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VRゲーム・アプリ 2022.06.26

VR版とのクロスプレイに対応したSwitch版「MYSPERYENCE」発売など―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(6月19日~6月25日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は6月19日~6月25日の関連ニュースが対象です。

目次

1. 空より魔法を放ち、街を守るVRタワーディフェンス「Guardian Mage VR」発売予定
2. VR”カタナ”シミュレーター「Shibainu – VR Katana Simulator」Steamで発売予定
3. VR版とのクロスプレイに対応したNintendo Switch版「MYSPERYENCE」発売
4. 魔法対戦ゲームの精神を継承した続編「ワンド・アライアンス」Quest 2向けに近日発売
5. アメリカ銃社会への強烈な風刺を込めたVRシューターのQuest版が近日発売
6. レトロなVRFPS「Compound」PCVR完全版と同時にQuest 2版の発売も決定

空より魔法を放ち、街を守るVRタワーディフェンス「Guardian Mage VR」発売予定

新作VRゲーム「Guardian Mage VR」が10月にSteamで発売予定です。対応ヘッドセットはOculus Rift(Rift S)。日本語には未対応です。また、ゲーム本編の一部分を遊べる無料の体験版が配信中です。

「Guardian Mage VR」はゴブリンの大群から王国を守るため、魔法使いの主人公兼総指揮官に扮し、熾烈な防衛戦に挑むVRタワーディフェンスゲーム。迎撃用の兵器の配置に限らず、プレイヤー自ら魔法を詠唱して攻撃を展開する必要のある慌ただしいゲームシステムを特徴としています。

魔法の詠唱の際にはルーン文字を直接描くなど、魔法使いになり切れる体験が得られる操作スタイルにも注目です。

(参考)Steam

VR”カタナ”シミュレーター「Shibainu – VR Katana Simulator」Steamで発売予定

新作VRゲーム「Shibainu – VR Katana Simulator」の早期アクセス版が2022年第3四半期にSteamで発売予定です。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive。日本語には未対応です。また、PCゲーム配信サイト「itch.io」では無料のベータ版も公開中です。

「Shibainu – VR Katana Simulator」は副題が物語る通り、刀(日本刀)の技量を磨く体験に焦点を当てたVRシミュレーター。刀の正しい扱い方を学びながら、各種剣技の練習並びに習得に挑戦していきます。高度な物理演算処理と判定技術を導入した、本物さながらの刀の操作感が特徴。続々と現れるターゲットを斬っていく「Waves」、自由かつリラックスしながら刀の斬撃、剣技を楽しむ「Zen(禅)」の2種類のモードを収録しています。

早期アクセス期間は発売から4ヶ月を予定。アップデートを通して様々なコンテンツの追加を実施していくようで、最終的な価格も製品版アップデート時には上昇することが予告されています。

(参考)Steam、「Shibainu – VR Katana Simulator」公式サイト

VR版とのクロスプレイに対応したNintendo Switch版「MYSPERYENCE」発売

VRマーダーミステリー「MYSPERYENCE(ミスペリエンス)」のNintendo Switch版が6月23日より、「My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)」にて販売開始となりました。価格は税込1,500円。「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」には非対応ですが、先行販売中のPCVR、Meta Quest(Quest 2)版とのクロスプレイに対応しています。

「MYSPERYENCE」は5人同時参加のマルチプレイを基本としたマーダーミステリーゲーム。プレイヤーはある屋敷で起きた殺人事件の謎を解くため、事件発生少し前の時間にダイブし、その場にいた登場人物たちの行動を追体験。その人物が現場でどんな行動を取っていたかなどの情報を集め、おh化のプレイヤーとの議論を通して犯人を見つけ出します。最終的に犯人を追体験したプレイヤーが正体を隠し通せればそのプレイヤーが勝利。正体がバレてしまうと他のプレイヤーたちが勝利となります。

Switch版はJoy-conを始めとする各種コントローラに応じた操作周りの最適化が施され、周囲を見渡しながら他の人物の動きや会話を確かめたり、アイテムを手に取って情報を確認するといったことが可能になっています。

ソフトウェア概要

タイトル

MYSPERYENCE story1:大富豪首なし殺人事件

発売・開発元

キャラクターバンク

プレイ人数

5人

価格(税込)

1,500円(My Nintendo Store

備考

「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」非対応
PCおよびQuest版とのクロスプレイに対応

(参考)プレスリリース、My Nintendo Store

魔法対戦ゲームの精神を継承した続編「ワンド・アライアンス」Quest 2向けに近日発売

Meta Quest 2向け新作VRゲーム「ワンド・アライアンス」が6月30日に発売予定です。Meta Quest Storeには商品ページも開設済みで、それによりますと日本語にも対応するとのことです。

「ワンド・アライアンス」は3人1組のチームで戦う対戦形式のVRマルチプレイアクションゲーム。2016年にSteamOculus Store(Meta Quest Store)などで発売されたVR魔法対戦ゲーム「Wands」の精神を継承した続編でもあります。

杖にセットした呪文を駆使し、広大なアリーナを駆け回りながら戦うスタイルはそのままに、チーム戦の採用と「テレポート」なる新アクションの導入によって、前作以上にダイナミックでスピーディな戦闘が展開される作りに進化しています。

本稿執筆時点ではMeta Quest 2版のみの発売が告知済み。前作のような他機種展開があるのかは不明で、今後の発表が待たれます。

(参考)Meta Quest Store、GMW3

アメリカ銃社会への強烈な風刺を込めたVRシューターのQuest版が近日発売

2018年よりSteamOculus Storeなどで発売中のVRシューター「The American Dream」のMeta Quest 2版が発表されました。6月30日に発売予定とのことです。

「The American Dream」はアメリカの銃社会への強烈な風刺ネタが満載のVRコメディシューター。プレイヤーは二丁の拳銃を持ち、襲い来る敵を倒し……ません。勉学に励んだり、両親とのキャッチボールを楽しんだり、ハンバーガーを作ったり、果ては恋人とのデートをするなりして”銃と共にある”人生を追体験していきます。

カオスとしか言いようがない本編と、随所に仕込まれた過激なブラックジョークの数々が見所。若干、狂気を感じさせる演出と20以上ものステージも強烈な印象を残すこと請け合いな作りです。

(参考)UploadVR

レトロなVRFPS「Compound」PCVR完全版と同時にQuest 2版の発売も決定

製品版アップデート配信が近日中に配信されると告知されたVRFPS「Compound」ですが、さらなる追加情報としてMeta Quest 2版の発売が決定しました。しかしながらPC(Steam)版の製品版のアップデート同様、発売時期については不明です。

「COMPOUND」は「DOOM」などの古典的なFPS作品に多大な影響を受けたVRFPS。2018年よりSteamにて早期アクセス版が発売中で、2022年6月14日、近日中に早期アクセス期間を終了して製品版へと移行するとの発表がありました。

製品版では本編クリア後専用の追加武器、エンディングの分岐、操作性の一新、そしてグラフィック周りの改善が図られるとのこと。ただし、配信時期については「近日中」と具体的に明言されていません。

(参考)UploadVR


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