日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!
【VRChat】女子高に体験入学!?可愛い女の子ばっかりのVRChatのイベントに行ってきた!
VRChatにやってきたはるのほたると魔王トゥルシー。二人が行ったのは「華園学園」というロールプレイキャストイベントでした。元女子高だったこの学校に体験入学することになったふたり。彼女たちを迎え入れてくれたのは、かわいすぎる女の子たちでした。こんな美味しい状態に、ふたりの反応は…?
興奮のあまりおじさん状態になるふたりが見ていて楽しい動画です。でもそうなるのも無理はない、ふたりの一人称視点で見られるキャストの接客は、かなり濃密な距離感で、どう反応すればいいか迷うようなドキドキするものばかり。ロールプレイキャストイベントの醍醐味を、あたかも実際に行ったかのような気分で味わうことができる映像になっています。
興味深いのは、仲の良いギャルとクールビューティー二人の女子高生の、いちゃいちゃしたやりとりを見ている時の魔王トゥルシーの反応です。「こんなてぇてぇ百合の間に入るほうが烏滸がましいんじゃねぇか」とドギマギ。仲のいい女の子たちを見て、客観的にドキドキするのもまた、キャストイベントの楽しみ方のようです。
【トルコは京都】編集長!結局『民俗学』ってなんですか!?【#特化荘の住人たち Vol 7】#諸星めぐる
尖ったVTuberだけが住める「特化荘」。そこに入ってきた入居者を紹介する…という体で進む、音楽学系VTuber琴笙レールシュペナーによる特化系VTuberへのインタビュー企画動画シリーズ「特化荘の住人たち」。今回の入居者は諸星めぐる。民俗学方面で大活躍中で注目を集めているVTuberです。
基本的にこのシリーズは、ゲストのVTuberに話を聞くことが多いのですが、今回は珍しくレール先生側もかなり自身の音楽学について語っています。これはある意味民俗学者あるあるだそうで、諸星めぐるが民俗学視点で人の話を広げて聞くスタイルを取っているから。ある意味「民俗学ってどういうものなのか」を知る上で、今回のふたりの会話のやりとり自体が参考になるかもしれません。
民俗学は「どこまでも深めることができる」学問で「なんでもアリ」だと語る諸星めぐる。深めるほど自分の持っていた常識が崩れ「私って何も知らないんだな」と思えることが面白い、と語ります。それがどのような幅を持っているのかは、今回のふたりの会話と、どんなものにでも興味を持って民俗学的視点で見ている諸星めぐるのアーカイブを観ればわかります。
「特化荘の住人たち」シリーズでは、学術・特化系として活動しているVTuberの話を上手く引き出し、その専門ジャンルを興味深く見せてくれます。見やすく短い動画でまとまっているのも、入り口としてポイントが高いです。学術系VTuberの面白さを知るにはもってこいの紹介シリーズとして、全ての回がおすすめです。
【27とJK】5年ぶりの再会!?マシュマロ対談✨【ホロライブ/夏色まつり】
夏色まつりと社築が7年前にスタートした、はちゃめちゃ女子高生と真面目成人男子のドタバタトークコラボ「27とJK」。その人気コラボが5年ぶりに復活しました。社築は年を取るタイプのVTuberなので、現在は34とのこと。年の流れを感じます。
自身のブランディングとして、これから異性とのコラボをしないと宣言した夏色まつり。その最後の異性コラボとして行われたのが今回の「27とJK」でした。このあたりについて、社築が「異性コラボをしないという選択をするにあたって、今の活動に対するモチベーションって何なの?」などズバッと聞くシーンがあり、それに対して彼女の持っている夢や頑張り方、きちんとした決意を聞くことができます。
