「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は8月28日～9月3日の関連ニュースが対象です。
目次
1. 幼馴染とひと夏を過ごす”日本風”VR恋愛シミュ「Tomboy Adventure」発売
2. 遊園地に隠された悲劇に迫るVRホラー「HappyFunland」発表
3. VRバスケ「Blacktop Hoops」Kickstarterキャンペーン開始、2023年9月の発売を予定
4. 「Transformers Beyond Reality」海外PSVR向けに発売、PC版は発売中止に
5. 「ForeVR」シリーズ最新作「ForeVR Cornhole」発売、今回はコーンホールがテーマ
幼馴染とひと夏を過ごす”日本風”VR恋愛シミュ「Tomboy Adventure」発売
新作VRゲーム「Tomboy Adventure」が8月31日より、Steamで販売開始となりました。価格は税込1,220円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）。日本語には未対応です。
「Tomboy Adventure」は、とある島を舞台に少女「Natsumi」と一緒に素敵な夏を過ごす、VR恋愛シミュレーションゲーム。プレイヤーはNatsumiの幼馴染になって、彼女と一緒に島を探検したり、釣りを楽しんだり、キャンプをしたりしながら交流を重ねていきます。
マップの探索要素が存在することが大きな特徴のひとつになっており、その進捗に応じて交流の選択肢が増加。Natumiに対して様々な気持ちを伝えられるようになります。
季節設定が物語る通りに時間制限もあり、どれほど交流を重ねられたか否かによって結末も変化。そんな限られた時間内で最善を尽くすことに挑む、シミュレーションゲームとしても手応えのある作りになっているようです。
なお、設定とNatsumiのキャラクターデザインの雰囲気は日本のアニメ風ですが、前述の通り日本語には未対応。ただ、海外のクリエイターが制作した、日本のアニメっぽいキャラクターの恋愛シミュレーションという点では興味深い1本と言えるかもしれません。
ソフトウェア概要
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タイトル |
Tomboy Adventure |
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発売・開発元 |
gcBronze |
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対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S） |
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プレイ人数 |
1人 |
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価格（税込） |
1,220円（Steam） |
（参考）Steam
遊園地に隠された悲劇に迫るVRホラー「HappyFunland」発表
新作VRゲーム「HappyFunland」が発表されました。具体的な時期は不明ながら、近日中にSteamで発売予定となっています。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）、Windows Mixed Reality。日本語には未対応です。
「HappyFunland」は遊園地（テーマパーク）を題材にした、一風変わった設定のVRホラーゲームです。舞台となるのはタイトルにもある「HappyFunland」と名付けられたアメリカ・南フロリダ州の架空の遊園地。プレイヤーはなぜか闇に覆われたこの遊園地で、様々なアトラクションを探索し、裏に隠された悲劇的な過去を解明していきます。
本稿執筆時点では海賊船、ライド系、そしてお化け屋敷の4つのアトラクションが用意されていることが明かされています。
また園内ではプレイヤーを付け狙う敵も徘徊しており、彼らとの戦闘が発生することもあるようです。ストーリーもラリーなる謎の人物、遊園地を覆う闇といった様々な謎が散りばめられていて、先行きの気になる内容になることが示唆されています。
なお、ライド系のアトラクションは高速で移動する仕組みのため、特定のプレイヤーはVR酔いを引き起こす可能性があるとの注意が呼びかけられています。発売後、本作をプレイ予定の方はあらかじめ念頭に入れておくといいかもしれません。
（参考）Steam
VRバスケ「Blacktop Hoops」Kickstarterキャンペーン開始、2023年9月の発売を予定
2022年4月よりSteam、Meta Quest Store（App Lab）で早期アクセス版が無料配信中のVRゲーム「Blacktop Hoops」のKickstarterキャンペーンが8月31日より開始されました。5万ドルの初期資金調達を目標に掲げているほか、2023年9月の発売を予定していることが明らかになりました。
