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Mogura VR Job 2022.12.19 sponsored

「現実のスキルを上達させるXRプロダクトを作る」けん玉日本一のイマクリエイト XRエンジニア 久保田悟さん

――イマクリエイトに入られたのはいつ頃でしょうか?

イマクリエイト久保田さん(以下、久保田):正式な社員として入社したのは、2020年です。最初は2018年の冬ごろにインターンとして入りました。それまで僕はエンジニアとしての技術がそれほどあったわけではなかったですがXRが好きでこの業界に入らせてもらって、足りない技術は頑張って補いながら働かせてもらっています。

――一言で表すとイマクリエイトはどんな会社ですか?

久保田:見るだけのコンテンツじゃなくて実際に体を動かして何かを学習するためのコンテンツを作ってる会社ですね。toB向けのビジネスモデルがメインでして、それに加えてインターン生が参加しているtoC向けゲーム開発も行っています。



――他の会社さんにない強みってどんなところにあると思いますか?

久保田:うちはVR内でコンテンツを学習した後に、ヘッドセットを外した後にもその技術が体に残るようなプロダクトを作っています。それが他の企業さんにはあまりない強みかなと思います。

――実際に使ってみたユーザーさんからの反応はどうですか?

久保田:アンケートの反応は基本的にポジティブですね。もちろん、作り込みといった面では「もっとこうしてほしい」みたいなものもあるんですが、実際に「学習のハードルが下がった状態で練習できた」「実際にうまくなった」みたいな意見もいただきました。

――お手軽に練習できるのはVRの良い点ですね。

久保田:そうですね。ボタン一つで練習環境が現れるのがいいですね。例えば、溶接の研修プログラムを作っているんですが、溶接の練習は使い捨てなんで手間も費用もかかるんですね。それがやっぱりボタン一つでできて、費用もかからないし時間も短縮できるっていうのは良いかなと思います。

――現在、久保田さんが関わっていらっしゃるプロダクトっていうのはどのようなものでしょうか?

久保田:僕は医療領域のプロダクト開発をメインで担当しています。注射関係だったり、薬剤だったり、医療系の大学から案件をいただくことが多いのですが、こういったプロジェクトのリーダーをやっています。僕らは医療の知識があるわけではないので、実際に医療現場に行って一通りの動きを体験して、それをプログラミングして作るという流れです。

――具体的にはどういったものを開発されているんですか?

久保田:例えば、東京大学と一緒に注射のコンテンツを作りました。最初に消毒して、注射を打つところまでの一連の動きをVRで体験できるようなものです。これは結構作り込みをしっかりしましたし、実際いろんな方にやってもらって、反応はとてもよかったです。以前ワクチン関連のプロダクトを作った際には、手を近づけたら自動的に道具を掴んだ状態になるみたいな感じであまり操作のプロセスに現実味がなかったんです。でも、東大と共同で作った注射のプロダクトは、実際に注射器に手を近づけ、手をつまんだ状態にしないとつかめないようにしました。そこに至るまでには根本から見直して作り込みましたね。なので、この案件は思い出に残ってるというか、頑張りましたね。

――開発で苦労した点はどこでしょうか?

久保田:やっぱり、現実世界のスキルが上達するようなアプリを作るにあたっては、ある程度VRの中の挙動の再現度が高くないとあまり練習にならないことが多いんですよね。だから、実際体験した感覚を自分の頭の中に記憶して、それをVRの中でリアルに再現するのを頑張りました。先ほど触れた溶接も普段自分がやる側ではないので、2、3回ぐらい体験しに行って何回も動きを直しながらプロダクトを作りました。なるべく自分の体で覚えてそれを持ち帰って、実装しようと意識していました。

――プライベートの質問になるんですが、休みの日の過ごし方はどうされていますか?

久保田:実は、趣味でけん玉を20年くらいやってまして、休日はそれをやったりとか、全然開発に関係ないんですがサウナが好きなのでサウナに行ったり、飲みに行ったりします。

――ちょっと余談なんですけど、もしかして、いつも年末にある紅白歌合戦の「けん玉チャレンジ」のコーナーって出られたことありますか?

久保田:そうですね。紅白の第1回目のけん玉チャレンジに出ました。大皿という基本の技を何人連続でできるかギネス記録を狙う企画なのですが、人生で一番緊張した大皿でした(笑)

――すごく面白い趣味をお持ちで驚きました。入社も「けん玉」がきっかけだとお聞きしましたが、本当ですか?

久保田:はい。会社に入ったのも実はけん玉の繋がりなんです。CTOの川崎がVRけん玉を作ったのですが、けん玉の大会でそれを体験してすごく感動して入りました。VRけん玉のコンテンツは、今「もしかめ」「つばめ返し」「サイドスパイク」の3種類なので、他の技も上達できるコンテンツをいつか作りたいと思いつつ……。でも、実装するのはめちゃくちゃ難しいんですよね。球と紐が入ってくると、物理挙動も複雑なので、実装するのが難しいなと思っています。

――楽しみにしてます。最後に、今後どんな人にイマクリエイトに応募してほしいですか?

久保田:XRが心から好きな人に来てほしいです。僕みたいにXRに本当に心の底から感動したことがある人はぜひ応募してください。僕がVRけん玉をやってめちゃくちゃ感動したみたいに、何かを体験した感動を忘れずにその勢いで来てもらえるといいですね。XRが好きだったら、今まで経験がなくても必ず伸びると思います。

インタビューに答えてくださった方久保田悟さん(くぼたさとる)
▼所属
イマクリエイト株式会社 XRエンジニア
▼プロフィール
5歳の頃から続けていたけん玉でパフォーマーとして活躍。その際けん玉VRを開発中の川崎より声がかかり、自身もXRと出会いエンジニアへの道をスタートする。けん玉6段/日本王者3回。XRシステム開発を担当。