日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!
令和最新式ラベンダー狩り2026
齋藤のんのん、春日部つくし、四ツ辻ユキノの3人がラベンダー狩りに行った時の様子をVlogスタイルでまとめて動画にしています。自身たちのアバターで実写の中に映り込むスタイルのVlogなのですが、齋藤のんのんの動画は味わいがかなり特殊です。
3人の楽しそうにはしゃぐ様子がかわいらしいこの動画。令和最新式というタイトルではありますが、まるで昭和のビデオテープのような画質になっているのが齋藤のんのんの動画の特徴。お気に入りのカメラでの撮影とのことで、レトロな空気感ただよう映像なので、観ていてタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
その他の動画でも、レトロ画質のものがいくつかアップされています。古びた映像であるがゆえに、実写とアバターの融合もナチュラル。最新感と旧式感が入り混じる不思議なテイストはくせになる部分が多いので、是非チェックしてみて下さい。
【検証】VTuberの中身が入れ替わったらリスナーはいつ気付くのか? ※初対面
VTuberといえばアバターとアクター(いわゆる中の人)がイコールなのが当然ではありますが、仮に何も言わずに中身が入れ替わっていたらどうなるのか? という実験を天菜はかせが実施しました。1時間の配信で、果たしてどのくらいの人に気づかれるのか…?
入れ替わったのは樋凪理世。特に声を寄せるとかではなく、アバターはそのままにしれっと入れ替わっています。そのときの配信はこちら。
実際に見てみると、流石にあっさりと気づかれている様子。同時に気づいてない人も何人かいる、という奇妙な状況が生まれていました。それを見ながら天菜はかせ自身もコメントを書き込んで楽しんでいます。なお、ネタバラシは配信の中では行われておらず、この動画ではじめて明かされました。
VTuberというアバターありきだからこそできる実験でした。このスタイルでの配信代行がビジネスとして成立するかどうかはわかりませんが、バレバレなの前提でたまにはこういうお遊びも面白いのではないか、という検証実験動画になっています。
【コラボです】ピザでイオンモールを特定していただきました🍕【静馬レイ / 紡ネン】
AIVTuber紡ネンと、イオンモール系VTuber静馬レイによる異色のコラボが行われました。AIで会話のやりとりができる紡ネンが、ピザ屋の写真を用意。それらの写真だけで静馬レイがどこのイオンモールか特定できるか、というクイズを出題しています。人間対AIの対決、果たして…?
今回はイオンモール系VTuber静馬レイがすべての質問に対して回答するだけでなく、補足情報をたっぷり盛り込んで答えるという、圧巻の結果になりました。人間がすごい、というよりもこればっかりは静馬レイがすごい、としか言いようがありません。
AIは学習をすることでどんどん賢くなっていきますが、今回のコラボで紡ネンはぐっとイオンモールに関して詳しくなった模様です。
静馬レイの圧倒的な知識量に感服してしまう動画ではありますが、同時に紡ネンがナチュラルに静馬レイと会話していることにも驚かされます。今までのAIとしての学習が功を奏し、対人間とのコラボもスムーズにできるようになっています。
大蔦エルに質問したい10のこと!
視聴者から集めた質問を相手に聞いて回答してもらう魔界の一般人シャレトンの動画シリーズ。今回は6月いっぱいで卒業した大蔦エルへの質問を集めています。回答者自体は登場していない、というのもこのシリーズの特徴です。
といってもこのシリーズまともな質問は半分くらいで、残り半分はいい匙加減でふざけているのが特徴。今回もそのゆるいバランス感覚が伺えます。
「さすがにプロデューサーをぶっ飛ばそうと思った企画はありますか」「どうやったら中日ドラゴンズは強くなりますか?」などの質問を投げてくる視聴者、それを中京テレビで活躍していたときに培われたであろう機転でビシバシ回答する大蔦エル。それをツッコミを交えながらユニークにまとめるシャレトン。動画として編集されているので、テンポよく観ることができます。
大蔦エル自体はVTuberから卒業をするためともするとさみしい雰囲気になってしまいそうなところですが、シャレトンのこのシリーズは軽快にいじりいじられを楽しむライトさがあるため、センチメンタルな空気は一切ありません。それどころか今後もよろしくねくらいの軽さを持ち合わせているので、彼女の引退をさみしく感じているファンにこそ見てほしい、明るい内容になっています。
