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VTuber 2025.02.17

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~2月14日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、今のVTuberの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

【!?】妹がVtuberになってて草

いわゆる「両声類」でVTuber初期から話題になっていたふぇありす。その現実の妹がVTuberデビューした、というまさかの出来事が起きたのを動画にしています。
妹は七天八十院アエギスというトリリオンステージ所属のVTuber。デビュー配信自体は2月14日でしたが、それまで多数ショート動画などをあげていたこともあり、既にYouTube10万人登録の人気VTuberになっています。

両声類VTuberふぇありすもかなり珍しい存在なのですが、アエギスは音大首席でオペラが歌えて、デュラハンとサキュバスのハーフなので首が常に浮いている、という凄まじい個性の持ち主。ふぇありすもIQが高くMENSA会員、という超優秀姉妹です。でも、どちらも直球のかわいい・かっこいいではない変化球なのも面白いところ。
ふぇありすは自身を男性であると明かしているのですが、アエギスは「お姉ちゃん」と呼んでVTuberふぇありすのアイデンティティを保っているところからも、ふたりの関係性がしっかりしているのがよくわかります。

https://www.youtube.com/watch?v=9tCabC9C6xI

七天八十院アエギスのオペラ歌唱能力は本物で、ショート動画でその才能を聴くことができます。加えてトークも面白いところをしっかりつかむ力があり、動画編集もハイクオリティ。デビュー前から大人気だったのもわかります。今後の活動にとても期待ができる新人VTuberです。

VTuber同士が裏で共有してる情報【みてるぞ】 #ksononair #vtuber

ksonがアップしたショート動画は、今VTuberをやっている人、VTuberファン、VTuberとやりとりしている人、すべてが見ておいて損のない内容。大きくなったVTuber界隈だからこそ起きるトラブルについて、怪しい業者の情報、厄介ごとの多いクリエイターなどの話題は裏でVTuber同士ちゃんと話が回って注意喚起されているよ、というのをバシッと見せてくれる内容です。

これを個人活動しているksonが言っている、というのが重要なポイント。自分を守るには自分でなんとかするしかない個人勢にしてみると、企業内での情報経路のようなものがなく不安になるかもしれませんが、個人VTuberのネットワークでもきちんと話は回るものだというのを感じさせてくれます。
「もしVTuberやっている人で心配な人がいたら気軽に私に聞きに来てね!」という働きかけも頼もしい。この動画が多くの人に見られることで、トラブルが起きる前のストッパーになりそうです。

現在ksonは、英語と日本語のバイリンガルであることを活かしてユニークな切り口から英語を楽しむ「#クソザコ英語教室」や、Xのトレンドをチェックしながらその話題を雑談で読み解いていく「What’s TRENDing NOW?」「BUZZっとる!」をシリーズで配信しています。どちらも話を聴くだけでも面白く、かつ自然と勉強になる部分もあり、中身は濃いめ。雑談を楽しく聴きながら、実になることも少し吸収したい、という人にはとてもおすすめできる2つのシリーズです。

【ラップバトル】MCガチ恋ぽんぽこ VS MCぽんぽこ

ガチ恋ぽんぽことぽんぽこがラップバトルを行いました。一見なんのことかわからないかもしれないですが、一応ガチ恋ぽんぽことぽんぽこは別人格です。人格Aと人格Bがディスり合うというのはなかなか見る機会がない対決かもしれません。

このラップバトルのすごいところは、応酬のレベルが非常に高いところ。リズムにあわせながら正統派かつたまにおもしろ単語を挟んでぐっと心を引く田舎の子的なぽんぽこ。自身のぶりっ子キャラクター性を強めに出しながらその魅力でアピールポイントを稼ぎつつ攻め込んでいくガチ恋ぽんぽこ。韻の踏み方も気持ちが良いものが多く、聞いていて普通に感心させられます。
特にガチ恋ぽんぽこ側の「ガチ恋3箇条」のリズム感と歌詞のクオリティは抜群の出来を誇っています。言っている中身も納得させられる見事なパンチラインです。

ぽんぽこちゃんねる内でのラップバトルはこれで4回目。実に2019年から実施されています。今まではぽんぽこvsピーナッツくんだったので、今回は特異なのもよくわかります。いずれも個々のキャラクター性や個性を活かした楽しいものなので、ぜひあわせて御覧ください。

【#Vtuber偉人会】本日の偉人はぽんぽこ&ピーナッツくんさんです【天開司/Vtuber】

天開司のチャンネルで行われた「#VTuber偉人会」シリーズ、第2回はぽんぽこ&ピーナッツくんでした。2018年2月にデビューしてから精力的に活動を続けているこのふたり、内部での取り組みも、対外的な活動も異常なほど多く、紹介している年表の量もすさまじいことになっています。とはいえファンが見れば、話題を削るのが難しく欠かせないものしかないのもわかるかと思います。そのため、配信時間はびっちびちの濃度で3時間超えです。

