

もっともその中にはえっちなサービスも含みます(愛園愛美など)。
健屋花那をはじめ、割と凄まじい勢いでライン越えしまくるのは、これもまた神対応だからなのか。とはいえ赤裸々にネタをふってくるものの、ヒヤヒヤさせてくるようでわかってやっている安心感のあるメンツなのはまちがいないです。今回は大空スバルがツッコミまくってくれて、色々な意味で本当によかったです。これこそ神対応でした。

【漫画家と対談⁉】げんしけん作者と対談生配信!いろんなこと聞いちゃうぞー!【ルイス・キャミー/にじさんじ】

ルイス・キャミー「げんしけん」の作者である木尾士目との公開対談を行いました。元々ルイス・キャミーが木尾士目の大ファンだったということもあり、「げんしけん」の作中アニメ「くじびきアンバランス(スピンオフアニメ化もされています)」のカバー曲MV用にイラストを描いてもらったのがきっかけという、行動力の高さ。

対談でも、好きな作品・好きな作者というだけあって、ルイス・キャミーがぐいぐい質問をしており、インタビュアーとしての素質も感じさせてくれます。貴重な話だらけなので、木尾士目ファンは特に必見です。

【受験生集まれ】受験のかな様~夏休み直前スペシャル~【健屋花那/にじさんじ】

健屋花那が行ったのは、受験生や資格試験勉強中の人向け、夏休み直前の心構え配信。勉強そのものではなく、追い詰められていざとなる前の転ばぬ先の杖的な内容です。

コメント欄を見ると、受験生または受験経験者がそこそこ多いようでした。やる気が出ない時どうすればいいのか、計画の立て方がわからない時どうするか、点数が上がらない時なにをするか、など絶対ぶつかる問題に対しての向き合い方をズバッと語っています。
これは受験のみならず、仕事でもかなり役立つ心の持ち用の話。いろいろな人に見てほしい、自分を見つめ直せる配信です。

さようなら私の魔法- Witch Dali Sweet (official MV)

ウィッチ・ダリ・スイートの二作目のオリジナルソングは、ミドルテンポの切なさあふれる、ギターの音が印象的なナンバー。魔法使いは人よりも長生き、だから他の人間との別れを多く経験する。静かな朝焼けを見ながら、想いにふける様子をエモーショナルに描きます。

彼女は「KAWAII MUSIC」に所属しており、今回の曲はそのレーベルでも活躍しているトラックメーカーYASAI SHOPが手掛けたもの。大人びた歌声とチル感のあるトラックが、ウィッチ・ダリ・スイート本人が描いたループアニメとぴったりマッチ。歌詞の見せ方も印象的です。

「#VTuberバンド企画」第二弾・第三弾が登場!

https://www.youtube.com/watch?v=NBwXxzxjLyI

セフィラ・スゥ美波七海による「#Vtuberバンド企画」のMVがアップされました。以前投稿された朝ノ瑠璃の動画に続いて、二弾目、三弾目にあたります。
これはギタリストの雪乃イトを中心に行っているもので、リアルのギター、ベース、ドラムの演奏にあわせてVtuberが歌うコラボです。Vtuber好きでかつバンドサウンド好きならワクワクする可能性無限大な企画です。
セフィラ・スゥがカバーしたのは「金曜日のおはよう」。原曲は非常にキュートな曲で、彼女の優しい歌声にぴったり。バンドカバーによって元気いっぱいの音に仕上げられています。
美波七海は「アイタイナシーカー」をカバー。疾走感抜群の曲をパワフルなボイスで披露しており、バンドサウンドもスピード感重視。聞いていてテンションがアップする作品になっています。

【歌ってみた】メリュー / 仄暗チカゲ【Vtuber】

仄暗チカゲがアップしたのはn-bunaの「メニュー」のカバー曲。消え入るような繊細な声が特徴で、原曲の儚さをうまく表現しています。

以前アップされた「MACARON」のカバー曲も、仄暗チカゲの声だからこそできる表現を生かした、キュートでありつつ不安定感もたたえた作品になっています。

普段は1分に満たないショート動画を投稿しており、雰囲気は非常に耽美で映像にもこだわっているのに、内容は「ちっちゃな不幸」をひたすら淡々と語るというユニークなもの。ちょっとだけやりきれない感覚を、美しい映像で楽しめるVtuberです。

