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VTuber 2020.05.17

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(5月9日~5月15日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【第0話】それは……世界征服だっ!!

秘密結社シュヴァルツシルトの統堂クロエが活動を開始しました。金髪ロングに露出度の高い衣装で、戦車の群れに理想を高らかに論ずる、指導者ポジションの彼女。前半は手書きアニメーションっぽくなめらかに動きます。狙うは世界征服。女の子キャラがこの単語を口にするとポンコツ度がめちゃあがる気がするよ?

後半は2020年の世界でのクロエの姿が、3Dモデルで登場。ただ、彼女の衣装はあまりにもセンシティブすぎる(ちゃんと着てはいます)。Twitterだったらまだしも、YouTubeでいけるのか?

と思いきややっぱり回避策がとられたようです。詳しくは動画で。
今後の活動ですが、現時点ではまだはっきりと語られてはいませんがおそらくゴリゴリのFPS実況を見せてくれそうなので、楽しみです。

軍艦島を3Dプリンターでつくってみた!超小型精密編【近代建築15】

宮間めさのテイコク立体は3Dプリンターを駆使して様々な建造物を再現するチャンネル。今回は超小型の軍艦島制作。全長12cmというマイクロサイズです。にしても「今日も軍艦島でもつくるかな―」という発言の作り慣れている様子に、力量を感じます。

軍艦島の資料を調べこんだ上で、廃墟化していない元気だったころの3Dモデルを制作。小さい部分の生成や傾きの調整など試行錯誤しながら出力し、塗装。完成品も見ることができます。次は逆に、巨大軍艦島を制作する模様。
3Dプリンターでどのような模型を作ることが出来るのか、という技術面で非常にユニークな動画です。加えてこのチャンネルは昭和モダンを非常に愛しており、他にも帝国ホテルライト館東京駅三信ビルディング東京中央ビルディングなど様々な大正・昭和の建築技術を3Dプリンタで再現しています。昭和建造物のうんちくが豊富で、動画の中でわかりやすく語っているのも魅力。3Dプリント技術好き、建築好き、昭和・大正好き、瓶底眼鏡女子好き、すべての人におすすめしたいチャンネルです。

かけるだけで痩せる魔法の粉!?おからパウダーの人気の秘密とレシピまとめてみた

https://www.youtube.com/watch?v=n9ZMulWGuQ0

カルグルトのバーチャル広報・乳酸めぐるは、乳酸菌の話を中心に、腸活の情報をわかりやすく紹介しているチャンネル。今回は人気のおからパウダーについて。大量の食物繊維が摂取できることや食べやすいことを解説しつつ、使い方やレシピも紹介しています。

https://www.youtube.com/watch?v=t_278mSvIIU

その他にも便秘の話、ダイエットの話、R-1ヨーグルトの話など、腸活の話を多角的に扱っています。見てすぐ役に立つものばかりなので、家で休んでいる時のお供にぜひ。

【一周年記念】シンデレラ【朗読 / 歌ってみた】

先週も紹介した柚子花の一周年に向けての表現活動がものすごい熱量です。様々なMVに朗読にボイスドラマにポエムコア。新衣装を発表し、Marplilセカンドライブにゲスト出演決定。怒涛の攻勢です。一つ一つの表現したいものがはっきり伝わるだけの、技術とパワーがあります。
今回はその集大成的作品のひとつとして、オリジナル改変の「シンデレラ」の朗読と、3Dモデルのお披露目を行いました。

柚子花はアイドルユニットとして生まれるはずだったものの、どうにもならない理由でデビューできなくなった過去があります。そこで諦めずに必死にあがいていた……という彼女の今までを童話形式で朗読。
タイトルの「シンデレラ」には彼女なりの深い意味が含まれています。これを聞く限り、彼女の邁進はまだまだ止まらないようです。

枯井戸スコヲプ【360°】

水野マイムは、360°動画をアップし続けているVTuber。今回はカレイドスコープ、万華鏡です。VR機器で見るとぐるりと模様に囲まれるので、いい具合にトリップします。

かなり多様なジャンルの360°動画をあげているので、是非ともVRでご覧ください。おすすめはビートルズリスペクトのサイケな動画「ペパー・ランドに行ってみた」。360°アニメーションのこだわりが随所に見られ、不思議な世界に放り込まれた気分を味わえます。

セフィラ・スゥの配信技術実験

https://www.youtube.com/watch?v=1rzeUD_QBbo

占い師VTuberのセフィラ・スゥは、配信技術の開発にも長けているVTuber。今回はグーグル翻訳の拡張機能を使ってコメント欄を自動的に英語翻訳するという、その手があったか的な発想を形にして見せました。

