日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!
【楽器】「ほら貝」をカラーコーンで作ってみた!!!
ビブラスラップやフレクサトーンなど、気になるけど仕組みのわからない楽器を自力で工作して何度も話題になったヘアピンまみれ。今回は三角コーンで法螺貝を作るという、これまた前人未踏の領域に取り組んだ動画を制作し、アップしました。今回は仕組みは最初から把握していることもあってか、法螺貝の形を再現する部分にとんでもない労力を割いています。
グルーガンなどを使いながら本当に地道な作業でコツコツ作っていく様子は、実にヘアピンまみれらしいDIYスタイル。動画自体は高速で編集されていますが、とんでもない時間がかかっているようです。
吹いたときの音の再現のみならず、法螺貝ならではの形状や、法螺貝に巻いてある紐の部分もこだわり抜いていくあたりが、ある意味ヘアピンまみれというVTuberの工作スタイルの真骨頂でしょう。妥協せずに作り込んでいくために、想像力をフル回転させて考察を進めていく流れ自体が見ていてワクワクします。
ぜひ真似てやってみよう、というレベルを遥かに超えています。技術力フル活用で挑んだ自由研究といった趣になっており、VTuberヘアピンまみれにしか出せない味がたっぷり感じられる一本です。
引退発表した”あの人”が家に来てくれました。
この発言をズバッと言い切れるのはさすがおめがシスターズ(おめシス)。ふたりが自チャンネルに招いたのは、先日引退発表をして多くのファンを驚かせた東雲めぐでした。2018年スタートでほぼ同期の彼女たち。おめシスのふたりは早速引退について、包み隠すことなく真っ向から切り込んでいます。
VTuberは続けたいけれども、2026年の9月21日に契約満了になるがゆえに「アカウントを返さないといけない」という、避けようのない状況下に置かれていることを語る東雲めぐ。それに対してのおめがリオの意見は「やっぱ転生しよう」でした。
「転生」とは、VTuberを引退した後に別のVTuberとしてデビューすることを指します。基本的にVTuberのアクターは、リアルな自身そのものについて名乗ることはほとんどの場合はないため、仮にファン側は転生したと気づいても「別のVTuber」として向き合い、転生前のVTuberアバター・キャラクターについては触れないのが暗黙の了解のようになっています。
おめシスのふたりは転生をものすごくポジティブなこととして捉え、今回の対談で扱っています。おめがリオは「Vチューバーのいいところってそこだから」「やっぱVチューバーってのは自由でやりたいことをやる職業」と力強く発言しています。東雲めぐも「転生したいと思ってるよ」とはっきり述べています。
クリエイター側の表現の手法としてのVTuber、という考え方の元にポジティブに会話が進められているこの動画は、現在のVTuberシーンの動向を考える上で重要な、演者側の思いが詰まっている内容になっています。
チャンネル登録4万人の専業VTuber、これを成功と言っていいのか【収益公開】|ピキハイ
Peaky Hikersの毎年恒例、収益金額の具体的数値をまるっと見せる公開動画が今年もアップされました。自分たちの活動でどれだけの収入があったのか、そのためにどれだけ支出をしたのか、金額を赤裸々に明かしています。今年のPeaky Hikersはお米6.3トンを一週間で完売させたという実績がありますが、果たして…。
収入がドンとアップしているのが分かると同時に、それにかける支出もドンと大アップしているのが強烈なまでに伝わってくる動画になっています。特にお米関連の収入と支出の額は実際に数値で見てみるとなかなかのインパクト。
Peaky Hikersは動画のみならず、演劇や農業にも勤しんでいるため特殊な収支もありますが、VTuberがどのような部分で収支を得られるのか、専業として稼ぐにはどうすればいいのかの具体例として参考になる部分が多い、貴重な資料的動画になっています。
【レポ】ボイチェンVtuberでもスタジオで歌ってみた収録してみたい!【どばとちゃん】
「テレキャスタービーボーイ」の歌ってみた動画をアップしたどばとちゃん。彼女は自身が女性でありつつ、女声から女声へのボイスチェンジャー(ボイチェン)を使っていることを明かしたうえで、今回はボイチェンを使った場合の歌ってみた収録の方法についてまとめた動画をアップしています。