7年前に行われていた「27とJK」は、振り回すJK、振り回される成人男子、という構図が面白いコラボではありましたが、それからお互いに活動を長く続け、今回のコラボではまさに歴戦の配信者同士のやりとり、といった趣で、ベテランVTuberふたりの生き方の誠実な会話をじっくりと楽しむことが出来ます。8年近く活動を続けてきたふたりの、今の活動への向き合い方や、今後目指すものについての真摯な語りは、一言一言に重みがあります。
とはいえところどころに、JK夏色まつりのはっちゃけと、それに対する社築のクールなツッコミがちらっと見られて、このふたりならではのやりとりもきちんと楽しめるコラボになっています。
【体験談】VTuberが活動休止前にやってよかったことを紹介します!!新人VTuber悠針れい #ゆうばりタイム
VTuberは活動を続けることが大事ではありますが、やむにやまれぬ理由で休止することもあります。ファンはいくらでも待つ心構えの人のほうが多いかもしれませんが、VTuber側としては休むのは心配なもの。そこで、実際に長期で活動休止をした悠針れいが行ったのは「活動休止前にやってよかったこと」の紹介配信でした。
のどの手術と療養で一ヶ月くらい休止をしていた彼女。しかしその間リスナーたちはあまりさみしい思いをせずに済んだようです。そのためにどんな準備をしていたのかを、ロジカルに、多数のフリップを用いて紹介しています。週3以上の投稿頻度を保つ、絵日記で状況を知ってもらう、Coefontの使用、新番組動画の展開など、VTuberが休止する前に準備する際、かなり参考になる内容が惜しげなく披露されています。
休止後の復帰時の考え方については、VTuberをやっていなくても、コミュニケーションのマナーや姿勢としてどう心構えすればいいかを考える際かなり参考になると思います。
また休止中に配信者側として、視聴者にやってもらって嬉しかったことも語っているので、今休止中の推しがいるファンはやっておきたい行動として必見かもしれません。
なかなかまとめて話題にされることがない「VTuberの休止前の準備」。ここまで完璧にやるのは相当難しいですが、経験全部出しレベルで話しているため、この配信だけでも見ておけばある程度心構えができるくらいに豊富なネタが詰まっています。特に普段なんらかの表現活動をしている人は、休止する予定がない人でも一度は見ておいて損のない貴重な一本です。
休止期間中にはじまった、ゲストを招いて本音トークを行う対談番組「閉店後トーク」は、インタビュアーとしての悠針れいの能力の高さがよく分かるシリーズでした。休止中に今までの自身のファンを喜ばせるだけでなく、新たなファン層を開拓し、ゲストとして呼ばれたVTuberのファン層をも楽しませてくれるこの企画は、かなり好評だったようです。復帰後の今後も続くようなので、これからも期待したい企画シリーズのひとつです。
【#オリジナル曲 / #original 】邪恋妄恋ディープスティート/くろぼしちゃん
様々なカルチャーの知識に長けているくろぼしちゃんの新作オリジナルMVを観て、ピンと心にきた人は一部にいるはず。というのも今回の作詞作編曲とMVは「護法少女ソワカちゃん」などの作品でカルト的な人気を誇るkihirohitoの待望の新作だからです。中毒性の高いメロディラインを、kihirohitoの大ファンで新作を観たいがために依頼したというくろぼしちゃんが、ゲルニカ時代の戸川純を彷彿とさせるような優雅&倒錯的なボーカルで歌い上げています。
「アルミホイル製のティアラをつけたら」「あの子の命はケムトレイル」などのような、脳にビリビリくるような歌詞ひとつひとつを大切に愛でるように歌うくろぼしちゃん。なにかに憧れるかのごとき、恍惚とした歌い方が印象に残ります。
今作には、ソリッドな文化に食い込んだ漫画家・旭として活動しているくろぼしちゃんの魅力がたっぷりと詰め込まれています。特にタイトルに「邪恋妄恋」と「恋」の字が入っていますが、MVを観ればこれが直球の恋愛ソングではないのが伝わってくる構成なのもユニーク。本当の意味での「電波」を受信した電波ソングになっています。数多くのカルチャーに恋い焦がれ夢中になっているかのような、陶酔する楽しさがビシバシ伝わってくる一曲です。
