ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、日本の“クール”なエンターテイメント・ブランドを一堂に集めた、5周年を迎える「ユニバーサル・クールジャパン2019」に、日本を代表する大人気作品「ルパン三世」のアトラクションを開催することを決定しました。
日本だけでなく海外からも熱烈に支持される「ルパン三世」が、USJのアトラクションとして登場するのは今回が初めてになります。
原作誕生50周年記念
ルパン三世は、原作誕生50周年を迎え、新シリーズ「ルパン三世 PART5」など各メディアで再びムーブメントを巻き起こしています。毎年開催されているユニバーサル・クールジャパン2019に採用されました。“XRライド”と“エンターテイメントレストラン”の2つのアトラクションとして登場します。VRヘッドセットを装着した状態でジェットコースターに乗って重力と疾走感を実際に感じながら体験する「XRライド体験」がオリジナルストーリーで物語が展開されます。
XRライドとは
XRライドは、「ユニバーサル・クールジャパン2016」の「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」で導入されたシステムです。実際のジェットコースターに乗りながらVR(ヴァーチャル・リアリティ)ゴーグルを装着して視覚と聴覚だけでなく、様々な感覚で物語を体感することでより高い没入感を味わえるシステムとなっています。360度見渡す限りの別世界で、圧倒的な臨場感で迫りくる強大な敵と遭遇したり、ありえないほどの高さから垂直落下するなど、想像を遥かに超える体験を楽しめます。
●これまでのXRライド
2016年:きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド(上半期)
2017年:エヴァンゲリオン XRライド(上半期)
2018年:ファイナルファンタジー XRライド(上半期)、エヴァンゲリオン XRライド(下半期、現在稼働中)
XRライドの効果
通常のジェットコースターのようなリアルライドに乗るのであれば、VRでの体験にする必要がないのではないかという指摘もあります。ディズニーランドのスペースマウンテンなどのようなライドアトラクションは乗っているだけでも楽しめます。しかし、ハリーポッター、スパイダーマンのライドアクションのように映像の中でダイナミックに動く作品については、VRでキャラクターと同様の視点で体験をすることによって、より強い没入感を感じることができます。
VRとリアルライドの組み合わせの肝は、ライドをバーチャルに楽しむという点ではなく、リアルライドにバーチャルな世界観を組み合わせることで、これまでになく深い没入感を体感できる点にあります。
過去のXRライドの体験レポートはこちら。
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