世界各国の映画祭VR部門にノミネートされたVR映画「Feather」が、12月19日(木)より、コニカミノルタプラネタリア TOKYOのVRエリア「VirtuaLink」にて日本初公開されます。
日本発のVR映画、各国映画祭で高評価
「Feather」は、VR・3DCGアーティストの伊東ケイスケ氏が監督し、VR映画プロデューサーの待場勝利氏がプロデューサーを務めるVR映画。ちいさな人形の少女がバレエダンサーになる夢を目指す物語を、インタラクティブに体験できます。
本作はこれまで、2019年のヴェネツィア国際映画祭VR部門「VENICE VIRTUAL REALITY」でワールドプレミアが行われたのを皮切りに、釜山国際映画祭「VR Cinema」、ジュネーブ国際映画祭「STREAM」、江陵国際映画祭「VR Lounge」と、世界各国の映画祭VR部門にノミネートされました。
また、一足早く「Feather」を体験したVR業界やアニメ業界の有識者の応援のメッセージが公開されています。
応援メッセージ
株式会社ハコスコ代表取締役 藤井直敬氏
Featherの体験は上質でやさしい。VRの特徴である劇場性とインタラクションを上手に使い、これみよがしではないけれど心に残る素晴らしい映像表現を作り上げた。
株式会社IntoFree 代表取締役 西川美優氏
『ストーリーを楽しみたいなら、VRより映画館の大型スクリーンのほうが良いのでは?』『VR…難しそうだし、私には縁がなさそう』『VRってゲームをするものでしょ?』そんなあなたに是非一度体験して頂きたいのが”Feather”です。自分がストーリーの中に入りこんで『目撃』する新感覚と、本のページをめくるような簡単な操作で物語を自分の意志で『進める』ことで、物語があなたの身体に浸透していきます。体験後、2Dの映画を観たときよりも、物語の細部を覚えている自分に気がつくことでしょう。
株式会社エクシヴィ 代表取締役社長 近藤”GOROman”義仁氏
Featherという作品を体験させていただいて、従来の二次元平面の限られたスクリーンでは表現できないであろう新たな感動を覚えました。映像のクオリティ、ナラティブ性、インタラクティブ要素。心に響く作品です。
アニメーション作家 野村辰寿氏
大抵の3DCG映像は、2Dのアニメーションと違い、データ上にデジタル空間が作られている。それ故に、その世界に没入させるVRには打ってつけの手法である。リアルなものからメルヘンチックはものまでどんな世界に誘うこともできるし、インタラクティブな要素を加えることもできる。本作『Feather』は、作り込まれた絵本のような空間で、オーディエンス(プレイヤー)が劇中のアイテムに触れることで物語が進んでいく。今までのスクリーンやモニターを通して物語を見せられてきた映画やテレビとは違い、360度上下左右に広がる空間性を使った「まさにそこにいる」感覚である。まだまだこれからの VRは、さらに感覚的なインタラクションを加えてもっと進化していくだろう。そういった大いなる可能性の片鱗を本作に見せてもらった。
作品概要
期間 |
2019年12月19日(木)~ ※上映終了時期未定 |
時間 |
約30分 ※VR機材の着脱含む |
料金 |
大人/1,500円 子ども(7歳以上中学生未満)/900円 |
場所 |
コニカミノルタプラネタリア TOKYO VirtuaLink (VRアトラクション) |
詳細 |
https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/program/virtualink/autumn_19/ |
スケジュール |
https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/schedule/ |
※7歳未満のお子様は本作品を体験いただけません。