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イベント情報 2017.04.05

課長本人も大興奮 『警視庁・捜査一課長』 VRでドラマを体験

テレビ朝日で 2017年4月13 日から木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長 season2』がスタートします。ドラマのプロモーションとして4月1日にイトーヨーカドー葛西店でドラマをVRで体験できるイベントが開催されました。

『警視庁・捜査一課長 』は2012年7月に『土曜ワイド劇場』からスタートし、2016年4月~6月に連続ドラマ化。最終回では12.3%の高視聴率を獲得した人気ドラマです。その360度動画をVRゴーグルで体験するという内容です。

ドラマの概要

 
公式サイトでも公開されているVRドラマは「現場検証編」と「捜査本部編」の2本。

捜査本部編では捜査一課長となり、捜査会議で目の前に大勢座っている刑事から報告をきくところを体験。現場検証編では、死体のそばで検証しているシーンです。ドラマではおなじみのシーンを課長目線で体験することができます。


見下ろすと死体が足元に。

捜査本部編では「ホシを挙げる!」「ハイ!」というドラマでの決め台詞シーンを体験できます。内藤氏も「気持ちいいでしょう?なかなかハイっ!て言ってくれることないですからね~」という普通では体験できないシーンです。

2本とも実際のドラマの撮影の後にその場で撮影したとのこと。
13日から始まるドラマ本編を見ればVRドラマで見たシーンがでてくるとのことで本編とリンクした作りになっています。

VRドラマは捜査一課長役である内藤氏の目の高さに合わせてあるため非常に目線が高く、他の俳優を見下ろしてます。そのため現場検証編では、目の前で「一課長!」「一課長!」と次々と報告されながらも、現場全体も視野に入っています。大岩一課長はいつもこのような視界で全体を見渡していることを体験することで役の見方が変わるかもしれません。

警視庁・捜査一課長VR ~捜査本部編~

https://www.youtube.com/watch?v=AJWMxeTL60U

警視庁・捜査一課長VR ~現場検証編~

https://www.youtube.com/watch?v=85pJyvFh7VU

課長も大興奮のVRドラマ

ファン200人以上が集まった本イベントでは主演の捜査一課長・大岩純一役の内藤剛志氏が登壇し、テレビ朝日アナウンサー久保田直子氏と今回のVRドラマについてトークが行われました。

イベントが始まる直前に初めてVRドラマを見たという内藤氏は「不思議なんですけど、例えばここでしゃべっている絵が見える、隣には聞いている人もいらっしゃるじゃないですか、こう隣を向けば話をしてない人も見える、見ていただければ一発でわかります。」と興奮気味に語っていました。

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「僕だけに見えてる画像で、実際見てもらえばわかると思うけど、凄いものです。」(内藤氏)イベント会場では先着200人に渡した抽選券の中から当たった2名のファンが1本ずつ体験しました。2名とも360度映像を見るのは今回が初めてとのこと。

体験者には内藤氏が「360度見回してみて、ぜひしゃべってない人も見てみて」とアドバイス。
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体験者がVRゴーグルを渡され覗くと、内藤氏が後ろから「こっちこっち」「上も見える」「後ろも見てみよう」と舞台上をグルグルと体験者の周りを回り、見る方向に誘導していました。

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「そっちイケメンの田中圭君がいるから」と誘導。

終わった後、体験者2人とも「いい体験ができました」「ドラマの中にいるみたい」「凄かったです、ドラマの撮影に参加してるみたい」「一課長になったみたい」ととても喜んでいたことが印象的です。
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お土産にはVRゴーグルと夕飯にどうぞとカレーと煮物が作れるセットがプレゼント。その後、会場の観客には内藤氏が手渡しでVRゴーグルをプレゼントし、ファンとの交流を楽しんでいました。
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イベント最後は全員でVRゴーグルを目にあてての記念撮影。

「大変だが出来上がりは凄く面白い」VRドラマの撮影

イベントでは360度撮影の秘話も語られました。

普通の映像撮影ならばカットごとにカメラが止まりますが、360度撮影の場合最初から最後までノーカットで撮影します。内藤氏も「何人かの方がセリフを言っているんですが、間違えたら頭から撮り直し。」と撮影の苦労を語っていました。「舞台のように動きも含めて、2分間全員一回もトチらないように作っています。大変ですが、出来上がりは凄く面白い。」

VRドラマ撮影の制作に携わった株式会社テレビ朝日メディアプレックス クリエイティブ事業部 技術開発チーム 阿部 聡也氏に撮影によると、今後もVRドラマや、スポーツの360度ライブ中継などを考えているとのことです。

テレビ朝日だけでなく、日本テレビやフジテレビ、NHKなどテレビ局が、テレビ番組と360度動画を活用したVRコンテンツ制作の取り組みはますます増えています。


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