VRデバイス「Meta Quest」シリーズのv55ソフトウェア・アップデートが提供開始されます。
今回のアップデートでは、Meta Quest 2とMeta Quest ProのCPUとGPUのパフォーマンスの向上、Meta Questブラウザーのマルチタッチ対応などが含まれます。今後数週間かけて段階的に提供される予定です。
v55では、Meta Quest 2とMeta Quest ProのCPUのパフォーマンスが最大26%向上。Meta Quest 2のGPUスピードは最大19%、Meta Quest ProのGPUスピードは最大11%向上します。
これにより開発者は、よりスムーズなゲームプレイ、反応の良いUI、リッチなコンテンツを実現できます。また、Meta Quest 2とMeta Quest Proの両方で動的解像度スケーリングが有効にされているため、ゲームやアプリケーションのフレームを落とすことなく、ピクセル密度が向上します。
また、今回のアップデートでは「Messenger」のVRアプリが登場します。音声会話ができるほか、パーソナライズされたアバターで自分を表現できます。Messengerでは多様なアバターを選べ、服やアクセサリー、ヘアスタイルをカスタマイズ可能です。
「発見」メニューは、VRでのエンターテインメントやつながりを1ヶ所で提供する機能に変更。ショート動画やメディアコンテンツなどが集まるようになり、新しいアバターの服装で自分を表現したり、お気に入りの番組や映画を楽しんだりできます。
また、FacebookやInstagramのアカウントをMetaアカウントと同じアカウントセンターに接続していれば、VRの中でも自分の興味に関連するInstagramやFacebookのリールを視聴できるようになります。
さらに、Meta Questブラウザーがマルチタッチジェスチャーに対応し、Touchコントローラーもしくは自分の手を使って、ズームイン、ズームアウト、ウェブページでのインタラクションができるようになります。これにより、ウェブページや画像をより自然で直感的な方法で操作できます。
（参考）公式サイト
