ソニーは、テック系見本市「CES 2025」にて、人気ゲーム「The Last of Us」を題材にした体験施設向けのコンテンツ(コンセプト版)を発表しました。
「The Last of Us」は、アメリカの“ノーティードッグ”が開発したゲームで、2013年にPlayStation 3版が発売。ゾンビが蔓延した世界で生き抜く主人公ジョエルと、少女エリーの物語が描かれます。当時としては高画質のグラフィックと重厚なストーリーが国内外で高い評価を獲得し、2022年には続編「The Last of Us Part II」もリリースされました。
CES 2025で公開されたコンテンツは、シアトルの地下にある汚染(感染した)トンネルを探検するという内容。ソニーによると「Crystal LED、魅力的なオーディオ、触覚、香りといった最新テクノロジーと、プレイステーションのゲームコンテンツ」を組み合わせているとのこと。
公開されたメイキング映像からは、Crystal LEDディスプレイで作られた“ブース”内でゲームをプレイする様子を見ることができます。トラッキング用と思われる機材を身に着けたユーザーも確認できます。
映画やゲームの有名作を、体験型コンテンツに“発展”させる試みは、以前から複数の作品で行われています。2021年には、映画「メン・イン・ブラック(MIB)」シリーズをテーマにした、体験型のVRコンテンツ「Men in Black: First Assignment」が登場。また2022年には、”デス・ゲームドラマ「イカゲーム」の体験型コンテンツが発表されました。
(参考)Road to VR
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