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話題 2026.04.21

TVアニメ『魔法の姉妹ルルットリリィ』に採用されたバーチャルカメラ技術「ジャンヌ・ダルク」とは?

株式会社カヤックは、2026年4月5日より放送中のTVアニメ『魔法の姉妹ルルットリリィ』に、自社開発のバーチャルカメラ技術「ジャンヌ・ダルク」が活用されたと発表しました。毎話のエンディング歌唱シーンのほか、4月26日放送予定の第4話以降のライブシーンにも導入されています。

「ジャンヌ・ダルク」は、VRデバイスやスマートフォンをカメラに見立て、バーチャル空間内で実写撮影のように操作できる技術です。撮影データはデジタルデータとして保存され、そのままアニメ制作ソフトへ引き継げます。劇場ライブ『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』でも活用されており、演出意図が正確に反映された映像を短期間で仕上げ可能で、制作コストの最適化とクオリティ向上の両立にもつながっているとのこと。

本作の歌唱シーンは、4つのステップで制作されています。まずモーションキャプチャーで演者のダンスや歌唱を精密に収録。次に収録データをバーチャル空間上に配置し、「ジャンヌ・ダルク」を用いて監督や演出担当が直接カメラを操作しながら構図を決定します。その後アニメ特有のテンポに合わせて動きを再構成し、最終的にキャラクター部分を手書き作画へ置き換えて仕上げます。


モーションキャプチャーでダンスと歌唱シーンを演じるパフォーマーたち

リアルタイムで演技データをバーチャル空間上にアップ

VRヘッドセットをつけ、カメラワークや構図を決定するライブパート演出担当の錦織氏

「ジャンヌ・ダルク」を使用してバーチャル空間で歌唱シーンを撮影している様子

このフローにより、絵コンテや指示書を介さずに演出意図を映像へ直接反映できます。パフォーマンスとカメラワークをリアルタイムに同期させることで、臨場感のある映像表現も実現しています。


連番画像から間引いてアニメーションとして成立するように再構成していく

監督の道解慎太郎氏は、「キャラクターが目の前にいるような感覚や、魔法を使う様子を、見ている方にも同じように体験していただけたらおもしろいのではないか」とコメント。ライブパート演出の錦織博氏は、「直感とフィジカルを使って収録したカメラデータはそのまま本番データとして使用することで、アニメーターやエフェクトとの連携もスムーズ」と述べています。

『魔法の姉妹ルルットリリィ』は現在TOKYO MXほかで放送中です。

『魔法の姉妹ルルットリリィ』 概要

放送開始日 2026年4月5日(日)
主な放送局 TOKYO MX・ABCテレビ・テレビ愛知・BS日テレ・AT-X
配信開始 2026年4月5日(日)23時より各配信サービスにて順次配信
アニメーション制作 スタジオぴえろ
公式サイト https://luluttolilly.com
カヤック公式サイト https://www.kayac.com/service/metaverse

参考

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000932.000014685.html

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