2025年4月第2週はMeta Quest 3/3S（メタクエスト3/3S）向けに有料アプリ3個、無料アプリ1個の計4個がリリースされました。
今週のピックアップ
「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII – VR」
歴史に名を残す指導者を選んで文明（国家）を発展させつつ、いかにして生き残るかの戦略を練っていく人気ターン制シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」シリーズ7作目のVR版。
（オリジナル版「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII」Steamストアページより）
オリジナルの「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII」は2025年2月11日より、PC、家庭用ゲーム機（PlayStation 4|5、Xbox Series X|S＆One、Nintendo Switch）向けに発売中で、前作「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」から約9年ぶりの新作となります（ちなみに2025年6月5日にはNintendo Switch 2版も発売予定です）。
VR版の根幹となるゲーム内容もオリジナル版と同じ。著名な歴史的人物を指導者として選び、自らの文明の発展に取り組んでいきます。
過去のシリーズ作では指導者と文明はセットでしたが、今回はそれぞれを自由に選択可能に。ナポレオンを近代日本のリーダーにしたり、卑弥呼をマヤ文明のリーダーにするといった、カオスな組み合わせが試せるようになりました。
システム面では「時代」が新たに登場。「古代」「探索の時代」「近代」の3つの時代に区切って遊べるようになり、時間の費やし方も選べるようになっています。また、時代ごとの行動目標を指す「レガシーパス」なる要素も導入。その達成状況に応じて報酬が得られるようになりました。さらに全目標を達成すれば「黄金時代」の到来が、逆に全目標未達成で「暗黒時代」が到来するといった変化も起きるようになっています。このほかにゲームスタート時のチュートリアルもより分かりやすくアレンジされ、シリーズに初めて触れるプレイヤーにも遊びやすくなっています。
元々、本シリーズはボードゲーム感覚で遊べる作りも特徴のひとつとなっていますが、VR版はこのボードゲームらしさを大幅に強化。台の上で成長していく文明の様子を上から眺めつつ、操作を行っていくスタイルになっています。加えてMR（複合現実）にも対応。現実側にシリーズお馴染みのマップを出現させ、遊ぶことも可能です。ゲームモードもシングルプレイのほか、最大3人のプレイヤーと対戦するオンラインマルチプレイも用意。オリジナル版とはひと味違った他プレイヤーとの駆け引きを楽しめます（※マルチプレイ時はMetaアカウントのほか、2Kアカウントの作成が必須となります）。
かねてよりMeta Questでの登場が噂されていた「シヴィライゼーション」のVR版がついに登場。「あと1ターンだけ……」の沼にハマり、止め時を失ってしまう信頼と実績と安心（？）の中毒性をVR/MRでも楽しめるようになりました。
特に視点が目まぐるしく変わるゲームでもないため、VRゲームの初心者にも適しています……が。海外では中毒状態になってしまったプレイヤーの社会復帰を支援する団体も存在するほどのゲームです。くれぐれもハマりすぎにはご注意ください。ハマりすぎにはご注意ください……。
新作一覧
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「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII – VR」 販売：2K Games 開発：PlaySide Studios、Firaxis Games 日本語対応：あり ジャンル：ストラテジー 価格（税込）：7,700円 評価：星3.1（151件） Meta Store |
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「チェインドエスケープ」 販売：MyDearest Inc. 日本語対応：なし ジャンル：パーティーゲーム 価格（税込）：無料 評価：星4.8（4136件） Meta Store |
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「Crystal Commanders」 販売：DB Creations 日本語対応：なし ジャンル：ストラテジー 価格（税込）：1700円 評価：星4.6（31件） Meta Store |
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「Project AEROES」 販売：SUPER HYPER MEGA 日本語対応：なし ジャンル：リズムアクション 価格（税込）：800円 評価：星4.7（106件） Meta Store |
※評価は執筆時点のMeta Storeでの評価です。
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