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話題 2022.04.15

【VRChat】映画の世界のようなサイバーパンクな街へようこそ――海上都市「エメス」探訪

「ブレードランナー」に出てくるような、サイバーパンクな街に行ってみたいと思ったことはありますか? その雰囲気を堪能できるVRChatワールド「海上都市「エメス」⁄VLFPs "E․M․E․T․H․"」をご紹介します。ワールド制作はすまさん。現在パブリックで公開されており、誰でも入場できます。

ここは「世界規模の大企業群が出資して南シナ海上に建造した、技術特区メガフロート」。交差点を中心に、ギラつくネオンやホログラム広告が怪しく光ります。


街の端には、無造作に置かれた屋台や屋外向けテーブル、描き殴られたグラフィティなど、生活感漂う場が広がります。耳をすませば、耳慣れない言語によるせわしない喋り声も耳に入ります。

ネオンの中には怪しげなお店の広告も。どことなくVRChat風のローカライズがされているのはポイントでしょう。

中央通りから外れた道を行くと、暗闇の中に一台の真っ黒な車が停まっています。ゲームであれば、近づくだけでミッションが発生しそうな雰囲気です。

その先には大きな建物が見えますが、道は重厚な扉で閉ざされています。なお、左手に見える階段は実際に上れます。


もう一方の道には、「CHINESE MEDICINE」という怪しい看板が光る店や、湿気や排ガスの匂いすら感じさせる駐車場もあります。


中央通りには飲食店などが立ち並んでいます。こうした街には欠かせない中華料理屋の屋台も見られます。


屋台には無造作に散らかった紙のランチボックスや、クシャクシャで湿気った新聞紙といったアイテムも。「汚れ」も含めて、細かなところまで作り込みが感じられます。

通りの一番奥には物々しい人影も……。

空を見上げれば、まるで空を覆い隠しそうなほど高くそびえるビルたちが。閉塞感を醸し出す「狭い空」の空気感が、好きな人にはたまらないでしょう……!

圧倒的なロケーションビューゆえに、どんな写真を撮っても”映える”一枚になります。思い思いの構図とアバターで、最高の一枚を撮影してみるのもオススメです。

映像作品・ロールプレイイベント「プロジェクト:エメス」の舞台


本ワールドは、VRChatロールプレイイベント「ホテル・カデシュ」による、映像作品/謎解き・ロールプレイイベント「プロジェクト:エメス」にて用いられたワールドです。サイバーパンク洋画をリスペクトした作品・イベントとなっており、映像作品の方はなんと全編をVRChat内にて撮影した作品とのこと。現在、「プロジェクト:エメス」はYouTube上にてPART1が公開されています。

イベント版は4月に入って、復刻版の開催が始まっています。直近では、4月23日に開催が予定されています。作品やワールドが”刺さった”方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?

ワールドへのアクセスはこちら(PC接続型VRヘッドセット、および高スペックPCが必要です)。
https://vrch.at/ck7nnepu

(参考)VRChat


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