「Blacktop Hoops」は1対1（1on1）形式によるVRストリートバスケットボールゲーム。ドリブル、シュート、ディフェンスといったアクションを駆使して、対戦相手との得点争いに挑みます。ボールをドリブルするだけで、その方向へと走るという独自の移動システムが特徴。ドリブルの挙動も忠実に再現されているほか、ステップバック、フローター、ダンクと言ったテクニックも簡単に実践可能です。
本稿執筆時点で配信中の早期アクセス版はアルファ版との位置づけで、今後のアップデートに応じて有料のベータ版へと移行予定となっています。ただ、アルファ版の時点でもAI対戦、練習、マルチプレイといった豊富なモードを収録。直近の更新ではマルチプレイがオンラインに対応し、他のプレイヤーと直接対決が楽しめるようになりました。今回のKikcstarterはゲームの完成度をより高めるのを目的にしているようで、今後のベータ版への移行を含め、どれほどの充実化が図られていくのか、動向が注目されます。
「Transformers Beyond Reality」海外PSVR向けに発売、PC版の発売は中止
2022年3月の発売が報じられるも、その後無期限の延期が発表されたVRゲーム「Transformers Beyond Reality」が、9月1日より海外PlayStation Storeにて販売開始となりました。日本のPlayStation Storeでの販売は、本稿執筆時点で確認されていません。
「Transformers Beyond Reality」はタカラトミー、ハズブロによって国内外で玩具、映画など様々な形で展開されている人気タイトル「トランスフォーマー」原作のレール式VRシューティングゲーム。
プレイヤーはオプティマスプライム、オートロボットたちとチームを組んだ人間に扮し、敵対するディセプティコンの軍勢との戦いを繰り広げていきます。設定の関係もあり、プレイヤーがトランスフォーマーになって戦う場面はありません。しかしながら、本編では地球、サイバトロン双方のロケーションを巡る展開が繰り広げられるため、原作世界に入り込んだような体験が楽しめる作りになっています。
当初はPC（Steam）での販売も予定されていましたが、開発のMeta4 Interactiveによればとん挫したとのこと。いわく「自分たちのコントロールできない事情が生じ、白紙になってしまった」とのことです。その分、PSVR版は延期で生じた時間を費やしたことにより、完成度を高めることができたようです。
また、Meta Quest（Quest 2）版に関してはPSVR版の発売後、どんな未来を辿るかを見てから判断する旨を公式Twitterに寄せられたユーザーからの返信に綴っています。
（参考）Road to VR、UploadVR、PlayStation Store（海外）
「ForeVR」シリーズ最新作「ForeVR Cornhole」発売、今回はコーンホールがテーマ
新作VRゲーム「ForeVR Cornhole」が9月2日より、Meta Quest Storeにて販売開始となりました。価格は税込1,490円。日本語には未対応です。また、本作はMeta Quest 2専用タイトルで初代Meta Questには非対応です。
「ForeVR Cornhole」はアメリカで高い人気を誇る「コーンホール」を題材にしたVRスポーツゲーム。Quest向けに発売中の「ForeVR Darts」、「ForeVR Bowl」の流れを汲む「ForeVR」シリーズの3作目です。
「コーンホール」とは、ビーンバックと言われるトウモロコシの粒を詰めた布袋を持ち、それを「コーンホールボード」と称されたボードの穴へと投げ入れ、得点を競い合うスポーツ。誰でも気軽にできるハードルの低さから、主にアメリカでは古くから高い人気を誇り、大会も頻繁に開催されています。
この「ForeVR Cornhole」ではAIとの対戦に挑むシングルのほか、1対1と2対2のチーム戦が可能なマルチプレイといった数種類のモードを収録。バッグ、ボードも50種類以上用意されているほか、YouTubeと連携したジュークボックスもあり、数千曲ものライブラリから好きな1曲を選んで流し、試合を楽しめるようになっています。
ソフトウェア概要
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タイトル |
ForeVR Cornhole |
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発売・開発元 |
Forevr Games |
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対応ヘッドセット |
Meta Quest 2（※初代Meta Questには非対応） |
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プレイ人数 |
1人（オンライン時：最大4人） |
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価格（税込） |
1,490円（Meta Quest Store） |
（参考）Meta Quest Store