ボイチェンはどうやっても遅延が発生しますし、ノイズの問題もあるということで、実際にスタジオに行って収録をした際どのようにしたのかを詳細に語っています。具体的にどう取り組んだのか説明した上で、地声バージョンとボイチェンバージョン両方を公開。技術的な面での出来栄え比較も聞くことができます。
ボイチェンを使っている人で、自分のお気に入りの声で歌ってみた動画を出したい人にはかなり役立つ内容です。
歌ってみた動画本編では、漫画家として活躍しているどばとちゃんがイラストを大量に描きおこしており、かわいさてんこ盛りのムービーのMVが制作されています。ボイチェンを使って自身の求める「かわいい」を表現している彼女の歌声は違和感なくMIXされており、少女のゆらぎ感覚も盛り込まれたようなボーカル表現がうまく原曲にマッチした一本に仕上がっています。
【#vtuber発掘3 】チャンネル1万人以下の原石個人勢VTuber大紹介逆凸✨【ホロライブ/夏色まつり】
VTuberを見ることが大好きで、様々なVTuberの配信に顔をひょろっと出すことでも知られている夏色まつりによる「vtuber発掘」配信の3回目が実施されました。このシリーズではチャンネル登録者数1万人以下の個人勢の中から、気になる存在をピックアップしており、今回は熊蜂えま、古都Laz、フレリア・ランヴェルセ、桜音ことり、こまいぬの5人が紹介されました。
各々にプロフィール帳を作ってもらい、それを見ながら一人ずつの魅力を深堀り。加えて個性を大人数の前でPRできるようにアピールタイムも設けられています。たとえばお菓子作りが得意なフレリア・ランヴェルセは、その制作過程をまとめた動画を公開し、料理の腕前の高さと動画編集力を見せてくれました。また古都Lazは自身が制作したアバターを駆使しながら、フルートで星街すいせいの「Stellar Stellar」をカバー演奏。音楽表現のクオリティの高さとLive2D技術の両方を披露しています。
📊【登録者1万未満】週間VTuber登録者増加数ランキング
YouTube登録者増加数TOP3
🥇 1位: こまいぬ🐶⛩🐶
🔗 [https://t.co/IpemEWOOFM]
🥈 2位: フレリア・ランヴェルセ🍓🍰
🔗 [https://t.co/si80AV0YCS]
🥉 3位: Laz Channel / 古都Laz (ふると らず)
🔗 [https://t.co/Nb7UpGzIxC]— ぶいまと!データ速報 (@Vmato_data) December 15, 2025
この配信に出た5人は、登録者1万未満の週間VTuber登録者増加数ランキングで見事に1から5位を獲得したようです。
夏色まつりが本当にVTuber好きで発掘を続けているからこその、信頼感があふれる配信です。自身の発信力をうまく使いながら、エンタメ番組としてもしっかりまとまっているのが夏色まつりの配信のうまいところ。VTuberファンにこそ是非見ていただきたい構成になっています。
【告知あり】宝鐘マリンのお尻の感触に近いものを探そう!【ホロライブ/宝鐘マリン・白銀ノエル・戌神ころね】
これをやろうとしたこと自体も、そしてエンタメ番組としてきちんとまとめたことにも畏敬の念が湧いてしまう、宝鐘マリンの企画が配信されました。それは自分のおしりの感触に近いものを触って比較しながら探そう、というもの。以前から自身の「デカケツ」を売りにしていた彼女ですが、ここまでネタに振り切りつつ、下品ではなく面白さでまとめられるバランス感覚は見事です。
戌神ころねと白銀ノエルに実際におしりを触って確認してもらった上で、3人で似たような触感の素材をお店でチェックして買い出し。保冷枕やスライム、肉まん、ういろうなど次々に比較検証をしています。
そこでたどり着いた究極の素材を参考にしつつ「マリケツグッズ」を実際に制作、販売にたどり着きました。ここまでこだわられたら、それはもうグッズのほうの感触は「マリケツ」に限りなく近いと期待してもいいのではないでしょうか。
