2024年3月第5週はMeta Quest 2（メタクエスト2）、Meta Quest 3（メタクエスト3）向けに有料アプリ2個がリリースされました。
今週のピックアップ
「Tropico」
豊かな資源、潜在力を秘めたカリブ海に位置する架空の島で独裁国家を作り、発展させていく国家経営シミュレーションゲーム『トロピコ』シリーズ初のVR向けタイトル。ベースは2011年発売のシリーズ第4作『トロピコ4』で、基本的なシステムはそのままに、操作性とグラフィック、視点構成などをVR向けに最適化させたリメイク作品となります。
ゲームの内容は『シムシティ』、『Cities: Skylines』などの都市経営を目的にしたシミュレーションゲームとほぼ同じ。それらにはない『トロピコ』シリーズ最大の特徴は政治面を強く出したゲームデザインで、自らの政策に反対する勢力を弾圧したリ、私腹を肥やすといった独裁者ならではの振る舞いが可能になっています。
相応にゲームオーバーにも件の反対勢力、軍事クーデターによって政権を倒されて破滅、選挙で落選など、政治面を強く出した作りならではのものを用意。もちろん、他の都市経営シミュレーションゲームと同じく資金が底をついてしまっても破滅です。それらのこともあって、非常に考える事柄が多く、逆にそれらを上手くコントロールできれば、思うがままの国家の運営が楽しめてしまうシミュレーションゲームになっています。
（オリジナル版「トロピコ4」Steamストアページより）
今回のVR版のベースになった『トロピコ4』は、プレイヤーの扮する独裁者ことプレジデンテの特性がレベルアップするシステム、クイック建設機能、新たな災害といった多数の新要素を追加。ゲームモードはストーリーに沿って20のシナリオをプレイしていく「キャンペーン」、自由にマップを作成して楽しむ「サンドボックス」が主軸で、それとは別に追加シナリオをダウンロードして遊ぶ「チャレンジ」があります。
VR版は「キャンペーン」と「サンドボックス」の2種類を収録。ダウンロードコンテンツとして展開された追加シナリオも、あらかじめすべて内包した完全版仕様となっています。さらに操作周りは、QuestのTouchコントローラによる直感的なスタイルに刷新。島全体の様子も文字通り”神の視点”から眺められるようになり、前作『トロピコ3』の海外版イメージビジュアル記載のプレジデンテになった気分で楽しめるようになっています。
オリジナル版の『トロピコ4』を遊んだプレイヤーはもちろん、一風変わった経営シミュレーションゲームをお探しの方には注目の新作です。
新作一覧
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「Tropico」 開発：Feral Interactive（販売：カリプソメディア） 日本語対応：なし ジャンル：独裁国家運営シミュレーション 価格（税込）：2,990円 評価：星3.8（18件） Meta Store |
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「Medieval Dynasty New Settlement」 開発：Spectral Games SA 日本語対応：なし ジャンル：アクションRPG 価格（税込）：2,990円 評価：星4.6（238件） Meta Store |
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「MLB Home Run Derby VR」 開発：MLB 日本語対応：なし ジャンル：スポーツ 価格（税込）：2,990円 評価：星4.2（30件） Meta Store |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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