現在Steamで4月13日リリース予定のVR対戦格闘ゲームが注目を集めています。ゲーム名は「Heavens Tournament」。個人ディベロッパー「InitiativeVR」開発の新作VRゲームです。
対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift。言語サポートは日本語以外に英語を始めとする17言語をサポートしています。また、日本語に関しては字幕、インターフェースに留まらず、音声もサポートとなっています。
日本のバトル漫画愛を感じさせるセリフの数々
このVR対戦格闘ゲーム、海外製なのに音声が日本語だから珍しいと思ってトレーラーを見てみると、外人さんがメチャ片言で日本語を喋ってて、なんか制作者の日本アニメ好き感がすごく伝わってきた。ただ、最後の女の子はマジで何言ってるのかわからん。 pic.twitter.com/3zRwpJY10z
— hisabilly (@x_hisabilly_x) March 18, 2020
トレイラーをご覧になればお分かりの通り、すべてのセリフが海外声優の方による日本語となっています。
「Kami no chikara misete Ageru !(神の力、みせてあげる!)」
「Imakara ippai tanoshimimasyou ne.(今からいっぱい、楽しみましょうね)」
「Korosushikane-.(ころすしかねえ!)」
といった日本のバトル漫画でよく見られるような、味わい深い台詞の数々が発せられます。YouTubeのページにある動画解説文にはキャスト一覧が掲載されていますが、日本語を話せる海外の一般Twitterユーザー、Twitchストリーマー、YouTuberを声優として起用している模様です。
ハードコアで、一部”非現実的”なVR対戦格闘
ゲーム本編に関しては三人称視点を採用したVR対戦格闘で、個性豊かなファイターたちを操作し、ライバルとの戦いに臨むという内容。Steamストアページによれば、現実味を追求したハードコアな戦闘システムを最大の特徴にしており、コントローラを素早く振るだけでは終わらない、攻守の切り替えが重視される作りになっているようです。
ただ各ファイターの持つ必殺技には、非現実的なものが一部存在する模様。これらの技は「週刊少年ジャンプ」連載の「HUNTER×HUNTER」にインスパイアされたものになっているとのこと。ファイターそれぞれのデザインも、日本のアニメへの影響が強く現れています。日本語ボイスを採用する姿勢からも、惜しみない愛が注がれていることが察せられます。
リリースは早期アクセス版の形となり、約半年から10ヶ月の期間を費やしてゲームバランスを調整しつつ、現実味の強い対戦格闘ゲームに仕上げていく模様。シングルプレイ専用を予定しているそうです。プレイアブルのファイターも現段階では2人に限定されているようですが、今後増えていくのか否か、リリース後の動向に注目されます。
ソフトウェア概要
タイトル |
Heavens Tournament |
発売・開発元 |
InitiativeVR |
対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift |
プレイ人数 |
1人 |
Discord |