ずっと個人で活動を続けてきたふたり。やはり常に焦りとの戦いだったのが、二人の話からわかります。いつものふたりのトークそのままなので笑いどころは多いのですが、走り続けないといけない焦燥感や、全部自分たちでやらなければいけないハードさも伝わってきます。
デビューから追っていくと、2018年から毎年続けてきた「刀ピークリスマス」のコンテンツ化の偉大さや、「ぽんぽこ24」の及ぼしてきた影響、異様なまでのライブイベントの量を勢いでこなすパワーなど、まさに「偉人」の名にふさわしい活動を続けてきたのがよくわかります。
その一方でピーナッツくんのCD誤発注事件など、なかなか聞く機会のないトンデモ話も飛び出しています。ぽこピーファンなら必見、そうじゃない人でもVTuberの個人活動者の歴史そのものでもあるので、ぜひチェックしてみてください。

【 壺おじ 】指示厨と奏声担当の方をお招きしました、、一体どうなる?!【音乃瀬奏】#hololiveDEV_IS #ReGLOSS

ホロライブの音乃瀬奏がラジコン(言われるがままにゲームをする人)、音乃瀬奏の声担当がラプラス・ダークネス、指示厨という名のツッコミ役が大空スバル、というカオス配信が行われました。音乃瀬奏の声はラプラス・ダークネスなので、音乃瀬奏は声を一切出せません。なのでラプラス・ダークネスはやりたい放題。

ラプラス・ダークネスの好き勝手感と、大空スバルの(ラプラス・ダークネスへの)アオリと鋭いツッコミ、ひたすら耐える拷問のような音乃瀬奏、という構図が1時間続きます。ボケ倒すラプラス・ダークネスと、ボケを全部拾う能力のある大空スバルのシナジーが完璧すぎるので、音乃瀬奏はゲームどころじゃない表情で振り回されっぱなしなのがユニークです。ラプラス・ダークネスが、音乃瀬奏という人物をどういじれば面白くなるのかを熟知しつつ、自身のオタクノリをドバドバ出すことで1時間ずっとアッパーなテンションを保っている、ドタバタ配信になっています。

以前ホロライブでは、さくらみこが声が出なかった時期に、ラジコンさくらみこ、指示厨尾丸ポルカ、さくらみこの声天音かなたで配信をしていました。天音かなたのさくらみこモノマネがものすごくうまい上に、みこめっと(さくらみこ・星街すいせいのユニット)のいじりで拷問度マックスでした。
天音かなたが風邪で声が出なかったときに、天音かなたの声をさくらみこが担当し、沙花叉クロヱがインタビューをする、という逆の立場の配信も行っています。こちらは天音かなたが後ろで声を少し出しているのもあって、声を休めるはずがツッコミが止まらず好き勝手振り回されて大変なことになっているのが楽しめます。

【Original Anime MV】グローエンブレイス/白上フブキ(Original)

先日1stワンマンライブを大成功させた白上フブキ。彼女は自身の活動にも一生懸命ですし、ファンと近い距離で触れ合うことも大事にしていますが、同じくらいホロライブのメンバーを非常に大切にしていることで知られています。そんな彼女の気持ちがよく表れているのが、このアニメーションMV「グローエンブレイス」です。

1stライブに挑む彼女のことを様々な仲間が支えてくれた、と描写するこのMVは、沢山のホロライブメンバーが登場します。バカタレサーカスやふぶみこめっとさん、いろはにほへっと あやふぶみ、ホロライブゲーマーズなどなど、彼女が関わってきた面々との思い出が次々蘇るシーンは、ホロライブファンならぐっと来るポイントだらけだと思います。
普段はアイドル的なキュートな歌声の彼女ですが、シリアスな歌を歌う場合は自身の声質はそのまま活かしつつ、思いを告白するかのように伝えるボーカルで聞かせてくれます。ここが等身大なままの白上フブキらしさを感じさせてくれる、歌の魅力です。

ライブ前に発表したMV「閃光のように」は、ハードロックな岸田教団&THE明星ロケッツの岸田による楽曲で、バリバリのロックチューン。ライブでも大盛り上がりした一曲でした。リアル世界と融合したAR映像も非常にかっこよく、彼女の新しい一面が見られる作品です。

猫塚大翔 – BONFIRE 【 Official Music Video 】

エモーショナルな音の響きが印象に残る猫塚大翔のオリジナル新曲「BONFIRE」は、聴き終わった後も余韻が残る音色が特徴のギターロックです。ロキノン系のJ-ROCKが好きな人なら、ギターの音色にぐっと心掴まれると思います。

感情を強すぎず弱すぎず、絶妙なバランスでボーカルにこめるのが得意な猫塚大翔の技術がいかんなく発揮された作品です。特に今回は「大好き」「愛してる」の言葉がうまく紡げないもどかしさ、相手がどうなのかわからない苦しさを表現した作品なのもあって、心焦がす思いを的確なさじ加減で表現しています。その歌声が重なることで、最終的に燃え上がるBONFIRE、篝火と表現しているのもうまいところ。
ムービーも自身で作っている猫塚大翔。毎回VRChatのワールドを用いた演出に長けており、今回も歌詞の思いをより強く表現するような場所を選んで、うまく撮影しています。特に女の子側がいる真っ白な空間は、自身の心を見つめているようですし、猫塚大翔が歌っているディスプレイが大量にある場所は自身の内面に囲まれた場所のようにも見えます。いろいろな解釈ができるMVだと思うので、ぜひチェックしてみてください。

