アバターで“それっぽい”ギター演奏を再現できるアプリ「Vフレット」β版が配信開始 トラッキングは不要

アバターで”それっぽく”ギターの弾き語りができるアプリ「Vフレット」β版がBoothで配布開始されました。価格は無料です。

Vフレットはトラッキングをせず、ギターを演奏する動きを再現することだけに特化したアプリです。アバターや背景を選択していくだけで、最短1分ほどで配信を開始可能です。アバターはプリセットの3人のほか、自分のPC上にあるVRMファイルへの対応や外部サービス（VRoid Hub）との連携ができます。

Vフレットではタイミングを合わせて演奏を開始することで弾き語りの様子を再現しており、PC1台とギターだけで利用できます。弾き語りのトラッキングで起こりがちな「体がギターで隠れる」「センサーを手に装着した状態での演奏ができない」といった問題を、曲のテンポや演奏開始のタイミングを自分で設定することで解消できます。

ギターの演奏は両手を使う必要があるため、これまでは弾き語り中にアプリの操作はできませんでしたが、Vフレットでは「自動でカメラを切り替える機能」を用意。曲のテンポに合わせてタイミングよく切り替えてくれるため、ライブ配信でもミュージックビデオのようなクオリティの高い映像になるそうです。

収録した音源に合わせて映像を作成する用途にも対応し、画面下部のカメラスイッチャーで手動の切り替えができるので、曲の展開に合わせた映像を作成も可能です。

アプリの配信先はこちら。

開発者コメント

「Vフレットは、自分自身が趣味でやっていたギターの弾き語りをアバターでも実現したいと思ったことがきっかけでした。作り始める前に色々と調べてみたところ、ギター演奏とトラッキングは技術的に相性が悪く、多くの人が苦戦していることが分かりました。そこでVフレットではトラッキングをせず、ギターを演奏する動きを再現することだけに特化したアプリとして開発を始めました。このアプリはギターを弾くことしかできないので、ぜひギターが趣味でアバターを持っている方は使ってみてもらえると嬉しいです。また、実はトラッキングをやめた副産物としてギターを持っていなくても単体で使えるアプリになっています。自分のアバターでギターが弾いている”エモい”写真や動画を撮影する・・・など、色々な可能性を模索してみてください！現在はβ版ですので、みなさんの意見やフィードバックなどもお待ちしております！」
Vフレット 企画・開発 Nakaji Kohki

オリジナルピックがもらえるキャンペーン

「Vフレット」を使った配信や動画投稿を行うと、オリジナルピックがもらえるキャンペーンが実施されてます。

（参考）プレスリリース