リコーは、360度カメラ「THETA S」および「THETA SC」のファームウェアを24日バージョンアップしました。THETA Sでは、星の光跡を追跡できる「インターバル合成撮影」などが可能になります。
星の光跡撮影や好みの設定を保存する機能が追加
「THETA S」のアップデートでは、「インターバル合成撮影」、「マイセッティング」、「色温度指定撮影」などの撮影方法が可能になりました。
インターバル合成撮影は、連続撮影した画像の明るい部分をのみを残して合成できる撮影方法。三脚などを使った定位置の夜景撮影で、星や月の光跡を記録したいときなどに使用します。
マイセッティングでは、スマートフォンから設定した撮影条件をカメラ本体に記憶させ、スマートフォンと接続しなくても同じセッティングで静止画の撮影ができます。
また、UVC1.5に対応し、USBからもフルHD30fpsのライブストリーミング映像が出力できるようになりました。
なおこれらの機能を使うには、THETA本体のファームウェアアップデートが必要になるため、PCのと接続する必要があるほか、スマートフォンアプリを最新バージョン(1.11.0以上)にする必要があります。
また「THETA SC」では、バグフィックスのアップデートが行われています。
・RICOH THETA S リリースノート:バージョン 01.82
https://theta360.com/ja/support/download/firmware/s/
・RICOH THETA SC リリースノート:バージョン 01.01
https://theta360.com/ja/support/download/firmware/sc/
(参考)
リコー – プレスリリース