刺激が欲しい人、全員蚤の市に行ってください!!!【vlog】
元気いっぱい、かつサブカル的なことに興味津々、好奇心のままに突撃していくサブ太郎。今回は刺激を求めて蚤の市に行った様子をVlog形式でアップしています。
会場の様子を堪能しつつ、感想やツッコミを入れ続けているサブ太郎のトークが軽快で、興味をそそってきます。
特に面白いのは後半、蚤の市で買ってきた古い雑誌を読むパート。戦時中のリアルが記された内容は迫力があります。本人曰く、博物館に置かれていた展示だったらここまで衝撃を受けていなかっただろう、とのこと。
蚤の市では現在の生活に使われている雑貨と並んで、歴史が刻まれた本や写真などもずらっと、雑然と並べられています。今の生活につながる、連綿と連なる時間の一部としての古雑誌が何気なく売られているからこそ、記されている内容に対してのリアリティがぐんと増しているのが動画から伝わってきます。気軽に行けて、非日常感と日常感の狭間を体験できる、蚤の市の魅力が詰まった動画になっています。
星をみる少女 / 星街すいせい (official)
星街すいせいとJTBのコラボレーション企画「プロジェクトスターゲイザー」が始動しました。これは「星街すいせいが未知の景色を切り拓く姿を通じ、まだ見ぬ世界と響き合い新しい未来を創り出す」JTBとの「共鳴」するプロジェクト、とのことです(PRTIMESより)。
このMVとステートメントムービーでは、星街すいせいが日本を旅立ち、カザフスタンを訪れている様子が自撮りVlog形式で撮影されています。歩いているときや乗り物に揺られているときのブレにあわせて自然に揺れる星街すいせいの描写が、非常にリアル。現実世界の中に、星街すいせいが自然体で降り立った映像が観られます。その映像の合間に挟まれた、彼女の過去を写したようなスナップショットも、エモーショナルです。
はるまきごはんによる作詞作編曲の楽曲は、旅に出るワクワク感にあふれています。それを大地の向こうまで駆け抜けるかのごとく響き渡らせている星街すいせいの歌声が心を洗ってくれます。彼女ならではの、サビの吸い込まれるような高音パートを聴いていると、遥か異国の地で星空を見上げている感覚が体験できるはずです。
星街すいせいとバーチャルシンガー初音ミクがコラボした、ロッテの「クーリッシュ」「爽」のCMも公開されています。ふたりが歌っているのはキタニタツヤによる楽曲『青のすみか』。学校生活を送る学生たちの中でアイスを届け、歌うふたりの姿の爽やかさは、彼女たちのキャラクター性と髪色にぴったり。夏の暑さを吹き飛ばすような清涼感あふれるCMになっています。
オリ曲の祭典、VocaDuo2026開催!
「歌い手 × ボカロP × 絵師 × 動画師 × MIX師」がチームを組んでオリジナル楽曲を制作する音楽の祭典、「VocaDuo2026」が開催されています。今年も数多くのVTuberが参加しており、腕によりをかけた傑作MVが多数公開されています。今回はその中から一部をピックアップ!
ボーカル綿菓子かんろ、音楽西島尊大らによるチーム「キャンディ・量子・シャワー」の楽曲「よふかしのセオリー」は、夜のワクワク感を軽やかに歌った作品です。大冒険を夢見た少女の様子が優しい歌声でつづられ、かわいらしいアニメーションで描かれるこの作品、前半はすべてひらがなになっているのですが、ラストで漢字が交じる歌詞に変わり、そこで作品の意味がより深く理解できるようになっています。このMVそのまま、NHKみんなのうたでかかっていても違和感のないレベルのクオリティです。
ボーカル夢川夢、音楽背面8回宙返りらのチーム「みんな賢そう、」が公開した楽曲「バディ」は、曲の入りからマシンガンのごとく超高速で歌われるラップボーカルに圧倒される一作。前半の怒涛のハイスピード楽曲っぷりを後半はさらに飛び越え、ふたつの歌詞を同時に歌うパートへと移行。同じような音の響きだけれども意味が全く違う歌詞の重なり合いに驚かされます。この超速曲をスムーズに歌う夢川夢の歌唱力には脱帽せざるを得ません。
ボーカル・動画公乃ポチ、音楽犬ドリンクらのチーム「消夏」による楽曲「煙火」は、まるでうだるような暑さの夏の日の夕方、めまいに似たぼんやりとした感覚の中で聴いているかのような錯覚を覚える不思議なメロディと、お祭り感と憂鬱感をこじらせたような絶妙な歌声がくせに作品です。昭和のブラウン管を感じさせるような動画の作りも巧妙で、聴けば聴くほどクラクラさせられる一作です。