コインランドリースカッド『しるぶぷる~ぷ』Official Music Video

四人の可愛さ炸裂! 永久不滅ゆるる、カカ・エツボニール、花萌葱スイハ、明鏡止水ふわりによるユニットコインランドリースカッドのオリジナル新曲は、4人のキュートなところがフルに生かされたポップチューン。作詞・作曲・編曲・MIXのすべてをカカ・エツボニールが担当しており、その多才さに驚かされます。

コインランドリースカッドは、VTuberProduction「Vebop Project」の二期生4人のユニットです。「地球侵略が目的(だったはず)の異人怪人の4人組」とのことですがバレンタインデーに発表されたこの曲を聞いていると、まるで4人のヒロインに囲まれてドキドキするかのような感覚すら覚える、KAWAIIポップスに仕上げられています。
4人ともかわいらしい声なのですが、かなり声質はばらばら。その声の魅力をすべて活かしながら、ひとつのまとまった作品にしているのは見事です。4人をこれから知る際の入門編的作品ともいえそうです。

No.037 幸祜 -KOKO- 「むすんでひらいて」【Official Music Video】 –

昨年6月、VSingerの幸祜が体調による休止を発表しました。今回のシングルオリジナル曲は、その活動復帰作です。ウルフカットの新しい姿で、高らかに自分の思いを歌にしています。おかえりなさい!

今回の作品は直球の感謝ソングになっています。歌だからこそ伝えられる、でも歌だからこそ表現の難しい「ありがとう」。これを伸びやかでハツラツとした声が魅力の幸祜のボーカルで、しっかりと伝えてくれました。
その他の歌詞も、ド直球。「あれもこれも眩しすぎて 眺めながら涙がこぼれた だれもかれも羨ましくて 気づかれないように隠れたんだ」と自分の心を振り返りながら「優しさも 強さも 痛みも全部 いつでももらってばかりだったんだ」「優しさも 強さも 今度は全部 僕が伝えていく番だから 転んで 泣いてもまた歩き出して 繰り返していく それでいいよ」と相手に対しての感謝の念と決意を述べています。ここまで直球で歌ってくれると、こちらも応援しがいがあるというもの。こちらこそありがとう、またよろしくね、と。
高音パートののびやかさや、疾走感のあるポップスの魅力を引き出す歌唱力は健在どころかパワーアップしています。新生幸祜は、感謝の言葉をばらまいて、さらに飛躍していきそうです。

【合作】にじさんじを全力で振り返ってみた| にじさんじRewind 2018-2025

これはVTuber当人の動画ではなくファンアート作品です。にじさんじのファンが集って振り返る、2018年から2025年までの7年間をアニメーションにした動画が公開されています。あくまでもファンメイドなので個人の解釈の入ったものなのですが、ほとんどのカットに元ネタにあたるものがあり、かつVTuber文化の変化を考えるのに欠かせないポイントも含まれているので、紹介します。
2018年ににじさんじ一期生がデビューしたところからスタートし、大型のにじさんじ箱イベントが次々話題として出されていきます。Minecraftでの夏祭り、にじさんじGTA、にじさんじのくじじゅうじ、各種公式番組、にじさんじライバー妄想トーナメント戦、にじなわとび、にじフェス2022「不思議の国のアリス」、VTuber女子ローション相撲、にじさんじ甲子園…と追っていけばきりがないほど細かく網羅されています。どれが何のイベントなのか探してみるだけで、にじさんじの歴史がわかります。
また定番ユニットとして、舞元力一、OD組、もちもち、ひなちなちま、紅ズワイガニ、本間ノ葛也、Ranunculus、さくゆい、Twilimeなどなどもがっちり描かれています。かなり懐かしいものも多いと思うので、最近ファンになった方は人名で検索しながら過去アーカイブを探すのも面白いかもしれません。
卒業したメンバーがかなり登場しているのも、嬉しいところです。色々にじさんじで出来事があった中で卒業生が残した足跡を再確認できると思います。
面白いのはにじさんじのファン側の行動である「切り抜き」を文化としてきちんと作中に混ぜている所。切り抜き自体は公式のもの、公式ではないもの両方が存在しますが、間違いなくVTuber文化として無視できない存在として7年間ありつづけました。
もちろん全てのイベントやユニットが出ているわけではないのですが、公式のもの、ライバー発信のもの、ファン発信のものが、明確に切り分けながらも並列に表現されているのが興味深いところです。いずれも7年の歳月を経てきて、全部成長してきた、という制作者の思いが詰まっているように感じられます。
超大作なので参加者の数も多く絵柄もバラバラなのですが、不思議とみんな同じ画面内でまとまって見えるのは、編集の力だけでなく、にじさんじのVTuberという個性バラバラなグループ性を描き止めているからかもしれません。

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