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イベント情報 2021.01.25

シンガポールのアーティストによる「京都学派」テーマのVR・アニメーション映像作品が世界初公開

4月3日(土)~7月4日(日)、シンガポールを拠点に活動するアーティストのホー・ツーニェン氏による新作映像インスタレーション作品「ヴォイス・オブ・ヴォイド―虚無の声」が山口情報芸術センターで世界初公開されます。

ホー・ツーニェン氏は、歴史的、哲学的な映像作品、インスタレーション、 演劇的パフォーマンスを多数発表してきたシンガポールを代表するアーティストの1人。近年では第二次世界大戦期の日本についても作品を通じて取り上げています。

「ヴォイス・オブ・ヴォイド―虚無の声」は、哲学者の西田幾多郎や田辺元を中心に形成され、1930年代~1940年代の日本の思想界で大きな影響力を持った「京都学派」をテーマにした、VRとアニメーションによる映像インスタレーション作品です。

真珠湾攻撃の直前の1941年11月末に開催された座談会「世界史的立場と日本」を主に取り上げ、京都学派と彼らを取り巻く人々が1930年代から40年代にかけて産み出したものにアプローチしていくとのことです。VRによって鑑賞者がアニメーションの登場人物へと同一化し、より没入感のある体験をもたらすそうです。

(参考)プレスリリース


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