ボーカル鈴神うたね、音楽んなおらによるチーム「ぬけがら」による楽曲「ぬけがら」は、キラキラした音色と、どこか儚さを感じるエモーショナルなボーカルが、夏に吹き抜ける風のような、ラムネを開けたときのシュワシュワとした炭酸を味わうような、爽やかさを感じさせる作品。入道雲、虫かご、プール開放など夏のイメージがたっぷり盛り込まれながらも、夏に囚われている心情がうまく描かれています。「とけない」の言葉の使い方が心を惹きます。
nyankobrq、Yaca、gaburyu、somunia、をとはの全員が作詞・作曲・歌・イラストを手掛けているチーム「2年C組のともだち」による「クラスメイト」。それぞれが自身の個性をボーカルでもイラストでも歌詞でもがっちりと出しつつ、それらが一つにまとまっていく様子はまさに雑多なクラスの中の様子のよう。様々な「ともだち」論が入り混じる多角的で楽しい楽曲になっています。ユニークなのは編曲表記が「nyankobrq VS gaburyu VS をとは」になっていること。クリエイターとしての面々の、競い合いもまた仲良しの証のようです。
ボーカル・花園セレナ、音楽OzaShinらによるチーム「ねこねこネットワーク」の「シャル・ウィー・ニャンス?」は底抜けに明るいメロディとキュートなボーカルが耳に残るハッピーチューンです。猫になる幸せがたっぷり詰まったワクワク感あふれる楽曲を彩るのは、よく動く楽しいアニメーションムービー。観ていてついついいざなわれて猫になりたくなってしまう、夢いっぱいな一作です
ボーカル空澄セナ、作詞古閑翔平 ( YOURNESS )、作曲古閑翔平 ( YOURNESS )・yukirieらによる「After We Fade」は、ひとりの少女の成長を描いた楽曲です。幼い頃歌が大好きだった女の子が、夢を叶えるために努力を続けたものの、叶わないんじゃないかと臆病になって、歌うことが怖くなってしまう…それでも「音が私を探してる」と自分の気持ちに向き合う様子が、熱のこもったボーカルで歌い上げられています。是非MVで描かれる、勇気を持って一歩踏み出した様子を見届けて下さい。
ボーカル夕凪潮、音楽kousらによるチーム「8月32日」の「幽霊」は、轟々と残響が鳴り渡るシューゲイザースタイルの楽曲です。泣きのある繊細な歌声がくっきりと響くと同時に、行き交う人並みのような音の波の中に飲み込まれていく音作りになっています。衝動だけで変えられると思っていたのに、衝動だけでは変わらないと悟り「さよなら 次の世界でまた 見つけて」と歌う様は、やりきれなさに満ちて心を貫いてきます。
ボーカル未確認動物うまぴ・七篠さよ・釣鐘ふうり、作曲sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司、作詞真白ユキらによるチーム「SUSHI IN THE RAIN」による「No rain, no flowers」は、ポジティブさあふれるポップソング。まさにタイトルのように、つらい思いを抱えているからこそ花は咲くという前向きさが、明るく力強い歌詞と3人の歌声から伝わってきます。掛け合うような3人のボーカル、そしてサビのハーモニーはキラキラと輝くような眩しさでいっぱいです。
ボーカル桜音ことり、音楽芥田レンリらによるチーム「Discordを乗っ取られて関係各所を怖がらせましょう!」による「hyperlink」は、インターネットを介してつながっていくときの希望に満ちた思いが詰まった、まるで旅をするかのようなワクワクが詰まった一曲。光速を感じさせる楽曲の疾走感や、インパクトのある間奏パート、きらめくような美しい高音ボーカルが、ネット黎明期のつながっていく感動を思い出させてくれるような作品に仕上がっています。
ボーカル旭乃アクア、作曲・動画yokoyan、作詞Yuki Wakasugiらによるチーム「pH7.0」の「FlameBlueの憧憬」。高音が響き渡る、旭乃アクアの火傷しそうなほどの激しい歌声はあまりにも力強く、胸を打ちます。「フレームブルー」は紫陽花の種類だそうですが、同時に高温で燃え上がる青い炎とのダブルミーニングになっており、まさにドライブ感あふれるこの楽曲の熱情を表しているかのようです。
ボーカルラヴカ・ラピス、音楽のいまげらによるチーム「ラブリーチャーミーな敵役」の「DOOOOOOOPE」はサイケデリックなサウンドが突き刺さるロックナンバー。アップダウンの激しいメロディラインを妖艶に歌うラヴカ・ラピスの歌声が脳をグラグラと刺激してきます。病室の中の圧迫感と、その中で頭が冴えていく不穏感が入り混ざっていく様子が、うねるギターの音色と、どこかにいってしまいそうなクラクラするボーカルで表現されており、まさにDOPEな一曲になっています。
過去のおすすめ記事はこちらから:
必見!今週のおすすめVTuber