グリッチエフェクト多め+「ソワカちゃん」テイストのくろぼしちゃんがでてくるショート版は、くろぼしちゃん本人の手によってさらに編集が入っており、カオスさが全開に。くろぼしちゃんファンはもちろんkihirohitoワールドのファンはこちらも必見です。
コピペパペット / あおぎり高校(official)
石狩あかり、我部りえる、春雨麗女、八十科むじなが歌うのは、VTuberの活動のありかたを問うような、痛烈なアイロニーソング。常に挑戦を続けるあおぎり高校の面々に歌われると、耳が痛くなる歌詞の連続です。
「大衆迎合のご機嫌取りかい?」「流行りのネタは乗ったっていいが Soulが乗ってないってのはダリィな」のような歌詞は、VTuberのみならず表現者には刺さるものがあります。と同時に「イチに何かを足すかわりに生み出すんだよ0から1」と、自らに、そして表現をする人間全てに訴えるような力強さも歌われるこの作品は、前向きなエネルギーにも満ちています。最終的には「いずれお前の手で探せオリジナリティー」と、応援し背中を押してくれる一曲です。
これらの強烈な歌詞をキレのいいラップ&ボーカルで歌う4人。実際に常に体当たりで切り開いてきた面々だからこその、説得力もあります。これからの活動に対しても覚悟を決めて突き進んでいくのを感じさせてくれるような、パンチの効きまくった元気の出る一曲です。
命巡 / よしか⁂ 【Official MV】
よしかによるオリジナル新曲MV「命巡」が公開されました。aaaaaaaaaalmondによる作編曲とストリングス演奏の雄大に響く音に乗せ、よしかの歌がまるで青空に向かって飛んでいくような、解放感抜群の作品です。
透明感あふれるよしかの歌声は特に高音パートでの広がりが美しく、青を貴重としたMVに溶けこんで心に入り込んでくるかのようです。
この世界そのものと生命への讃歌のようなこの作品は、「物語がいつか終わりを迎えた時」ですらも「生まれ変わり迎えにいくから」と「巡り廻る命の理」すらも超える壮大さを持っています。イントロから徐々に音が重なり、一番から二番でさらに演奏が壮麗になっていく曲構成にあわせ、よしかの歌声もクライマックスに向けて、永遠の時を巡る風のごとく高く天へと舞い上がっていくかのよう。聴き終わった後に清々しい気持ちで身体が満たされるような一作になっています。
【オリジナル楽曲】ばーさすわーるど / 天川はの【MV】
天使で小悪魔な魅力がたっぷり! ちょこまかとアニメーションする様子も楽しい、キャラクターソング的な天川はののオリジナル新曲MVが公開されました。
見て見て褒めてよ、と夢中になってプレイしながらゲームに勝つことで、銀河の果てまで飛び出しちゃうくらい盛り上がる彼女。その一方で勝った後に、相手を「ざーこざーこ うぇーいw 勝てるワケないジャンw」と煽る彼女。幼さとピュアさの両方が、彼女のコケティッシュさをうまく表現しています。このムーブのコントラストが、ファンの癖を撃ち抜く一本に。
全編に渡って楽しい歌詞を、天川はのはセリフ調のパートもうまく使いながら、キュートな自身の魅力を全開にして歌っているのが印象的です。
IOSYSのまろん・ARMコンビによる楽曲はコールを入れやすいパートも盛りだくさんに完備されています。ライブで披露されたら「がんばって!はのちゃーん!」と全員合唱で叫んで盛り上がること間違いなしの、楽しい楽曲です。
【オリジナル曲】ハリネズミ達の。/ 飯田もえぎ
慰め合うだけでは癒えない傷もある。飯田もえぎの新作MV「ハリネズミ達の。」は厳しさを含んでいるからこそ優しい、痛みを分かち合ってくれる一曲です。

元々は、自分を奮い立たせるために言い聞かせ続けてきた言葉が詰まっているというこの作品。詳しい曲の解説は海老名プリン側のXでポストされているので、興味がある方は見てみてください。