これがあれば、まさに今増えつつある海外のファンにとても優しいものになるはず。他の言語もできるようです。毎回使うわけではないようですが、雑談配信などで使えると非常に便利そう。

https://www.youtube.com/watch?v=WGkdzSTVDtU

Live2Dアバターアプリのmocape2dを先行で使っている彼女、facerigとの比較実験をしながら、どう異なっているのかも配信で説明しています。面白いのはチャットに投票機能をつけて、今はどちらで動いているか視聴者が選んで参加できる仕組みになっていること。色々な機能を駆使してエンターテインメントしています。
彼女のコメント欄は海外言語がどんどん増えており、世界中から注目を集めそうです。

Youtubeくん…。これ、あたしの本当の気持ち。

月ノ美兎というインターネットの申し子を知るのに最適な、偶発的配信が行われてしまった。なお7分39秒しかないです。
元々は普通に「プリズンプリンセス」というちょっとえっちなゲームを配信でやる予定でした。ところが開始早々BAN。どうやら誤BANだったようで再度チャレンジ、しかしまた即落ち。もう一度覚悟を決めてやってみるも、即落ち。
あまりに誤BAN続きだったことに業を煮やした彼女、やり方をガラリと変えて再度配信開始。YouTubeくんに謝りつつ煽る珍妙な配信を行います。
すごい短時間の間に誤BANネタを笑いに変えて、OBS芸を仕込み、流れるように即興コントをこなす様は熟練の技。転んでもただでは起きないどころか、絶対笑わせてやるという強烈な信念すら感じます。オチのタイミングからも、プロの配信者の技術を感じます。

【嫁にしたいVtuberは?】ホロライブリスナーにアンケで聞いてみた!【#ホロライブファン】

赤井はあとによるファン参加型企画は、ソリッドなものが多め。今回はホロライブのVTuberで嫁にしたいのは誰?というネタ。この「視聴者がアイドルの嫁妄想をする」というのは結構際どいネタで、ファンとアイドルは距離を保っておきたいという人からすると地雷になりかねない題材。しかしそこは鍛え上げられた赤井はあとファンです、きっちり「嫁にしたいくらい魅力を感じるのは?」という繊細な真意を読み取りながら、文豪さながらのよく練られた文章を送っています。

ホロライブ全員(以上)の投稿を読み上げていて偏りがない。赤井はあとのコメントの入れ方も「いい部分」のピックアップになっているため、見ていてとても幸せになります。

大空スバルのユニークなファン参加型企画の数々

https://www.youtube.com/watch?v=X2EJcwdw8j0

大空スバルのファン参加型企画は非常に共感しやすい・飛び込みやすいさじ加減のため、投稿したい魅力にあふれたもの揃いです。今回は「これは自分しかいないだろう」というネタを募集。もし他にもいたら立候補してもらう、というものです。さすがにかぶる人多いんじゃないかと思いきや、送られるのは間違いなくオンリーワンだらけ。中には本職プロレスラーまでいました。スバ友ってどういう客層なの?

https://www.youtube.com/watch?v=zNgj07HR4Bw

「田舎あるある」は、ガチ田舎暮らし経験のある大空スバルが、視聴者から寄せられた田舎話を次々取り上げる回。いいところ悪いところ含めての共感が激しいのみならず、スバルの解説が具体的なため、想像しやすい回になっています。

https://www.youtube.com/watch?v=Zehbe4zdQz8

VTuberファンにおすすめしたいのがこの「推し」について考える話。最近とある女の子VTuberにはまって推しになってしまった大空スバル。「VTuberを推す側」と「VTuberとして推される側」両方の視点から、ファンの悲喜こもごもを読み上げます。共感や悶絶と同時に、しっかりアイドルVTuber目線からのアドバイスもしてくれる、誰も傷つけないよう気配りが行き届いたバランスのよい内容です。

https://www.youtube.com/watch?v=RvHeQxU0WTQ

その他にも大空スバルの企画は「知識になる(役に立つかどうかはわからない)」ものが多め。博識な白上フブキらが教えてくれる「スバルの知らない世界」シリーズは大空スバルと一緒にお勉強(役に立つかどうかはわからない)できる楽しい配信シリーズです。

【MV】加賀美ハヤト – WITHIN【にじさんじ】

デビュー時に披露して視聴者の度肝を抜いた加賀美ハヤトの「WITHIN」のフルMVがついにアップされました。なお新録とのこと。しっかりとヘヴィなサウンドが味わえます。

