1989年から放映されているアメリカの長寿アニメ番組「ザ・シンプソンズ」が600話目の放送を記念して、VRでのアニメーションの視聴が可能になります。
人気アニメ番組「ザ・シンプソンズ」にVRがやってくる
「ザ・シンプソンズ」はアメリカの人気コメディアニメ。1989年の放送開始から今までに500以上のエピソードが放映されてきた長寿番組です。
本作はアメリカの一般的な中産階級の家庭事情をシンプソン一家に要約して表現。ライフスタイルを皮肉ったパロディなども多く登場しました。最近では『ポケモンGo』の流行を皮肉った内容が放映されるなど、最新デバイスを扱ったエピソードも制作されています。
今回、ザ・シンプソンズはGoogleと提携をしました。そして太平洋時間の10月16日午後8時に放映される記念すべき第600話『Treehouse of Horror XXVII』では、冒頭の場面をモバイル端末向けのGoogleCardboardなどを介してVRで視聴することができます。
ザ・シンプソンズのオープニングで、家族が帰宅してテレビを見るシーンは“Couch Gag(カウチギャグ)”と呼ばれており、今までさまざまな映画やアニメのパロディ等が繰り広げられてきました。600話では家族がみな箱型のVRHMDを持っている様子が公開されています。
またGoogleは今回の提携の一環として、ザ・シンプソンズの家族の顔がプリントされたGoogleCardboardを25,000個限定で配布するとしています。
『ザ・シンプソンズ』600話のVRシーンは、iOSもしくはAndroidデバイスに「Google Spotlight Stories」アプリをインストールすることで視聴可能(日本での視聴が可能かは不明)です。
ダウンロードはこちら(Android版、iOS版)
(参考)
The Simpsons Couch Gag Goes VR For 600th Episode(英語)
http://vrscout.com/news/simpsons-couch-gag-google-cardboard-vr/