【歌ってみた】悪魔の踊り方/ 雲ケ畑やや・小鈴【オリジナルPV】

雲ケ畑やや小鈴がアップしたのは、ハイトーンのウィスパーボイスとパンチのある力強い歌声が混じり合い調和するコラボMV。序盤は雲ヶ畑ややの悩み苦しむような繊細な声に対して、そそのかすような小鈴の声がクロスしていきます。

一転してサビと大サビの低音・高音のハーモニーで混じり合っていく流れは圧巻。二人の歌声のいい部分をぎゅっと抽出して混ぜ合わせているMIXも見事です。

◇…小さな恋のうた covered by 白城レイア【歌ってみた】

白城レイアの新作は情熱あふれるカバー曲MV。原曲が持つAメロのタメと、サビ高音パートの解放感をしっかり再現しながら、J-ROCKらしい力強い言葉の噛み締め方を聞くことができます。原曲のsynth rock coverを選んだそうで、泥臭さは控えめ、疾走感と爽やかさの強いメロディにあわせた、ポジティブな歌声を披露しています。

【オリジナルソング】Ocean Meets Girl!!【葉山舞鈴/にじさんじ】

活動一周年を迎えた葉山舞鈴がオリジナルソングをアップしました。いつも明るくはつらつとしている彼女らしい、ポップなナンバーです。

ふわっとした彼女の声色にぴったりあったメロディがとても心地いい。普段の独特な葉山舞鈴的な言葉をうまく盛り込んだ、キュートなキャラクターソングに仕上げられています。

花譜 #60「景色」【オリジナルMV】

色のない花譜が登場する、今までにない珍しいスタイルの彼女の新作は、「日本沈没2020」のグランドエンディングテーマソングのMV。震えるような声で始まるバラードで寂しさすら感じさせますが、歌がサビに向かうに連れてどんどん声の力強さは高まっていきます。

「僕らはどこにだって行ける 僕らはどこにだって飛べる」という、光あふれる歌詞を高らかに歌います。
自らや身近なこと、インナーな部分をかつて歌っていた花譜が、今度は手を差し出す側になっているのが感じられる作品です。「日本地2020」の絶望から希望が差し込むかのように、彼女の歌は聞く人の気持ちをぐっと押し上げます。
といっても別に花譜が一気に大人になったわけではありません。色のついていない彼女はアイスを汗をかきながら食べており、幼さの残る少女の雰囲気を残したまま。等身大で自分の思いを歌っているからこそ響く、応援ソングです。

SUMMER DRIVE 夢羽九 feat.WisK 【Prod. by Wicstone】

夢羽九WisKの夏にぴったりなスムースヒップホップは、ドライブでかけたくなることうけあいなナンバー。高音でキュートな夢羽九のラップと、低音で落ち着きがありつつ軽快なWisKのラップのバランスがとてもよく、サビの部分のオクターブが違う声のハーモニーもばっちり。ライムとフロウもきれいで心地のいい曲です。

夢羽九はかなり積極的に活動を続けており、ラップMVでは多様なコラボも行っています。サーカスをテーマにした蛇穴禅とのラップコラボはとてもハッピーで楽しいものに仕上がっています。

【歌ってみた】金木犀 / 水鳥ナヲ(Cover)【オリジナルMV】

水鳥ナヲによるカバーMVは、曲の入りからセンスのいいムービーで始まっています。原曲もかなりおしゃれなMVなのですが、色合いをリスペクトしつつポップさが強調された編集がなされています。デザイナーでありイラストレーターでありVtuber、という彼女ならでは。
アルトの安定感がある歌声に、切なさが含まれているのが印象に残ります。元の曲は突然キーが高くなる音が多く、そこをかなり丁寧に捉えることで感情が伝わる作品です。

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