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VTuber 2026.08.24

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~8月21日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

【近未来の推し活】ディストピア飯を推しイメージで作ってみよう!

映画やアニメでたまに出てくる、ペースト状だったりブロック状だったりする「ディストピア飯」。これにキャライメージの彩りを添えて推し活しよう、という企画を月ノ美兎が実施しました。確かにコラボカフェなどの料理や飲料で、推しをイメージした料理を食べる機会は増えていると思いますが、そこにディストピア飯を組み合わせる発想がかなりユニークです。

今回作っているのは自身、不破湊、鈴原るるをイメージしたディストピア飯。食材をいかに加工してディストピア感を出すか、ところどころ芸術的とも言えるテクニックを駆使してキャラ性を再現しています。特にこだわっているのは色の付け方。細かな調整を加えて絶妙な色合いを再現しています。
この動画がよくできているのは、調理パートの面白さだけを追求しているわけではないところ。前半では、ディストピア飯とはなにかについて、あらゆる映画やアニメやゲームでの描写
から引用しながら、液体や固形にせざるを得ない理由を分析しています。この知識量の多さ、考察の深さ、それを説明するべく描かれたイラストの画力の高さと手間のかけかたに圧倒される、月ノ美兎の才能が惜しみなく注ぎ込まれた一本になっています。

【外ロケ】怒涛の展開!? 夏休みカブトムシ捕獲大作戦!【にじさんじ / 加賀美ハヤト / 佐伯イッテツ / 皇れお】

皇れお、加賀美ハヤト、佐伯イッテツの三人が実施したのは、夏といえばこれ!と言いたくなる、昆虫採集。カブトムシを捕獲すべく、三人で試行錯誤するVlog形式の動画が撮影されました。

夏から連想するイメージとしてカブトムシの採集は定番かもしれませんが、現代だとなかなかやる機会はないかもしれません。それを三人の男子でワイワイ言いながら挑戦する様は、見ていて心ときめくものがあります。
最初は各々の考えるトラップを作成。実際に取れるかどうかは別として、それぞれの個性が飛び出しすぎているのが見どころです。
その後にオーソドックスな、バナナ、砂糖、お酒で作ったカブトムシトラップを制作しています。こちらはかなり本格的。真剣に採りに行くべく作っています。
採れたかどうかも大事ですが、夜になってカブトムシが行動するまでの待ち時間もしっかり収録されているのがこの動画のいいところ。昆虫採集は時間をかけて捕獲するまでの過程が楽しい、というのを感じさせてくれる一本になっています。

ドカ食い&ライトアップで楽しむ!宮沢賢治のふるさとを巡るVlog【Vlog/岩手県/花巻市】

岩手県民VTuberの一夜見サヤが、花巻市を巡るVlogをアップしています。作家・宮沢賢治の故郷であるこの街を、グルメ方面と施設方面から紹介する内容です。

食の方面では、マルカンビル大食堂で十段巻のソフトクリームを注文。かなり迫力のあるサイズで心をそそってきます。
宮沢賢治記念館と宮沢賢治童話村の紹介動画では、行くまでの階段の長大さや、村内の展示のこっている部分をうまく切り取って楽しませてくれます。
一夜見サヤのVlogは落ち着きのあるトーンの声質で、気分が高まっていく様子をうまく表現しています。豊富な語彙を使ったその語り口は全編を通じてとても聴きやすく、観ているこちらのテンションをもじわじわと高めてくれます。また細かくこだわりを盛り込んだ編集は、テンポが抜群にいいのも特長です。しっかりと計算されたメリハリのある間のとり方で、とても観やすいものになっています。効果音やBGMも細かく調整されており、全編を通じて飽きさせません。

食の楽しさ、出かけ先でのゆったりした感覚、唐突に起こるイレギュラー、回転する思考などが、トークのリズム感でうまく再現されているのが一夜見サヤのVlogの魅力。一人旅をする楽しさや、物事に挑戦するドキドキ感、興味を惹きつける切り口のエンタメ要素が、観やすい匙加減で巧みにまとめられています。

【ひろこ88歳】祝!米寿を迎えたおばあちゃん【メタばあちゃん】

バーチャルな姿で後期高齢者がのびのびと活動している、メタばあちゃん。その0期生であるひろこが88歳の米寿を迎えたことを発表しました。おめでとうございます!