にじさんじには数多くの歌うまVTuberがいますが、デスボイスとシャウトを操る人は珍しい。普段から紳士で真面目で機転がきく社長の裏の姿として、インパクトは絶大。耽美さあふれるMVのヴィジュアルも印象に残ります。
ライブで3D化を遂げ、「WITHIN」のフルをアップした彼は、次のステップに向けてもう動き始めているのかもしれません。

【合唱コラボ】Hail Holy Queen【にじさんじ/レヴィ・エリファ】

レヴィ・エリファが数多くのにじさんじライバーを集めて行ったのが「天使にラブソングを」の「Hail Holy Queen」の合唱コラボ。メリッサ・キンレンカなど高い歌唱力を誇るメンバーが集結しており、美しいハーモニーと軽快なリズム、パワフルなソロパートを聞かせてくれます。金曜ロードSHOWの放送にばっちりあわせてくるのは見事。合唱としての成立度合いの高さもさることながら、にじさんじファンだったら声の個性も見つけられると思うので、聞き分けてみよう。
注目したいのはMIXでも活躍している弦月藤士郎。彼は他のライバーの歌動画でもMIXを手掛けている技術者で、これからの活動の広がりがすでに楽しみ。大きい箱だからこその多様な才能が生かされています。

【人間と永遠】どうにもとまらない / 歌ってみた 【ひとととわ】

ひとととわ姉妹の人間(ひと)が披露したのは、山本リンダの「どうにもとまらない」のカバー曲。艶めかしさとパンチのある歌声で見事に披露。合間に永遠(とわ)のかわいらしさも盛り込んだ作品になっています。

人間(ひと)のボーカルはかなり重みのある力強さが魅力。アルトボイスで駆けるように歌います。一方永遠(とわ)は高めのクリアな声で、楽曲に華を添えるかわいくかっこいいスタイル。2人のハーモニーは抜群です。

【バ美肉おじさんVsinger】DADDY ! DADDY ! DO ! /魅紗【歌ってみた】

魅紗が大人の雰囲気あふれる「DADDY ! DADDY ! DO !」を歌い上げたMVをアップしました。普通に聞くだけでもビブラートが艶めかしい歌声で素敵なのですが、実は魅紗は「バ美肉VTuber」。過去の動画を見るとボイチェンソフト「恋声」を使用している様子。どういう調整で歌っているのかはわかりませんが、少なくとも普通に歌うより遥かに大変です。

高音が非常にクリア。むしろボイチェン使用で音を整えているからこそ出せる、不思議な色っぽさが感じられます。卓越した歌唱力と、バ美声を美しく使いたいという情熱のたまものです。

【フルートコラボアーカイブ】リアル×バーチャルフルートコラボLaz&shiori;【NETDUETTO】


バーチャルフルーティストLazが、リアルフルーティストshioriとNETDUETTOを使ったオンラインセッションを行いました。会話画面では普通にフルートをおろして2人で話し、演奏になると構える自然さ。2人の演奏力の高さで美しいハーモニーを聞かせてくれる内容です。

shiori氏のファンはVTuberを初めて見る人も多く、どうやって動いてしゃべっているのかなどの疑問でいっぱい。このあたりの客層の違いによる反応も自体も見どころの一つです。

【歌ってみた】MACARON/ 雲ケ畑やや【Vtuber】

雲ケ畑ややがアップしたのは耽美性の強い「MACARON」のカバー。重いキック音とベース音が響く中、原曲は初音ミクの声を悲しげに使用していました。今回のカバーでは儚さを大事にしながら、キュートな幼さを歌声にこめながらささやくように歌い上げており、少女感が強く中毒性の高いMVになっています。

透明な血/Over Head Act feat. 天鳥ココロ

音楽グループOver Head Actの演奏にあわせ、天鳥ココロがボーカルを務めるオリジナル曲コラボが行われました。作詞作曲はOver Head Actのギター・神戸院トーカ。疾走感あふれるJ-ROCKに、追い詰められていく心を描く歌詞。天鳥ココロのボーカルは繊細にして儚げで、それでいてちょっと憂鬱そう。歌詞の言葉ひとつひとつを自分のものにした上で、視聴者に投げかけるかのようです。

Gimee×Gimee /Covered by アンジェラ × メアリ【歌ってみた】

https://www.youtube.com/watch?v=r2wzt4b4hFw

ケリンのチャンネルにしばしば登場している師匠アンジェラ監督官メアリによるコラボMVが披露されました。アンジェラは強い女というイメージの安定感のあるVTuber。彼女のアルトボイスは色気が強く、ベース音強めなメロディを乗りこなすかのようなパワーがあります。一方メアリはキュートな歌い方で、コケティッシュな色を歌に添えていきます。2人の仲良し感と荒くれ感が魅力の作品です。

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