東京タワー内に位置する「東京ワンピースタワー」にて、人気アニメ『ONE PIECE』のPlayStation VR『ONE PIECE GRAND CRUISE』の先行体験が2017年7月22日から可能となっています。
本作は、株式会社バンダイナムコエンターテインメントが提供する『ONE PIECE』初のPS VR向けソフトウェア。「海賊の航海は楽しくも、危険と隣り合わせ！ 麦わらの一味とともに大海原へ旅立とう！」という、キャッチコピーそのままの体験が楽しめる本作を体験をすることができたので、その魅力を紹介します（※）。
※12歳未満の方はご体験いただけませんので、予めご了承ください。
『ONE PIECE』連載20周年を記念した特別企画展やエンターテインメントショーも
「東京ワンピースタワー」は、2015年3月より東京タワーフットタウン内にオープンした大型のテーマパーク。『ONE PIECE』の世界観を体感できる内装やアトラクション、ライブショー、レストランが常設されています。7月22日からは連載20周年を記念した夏のイベント「TOKYO PIRATES FESTIVAL」が開催中です。
さらに同日からは巨大スクリーンに迫力の映像が流れる「360ログシアター The World of ONE PIECE」が新映像“激闘編”にリニューアル。原作イラストがズラリと並ぶ連載20周年特別企画展「ログギャラリー」がSeason2“闘（バトル）”に突入しています。
VR体験を前に、まず入り口にある「360ログシアター 〜The World of ONE PIECE〜」で、一気に『ONE PIECE』の世界観にはいります。360度のスクリーンに施されるプロジェクションマッピングは、臨場感たっぷり大迫力のアトラクション。現在は「激闘編」として、“麦わらの一味”の戦いにまつわる名シーンが連続して押し寄せてくるので、20年のストーリーがフラッシュバックしてきます。
「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」の第３弾、「ONE PIECE LIVE ATTRACTION “3”『PHANTOM』」は、“麦わらの一味”が目の前で迫力のアクションを繰り広げるエンターテインメントショー。目の前で原作者・尾田栄一郎が今作のために描きおろした“歌姫アン”が歌い“麦わらの一味”がはしゃぎ、幻影の強敵と戦い暴れまくる様子に、ワクワク感が高まります。プロジェクションマッピングや照明技術を駆使した演出には感嘆のため息がもれます。
いざ「ONE PIECE GRAND CRUISE」を体験！
『ONE PIECE』世界への没入感と高揚感が高まったところで、「ONE PIECE GRAND CRUISE」の体験です。先行プレイ限定の「8人同時協力プレイ」に対応したセッティングになっています。好きな席につき、各自でVRHMDやヘッドフォンを装着しコントローラーを持ってスタンバイ。
ゲームが始まると、そこはサニー号の甲板。周りは見渡す限りの大海原が広がっています。船内を探索でき、ナミの部屋に行くか、サンジのいるキッチンに行くか選ぶことができます。
ナミは「ここは男子禁制なのよ」と言いつつも会話をしてくれます。目の前に立体のキャラクターが現れ耳もとで囁かれると、純粋に照れます。筆者はサンジのバージョンも体験しましたが、こちらも女性にはゾクゾクするような喜びがこみ上げてきます。たまりません。そうこうしていると敵の襲撃がはじまります。
その後、突如あらわれた海軍とバトルに！サニー号の甲板には８つの大砲が用意されており、８人のプレイヤーのアバターは座っている席にリンクした大砲の前に立っています。大砲の位置によって赤チームと青チームに分けられ、チームの対抗戦でどちらが多く敵の攻撃を迎撃できるかという競争も！なおアバターの位置によってすぐそこにまで近寄るキャラクターが異なるようです。ゾロの近くになるか、ナミの近くになるのかなど、プレイしてからのお楽しみ。
味方の砲丸が敵の樽や砲丸に命中するごとに点数が加算されていきます。“麦わらの一味”とプレイヤーとの共闘によって敵を追い払い、ゲームは終了となります。
もっと一緒に旅をしていたいと思わせるVR体験でした。PS VRソフトの発売日は未定とのことなので、まずは東京ワンピースタワーで先行プレイを体験してみてはいかがでしょうか。
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©Amusequest Tokyo Tower LLP
「ONE PIECE GRAND CRUISE」
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