グッズの発想自体に自身のキャラクター性を加味しつつ、その発表方法もしっかりみんなが楽しめる方法で動画としてまとめていることこそが、宝鐘マリンというエンターテイナーのこだわりと才能あふれる部分です。序盤にマリケツについてのナレーションを担当しているのがAZKiというのもまた見どころの一つ。全力のおふざけを、とことんクオリティ高く真面目にやり抜くことで、インパクトだけでなく味わいのある企画になっています。
【恐怖のオリ曲】でびタスマゴリー【でびでび・でびる/にじさんじ】
でびでび・でびるのとっても「こわい」部分と「かわいい」部分が濃縮されたオリジナル曲MVがアップされました。作詞作編曲はOSTER projectです。
でびでび・でびるが今まで配信で見せてきた数多くのエンターテイメント精神がうまく表現された作品としてまとめられています。「望んだ景色はあったかい? そんな顔してさ はあ 哀れだね」というパートで、二カッと笑うでびでび・でびるの顔。ファンがでびでび・でびるに求めていたものが最高に味わえるワンシーンです。
ショー形式の楽曲にあわせて心の底から楽しそうな歌声はでびでび・でびるのキャラクター性がよく出ており、かわいさに魅了されることの恐ろしさを骨の髄まで感じさせてくれるはず。「契約という名の絆」という歌詞にこめられたファンとの関係も重要なポイント。この曲を聞きながら、でび様のかわいらしさと恐ろしさに弄ばれちゃいましょう。
3Dライブでは今回の新曲も華やかに披露されており、でびでび・でびるのちっちゃくてかわいらしい姿による歌とダンスの数々を存分に満喫できます。コミカルな構成とでびでび・でびるのキュートなビジュアルに惹かれて一瞬勘違いしそうになりますが、ライブ内でやっていることは冷静に考えるとかなり悪魔的で恐ろしいものだというのも、でびでび・でびるワールドならではです。
碧天に尽き – 宗谷いちか【Music Video】
青空のように透き通る宗谷いちかの歌声が、まるで映画のワンシーンのように心を掴んでくるオリジナル新曲MVが公開されました。曲のはじまりの部分「碧く染まる 君は蜃気楼」の歌唱部分だけでも、どこまでも高い空の広がりを連想させるような心地よさであふれており、宗谷いちかというVSingerの実力を十分に感じさせてくれます。
空に吸い込まれていくような高音ボーカル部分の表現が繊細かつみずみずしい今回の楽曲。J-ROCKバンドサウンドとの相性も抜群によく、隅々まで爽快感にあふれています。
歌詞に連動した街の鮮やかな景色の映像に、風のように清涼感あふれる歌声が重なることで、心を震わせる「碧」という言葉が巧みに描き出されました。途中の間奏でのテクニカルなブレイクも、聞く人の心をぐっと掴んで共感させる効果抜群。宗谷いちかの考える鮮やかな色彩を、目だけでなく耳からも感じられるような一曲です。
DECO*27 – モニタリング (Best Friend Remix)/リゼ・ヘルエスタ(cover)
「おかえり」という言葉を添えてアップされたのが、リゼ・ヘルエスタによる「モニタリング (Best Friend Remix)」のカバーMVです。
ご視聴ありがとうございました。
このドアをノックする日を本当に、本当に長い間待ってました。気持ちを込めて歌ったのでたくさん聞いてもらえると嬉しいです!DECO*27 – モニタリング (Best Friend Remix)/リゼ・ヘルエスタ(cover) https://t.co/Yid8UD9q1z @YouTubeより
— リゼ・ヘルエスタ👑 (@Lize_Helesta) December 16, 2025
誰のドアをノックするのを「本当に長い間待って」いたのか、誰に対しての「おかえり」なのかは彼女は明言していませんが、おそらくラジオなどで一緒に活動を続けていた友人である、復帰予定のとあるライバーなのは間違いなさそうです。卒業のときは「帰り道は遠回りしたくなる」で送り出した彼女が、歌でドアをノックして迎えにきた形になります。
ここで「Best Friend Remix」を選択し、「あたし、きみの味方だよ」と概要欄に書き記すところに、リゼ・ヘルエスタの人柄と思いが感じられます。まっすぐに想いを伝える力のあるリゼ・ヘルエスタの柔らかく芯のある歌声が見事にハマり、力強く背中を押してくれるパワーにあふれた一作になっています。
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