新作VRゲーム「Tiny Island」の無料体験版がSteamで配信されました。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）、Windows Mixed Reality。日本語を含む11の言語に対応しています。
「Tiny Island」は小さくて可愛い住民が暮らす3つの島を舞台にしたVRシミュレーションゲームです。プレイヤーはこの島を見守る神様になり、住民たちが抱える悩みごとの解決（クエストの攻略）に取り組んでいきます。
最大の特徴は”お箸”を用いたゲームプレイ。住民に建物、果ては雲といったものをつまんで、目的地へと移動させたりして、悩みごとを解決していきます。
対象物によってはお箸で圧力をかけることができ、例えば雲をつまんで雨を降らせることができます。逆に建物には耐久値の概念があるため、つまんでしまうとダメージに。耐久値が空になればバラバラに壊れてしまいます。
また高所から建物を落下させた場合においてもダメージが入る仕組みです。そのため、物によっては力加減と高さにも注意が必要となります。つまり、お箸の慎重な操作も試され、直接手で掴むのとはひと味違ったスリルを味わえます。
かわいらしくデザインされた中華風の世界観、穏やかな音楽も独特の雰囲気を醸し出していて、（一部シビアな操作が求められますが）リラックスした気分で楽しめるのも大きなポイント。悩みごと（クエスト）も岩を重ねて塔を作るなど、パズル的なものもあってバリエーションに富んでいます。
箸を用いて遊ぶシミュレーションゲーム、まずは体験版で挑戦してみませんか？
なお、製品版の発売は2022年内の予定です。
（参考）Steam
