Oculus Quest 2とHTC VIVEのストラップを合体させる「FrankenQuest 2」、装着感・音質向上

2020年10月13日に発売された「Oculus Quest 2」。初代Questと比較してスペックアップし、価格も10,000円以上安くなりました。他方、ヘッドストラップが簡易なものに変更されたことで、「着用時の快適性がダウンした」「長時間つけると疲れる」という声も。そのせいか公式の「Eliteストラップ」は品切れ状態となっており、様々なユーザーがDIYでの改善を試みています。

米メディアUploadVRは、この問題を解決するために、HTCのVRヘッドセット「HTC VIVE」のデラックスオーディオストラップと、Oculus Quest 2を“合体”させることを提案しています。

「FrankenQuest 2」はヘッドホンで音質も向上

Quest 2の純正ストラップを外し、Business Company VRの取り付け用パーツ「FrankenQuest 2 Adapter kit」を本体側面に装着。ソケット部にデラックスオーディオストラップを差し込むことで、両者を組み合わせて使用できます。

HTC VIVEのデラックスオーディオストラップにはヘッドホンが標準装備されており、装着感の向上のほか、高音質で各種VRコンテンツを楽しめるようになります。ただし、サイズが大きくなるため、そのままではフェイスブック公式のQuest 2用キャリーケースには収納できなくなるとのこと。

「FrankenQuest 2 Adapter kit」は19.99ドル（約2,100円）で販売されていますが、2020年10月現在は在庫切れ。再販は2020年11月から行われる予定です。デラックスオーディオストラップは入手がやや困難となっていますが、現在手元にある人は、この“合体”を試してみてはどうでしょうか。