2017年より活動しているVTuberミライアカリさんが、3月31日(金)をもって活動を引退することを発表しました。
ミライアカリさんはTwitterにて「大切なお知らせ」として本件を投稿。決断に至った背景としては、ミライアカリさんと運営の間の価値観のズレがあったことが原因とのこと。未来を明るくするための考え方が噛み合わず、埋められない溝が日を追うごとに増えていったと明かしています。一方で、道中も手本もない中で運営も切磋琢磨し挑んでいったと、感謝も述べています。
【大切なお知らせ】
改めまして、ミライアカリは、2023年3月31日をもってVTuberの活動を引退します。
突然の発表、本当にごめんなさい。
どうしても直接想いを伝えたくて、
3月31日に生配信の機会を作っていただきました。
最後のわがままですが、どうかアカリに逢いにきていただけると嬉しいです。🦋 pic.twitter.com/0oz1STRE7c— ミライアカリ(Mirai Akari)🦋 (@MiraiAkari_prj) March 24, 2023
ミライアカリさんはできることなら続けたかったと明かし、ゆっくり時間をかけて悩み続けた末決断したとのこと。休み中の数ヶ月の間運営と何度も話し合いを重ねましたが、3月31日をもってVTuberの活動に一区切りつけることになったそうです。
また、ミライアカリさんはバーチャルだから消えないといったメッセージも投稿。これまで応援してもらったファンやVTuberの友人、クライアント、クリエイターなどに感謝を告げ、「3月31日、絶対絶対に逢いにきて!」と伝えました。
なお、メンバーシップは3月25日の更新を最後に3月31日に終了。引退を考える前に収録した動画を最後の日までに投稿予定です。所属するGOOM STUDIOも運営を終了します。
VTuberのトップランナーとして駆け抜けたミライアカリ
ミライアカリさんはVTuberの黎明期となる2017年10月より活動を開始。初音ミクのデザインを手掛けたイラストレーターのKEIさんがデザインを担当し、その明るいキャラクターや体当たりな企画で人気に火が付き、当時はキズナアイさんらとともに「VTuber四天王」と呼称され、人気を集めました。
VTuber事務所「ENTUM」のメンバーとして、音楽やイベント、プロモーションなどさまざまな活動を行ってきましたが、2019年にENTUMは活動を終了。フリーの期間を経て、レーベル「GOOM STUDIO」への所属を発表しました。また、別人格によるプロジェクト「ココロヤミ」も並行して活動。2022年には活動5周年を迎えました。
(参考)公式Twitter