なお、プレスリリースによるとオレオレ詐欺防止の観点から、実際の誕生日は伏せて投稿しているとのことです。
動画内では、米寿のお祝いとして焼肉店へ連れて行ってもらった話を楽しそうにしています。息子、孫、ひ孫と共に揃ってお出かけしたのが楽しかったようで、その喜びが動画を通じて伝わってきます。

また新しくなった広島駅に遊びに行った話などもしていますが、そちらは広すぎたようで、バーチャル広島駅と比較して「バーチャルがええのぉ」と語ってクスリと笑わせてくれる一面も。
バーチャルアバターを使ったVTuberという形式で、高齢者が生き生きと活動する様子を見せてくれる「メタばあちゃん」。その元気さは、観る人に活力を与えてくれます。

【世界初バーチャルYouTuber】プロフェッショナル 自虐の流儀|「私は自虐のために可愛いを捨てる」【キズナアイ】

ソリッドなネタを連発するようになって人気が増しているキズナアイ。今回は「プロフェッショナル 仕事の流儀」をオマージュしたような短編動画「プロフェッショナル 自虐の流儀」をアップし、視聴者を困惑させたり笑わせたりしています。

早朝から自虐の素材集めを始めて「友達ゼロ、案件ゼロ、再生数落ち気味」とパソコンに打ち込むキズナアイ。ちょっと盛り気味な自虐スタイルを見せてくれます。流儀として「笑えないものは、自虐じゃない」と明言することで、この動画の自虐自体も素直に笑わせてくれるのはベテランの技術。自虐をどう演技するか試行錯誤する様子そのものがいい塩梅のギャグになっており、コント動画としても秀逸です。可愛さやカリスマ性が邪魔になっている、という部分の語りは、妙に納得させられる部分とニヤリと笑える部分、両方がバランスよく盛り込まれています。
先日行われた「ニコニコ老人会RUST」で大活躍し、新たなファン層を獲得したキズナアイ。この動画を観た新規視聴者たちの中には、かつてのニコニコ動画のノリを思い出した人も多かったようで、コメント欄は大いに盛り上がっていました。同時に昔からのキズナアイファンだと、初期の勢いのいいネタのノリをパワーアップさせたように感じる部分もあるかもしれません。今後キズナアイがどういう方面に走っていくのか楽しみになる一本です。

デカいやきとりを食おう【山形Vlog|小柳本店】

インターネット在住平成生まれ77歳女子高生、山形県在住の黒尾ちなが、山形県で有名なやきとり屋・小柳に行った時のVlogをアップしました。観ているだけでおなかが空いてきそうな、洗練された食レポになっています。

レバー、ハツ、タン、サガリ、カシラと次々に串を頼みながら、グイグイとお酒を飲んでいく様子は観ていて爽快。お酒が好きな人が味わいを語る、信頼できるレビューになっています。
軽快なトークがぐっと心を惹きつけるVlogです。リズミカルに食について語る様子は心の底から楽しそうで、まるで一緒に飲みに行った友達が嬉しそうに話しているのを聞いているかのよう。インターネット的な用語の使い方も、親しい飲み仲間的なフランクさを感じさせ、とても心地よいです。この動画を見ているだけで山形に行きたくなってしまうくらい、美味しいものを食べる幸せが伝わってくる一本です。

🎋オリパンダーと七夕🎋VR朗読ミュージカル(第二公演)

ききょうぱんだとオリエもん(声優の樹元オリエ)が、VR朗読ミュージカル「オリパンダーと七夕」をVRChatで開催しました。この公演は先日cluster上でも実施されたもので、七夕の物語を、朗読劇+歌で表現しています。ワールド制作はドコカノうさぎです。

ワールドに置かれた本を開きながら読み上げる形式の朗読劇です。誰もがよく知っているであろう七夕の物語に、登場人物たちの心情がよく分かるようなアレンジを加え、エンターテイメントとしてクオリティの高いものに仕上げています。ミュージカルパートとして歌を入れることで、キャラクターたちの感情の高ぶりが一層強く表現されているのは見どころのひとつ。観客を物語の中に強く引き込む構成になっています。
さらに物語の中に入り込ませるようなVRならではの演出も盛り込まれており、観客の没入感を高めているのも見事。演技と音楽はYouTubeでも十分楽しめるものになっていますが、VRで参加したほうがより世界観を深く味わえるようになっています。
次の公演として『星の王子さま』が企画されているそうなので、今回を観て興味が湧いた方は今後の動向を是非チェックしてみてください。

