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話題 2020.12.10

高校の授業にSONY「空間再現ディスプレイ」導入 生徒が制作した3D映像を表示

12月7日(月)、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校の通学プログラミングコースで、SONY開発のインタラクティブディスプレイ「空間再現ディスプレイ ELF-SR1 」が導入されました。

「空間再現ディスプレイ」は、機器上部に取り付けられたカメラで、人の顔と目線を認識。左右の目の位置に連動した映像をリアルタイムに生成します。これにより、VRヘッドセットを装着せずとも、ディスプレイの映像を立体的に見ることができます。

ディスプレイに表示する映像は、ゲームエンジン「Unity」で制作可能です。プログラミングコースに通う生徒たちは、授業で制作したオリジナル3D作品の表示にチャレンジします。

江坂キャンパス内では、プログラミングコース生が制作したマグロの被り物が大好評だったとのこと。生徒からは「映像が飛び出てくる音楽ゲームを作ってみたい」「センサを付け、手の動きを反映させたい」といった意見が出てきたそうです。

今回授業に導入された「空間再現ディスプレイ ELF-SR1」は、他にもデザイン制作業務やアパレル、美術館などでの活用が見込まれています。SONYは「ELF-SR1」向けのSDK(ソフトウェア開発キット)をサイトにて提供中です。「Unity」の他にも「Unreal Engine 4」に対応しています。ソニーストアでは500,000 円(税抜)で販売中です。

(参考)N高等学校・S高等学校ネットの高校ブログ


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