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ゲーム・アプリ 2020.04.29

「ミラーズエッジ」のように高所を疾走する VRパルクールゲーム発表

PC向け新作VRゲーム「STRIDE」が発表されました。開発はロシアのディベロッパー「Joy Way」。Steamではストアページが開設され、リリース予定日は2020年夏とのこと。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality。言語サポートは英語のみで、日本語は対象外となる模様です。

「ミラーズエッジ」インスパイアのVRアクションゲーム

「STRIDE」は高層ビルの屋上や隙間などを華麗に飛び越え、時に銃撃してくる敵を撃退しながら進むVRパルクールゲーム。2008年、エレクトロニック・アーツよりPlayStation 3、Xbox 360、PC向けに発売され、後に続編も発売された1人称視点のアクションゲーム「ミラーズエッジ」をインスパイアしています。

特に2008年の初代を強く意識しており、続編「ミラーズエッジ カタリスト」のオープンワールドは採用せず、あらかじめストーリーに沿って決められたステージに挑戦していく構成で展開。基本的なアクションも元作品に準拠していますが、戦闘は敵の不意を突き、一気に仕留めるステルス色の強いものになっているようです。

敵もプレイヤーに気付くと仲間を呼んで始末しようとしてくるため、数で劣る場合は後退を余儀なくされることも。公開中のトレイラーではステルス色の強い戦闘シーンを確認できます。

風景は白を基調とした仕上がりで、建物のデザインは現代風です。災害によって外界より孤立し、ギャングたちが抗争を繰り広げる場へと化した都市が舞台で、それらの脅威に晒された市民のため、プレイヤーこと主人公が戦いに挑むストーリーとなっているそうです。

移動はスライド方式を採用しているため、酔いの懸念がありますが、開発のJoy WayはSteamストアページにて「最初は不安に感じるかもしれないが、操作をマスターすれば酔いやすさは完全に消え失せる」とコメント。ただ、個人差があるため、一部の人は全く違う感覚を抱くかもしれないとVRFocusは紹介しています。

かねてからVR版の誕生が期待されている「ミラーズエッジ」。本作はインスパイアした別の新作ではありますが、ファンならばニヤリとしてしまう要素が多いため、要注目の1本と言えそうです。

(参考)Road to VRVRFocusUploadVR


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