【 #あざとい王選手権 】重大告知あり!!ホロライブで最もあざといのは誰だ!?【雪花ラミィ /ホロライブ】

雪花ラミィが、ホロライブメンバーを集めて「あざとい王選手権」を実施しました。準備されたお題にあわせてあざといセリフをメンバーが再現、誰が一番あざとかったのかを競うものになっています。今回の「あざとい」はもちろん、褒め言葉です。参加しているのは癒月ちょこ、AZKi、白銀ノエル、尾丸ポルカ、ラプラス・ダークネス、博衣こよりの6名です。

前半はシチュエーションボイス。遊園地やお祭りで言われたらドキッとするような長文セリフを読み上げ、あざとさを競います。一つ一つのセリフに結構なボリュームがあるので、かなり見ごたえのあるパートになっています。
後半は額縁に入って一言セリフを語るパート。それぞれの個性にあわせた一言を、できる限りのあざとさを用いて表現しています。額縁の中に入ることでそれぞれのワンフレーズが「作品」になっているのがミソ。スクリーンショットで映えるようなポーズとセリフの数々が楽しめます。
メンツの選び方が上手なのも高ポイントです。「あざとい」に全振りできたり、面白く昇華できたりするメンバーが基本的には多く、しっかり楽しませてくれます。と同時に「ホロライブのオタク」的な賑やかし枠としてラプラス・ダークネスと尾丸ポルカが参加しているのがスパイスになっています。全員の「あざとい」を楽しみ最大限に盛り上げて増幅する要員でありつつ、自分たちがやる際はギャップが生まれてかわいさ倍増になるといういいポジションです。一体誰が「あざとい王」になるのか? 味わい深い物が多いので、採点しながら観てみてください。

NAKARA / かしこまり (Official Music Video)

ビールジョッキ片手にDJブースに立つ姿が輝いている、かしこまりのオリジナル新曲MVが公開されました。夜の街ならではの開放感が感じられる、楽しいポップチューンです。

身体を揺らしたくなるような4つ打ちのリズムにあわせ、軽やかに舞うかのようなかしこまりのボーカルが印象に残る曲です。お酒を飲みながら楽しく歌い踊る様子はネガティブさが一切ありません。「失敗も遠回りも全部が今の私」という歌詞にあるように、彼女の歌声は極めて前向き。自身を鼓舞しながらプラス思考で今を楽しんでいるのがよく伝わってきます。「知らない事に怖気づくな 人生は一度きりだエキサイト」と歌う彼女は、自分自身をもり立てているのと同時に、周囲のみんな、聴いている人全員に励ましを与えているかのようです。
終盤、数多くのVTuberたちを自身の前に招いて一緒に踊る様子は圧巻。仲間たちと共に心ときめかせる時間を全力で味わう、彼女のポジティブな姿勢が、歌声と映像から伝わってきます。

【 #MV 】水曜日のダンスホール/ #餅田とも

ファンキーなリズムに身を任せたくなる一曲です。餅田とものオリジナル新曲「水曜日のダンスホール」が公開されています。撮影場所はVRChatの「Complex7」、ロボットたちが集まり過ごしているワールドです。

仕事で忙しい日々を送る人にとって、週の真ん中の水曜日の夜は踊って憂鬱をふっとばし、エネルギーを充填したい時間。その等身大の幸福が、グルーヴィーな歌声に乗せて歌われています。
何もかもを捨てるというほどかっ飛んではおらず、朝まで踊り明かすというほど元気が有り余っているわけでもないのが、共感を刺激してくれる部分です。遊んでいる内に日付が変わると「まだちょっと遊び足りないけど バイバイよりかはまたねで明日」と静かに撤収して日常に戻っていきます。「長いようで短くて 短いようで長い人生」なのが分かっているのは大人だから。無茶はせず、余力を残しながら週の真ん中の水曜日に花を添えて、次の日からの仕事にまた備えていきます。
終盤、元気に踊っていたダンスホールのロボットたちが去って、一人残されるシーンがありますが、この現実に引き戻されたような祭りの後感がぐっと心に刺さります。ちょっと苦みのあるビールを飲み干した後のような、爽やかさと濃いめの後味が特徴の作品です。

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