約1800年前の弥生時代の遺跡を再現したVR作品が発表されました。本作は、神奈川県・綾瀬市の国の史跡に指定された「神崎遺跡」や環濠集落をCG技術で復元させたVR作品です。
こちらの作品は、湘南工科大学の長沢研究室が綾瀬市の依頼により制作され、2017年11月3日・4日に開催する「国指定史跡神崎遺跡の環濠公開」において体験会が行われます。
イベントの当日は、弥生時代を再現したVR作品の体験会を行うほか、遺跡を実際に掘り返しての一般公開や古代住居の展示なども行われるとのことです。
長沢研究室はこれまでに文化財のIT化の一環として、鎌倉の「永福寺(ようふくじ)」を復元させ、アプリやVR作品を公開してきました。同作品は「甦る永福寺―史跡永福寺跡整備終了記念―」において展示が行われました。
今回開催されるイベントの概要は以下のとおりです。
イベントの概要
国指定史跡 神崎遺跡の環濠公開
開催日時 |
2017年11月3・4日 9:00~15:00 |
会場 |
神崎遺跡公園、神崎遺跡資料館(VR体験会) |
住所 |
神奈川県綾瀬市吉岡3425-5 |
公式サイト |
(参考)
湘南工科大学 公式サイト
http://www.shonan-it.ac.jp/topics/20171101_03/