「這いずって進んでるつもりでも 後ろ向きに戻ってんだって」などのように痛烈な言葉が多くドキッとさせられるこの作品ですが、聞けばそれらは全て、真の意味で優しいからこそなのが伝わってくると思います。特に「グジュグジュになった君の痛みは よしよしで良くなる程度のものなら ハナから悩んでねぇだろ」というパートは歌い方にも情感がこもっており、この楽曲で綴られている歌詞の意味をがっちりと補強しています。まさに、ハリネズミを血まみれの手で撫でているイラストのよう。
彼女が自身を鼓舞するために綴られた言葉は、痛みを感じるかもしれませんが、本当の意味で励まされるはずです。
クレイジーゴート/夜乃すみ (Official Music Video)
夜乃すみがアップしたオリジナル新曲MVは、立体的な音の使い方が印象的な疾走感あふれるギターポップチューン。超高音パートを高速で歌いこなす、透き通るような夜乃すみのボーカルが気持ちを高めてくれます。にしても「クレイジーゴート」とは一体何なのか? 歌詞もMVも不思議な部分だらけですが…。
メロディと歌声がかなり爽快なので前向きな曲にも聞こえますが、MVをよく見ると、過去と未来の時空を越えて見ているかのような場面、徐々に減っていくライフ、途中の泣いている姿、後半の天使の輪、落ち続ける隕石、謎の黒いもやもや、変化する画面の数字など、かなり気になるパートだらけの映像なっており、考察しがいのありそうな要素満載です。
「永遠に変わらないでよね 神様よりも地球よりも宇宙よりもずっと 長生きして迎えに行けるようにって」とまで言う相手である「君」とは誰なのかも含め、考えれば考えるほど歌の聞こえ方も変わってきます。繰り返し多角的に聞ききたい、深みのある一曲です。
To Be Alive / HACHI【Official MV】
透明感のあるシルキーボイス、と評されていたHACHI。今年2月にリリースされた4th ALBUM『Revealia』の一曲目に収録されている「To Be Alive」のMVが公開されました。

「To Be Alive」は直訳すれば「生きるということ」。「生きていたいと僕ら願って泣いたり 何も持たずに終わりに向かっていく不安と 揺れる想いに彷徨い悩んで選んだり」という歌詞は、タイムリミットのある命の残酷さを感じさせます。
しかしこの歌詞のあとに「痛みと向き合っていたんだ ここに居る意味を探すから」と彼女は歌います。HACHIの歌声は消えてしまうような儚さと、聴いている人の心に傷を残すような強さの両面を持ち合わせています。だからこそ、この曲は現実を突きつけながらも、もがきながら生きることの美しさを語りかけてきます。
実写の映像がとても綺麗だからこそ、それは眩しいものにも見えますし、過ぎ去っていく儚いものにも見えます。それらを縫いとめるように紡がれているHACHIの歌声が何を訴えようとしているのか、是非聞いてみてください。
M!LK – 好きすぎて滅! 歌ってみた【covered by 歌衣メイカ・バーチャルゴリラ・白雪レイド・渋谷ハル・乾伸一郎】
歌衣メイカがアップした「好きすぎて滅!」のカバー曲MVは、集結した5人、バーチャルゴリラ、白雪レイド、渋谷ハル、乾伸一郎のバランスが完璧すぎる仕上がりです。

抜群のかっこよさを誇る歌衣メイカのボーカルを軸に、情熱的なボーカルを聴かせてくれる渋谷ハル、大人の安定した魅力を伝えてくれる乾伸一郎、高音パートの優しさが心地良い白雪レイド、低音のセクシーさがキラリと光るバーチャルゴリラ。5人のバラバラな個性あふれる歌声がうまくマッチし、絶妙なバランスで高い完成度の一曲を作り上げました。どうしてもバーチャルゴリラの存在感が濃すぎるため、聞く前はネタ感を感じてしまうかもしれませんが、一度聞けば5人の歌声の魅力にノックアウトされること間違いなしの、あまりにもメロい作品です。
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