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ゲーム・アプリ 2023.04.21

【フォートナイト散歩】クリエイトモードの進化がヤバい! 新システムで作られたマップを覗いてみた

世界中で大人気のバトルロイヤルTPS「フォートナイト」。大人数での対戦が注目されがちな本作ですが、実は国内外で、クリエイティブ系のコミュニティが精力的に活動しており、有名観光スポットを再現したマップや、皆でまったり過ごせるマップなどが数多くあります。

本記事では、「フォートナイト」のクリエイティブモードで制作されたマップの魅力を実際に観光しながら紹介。今回は、通称「クリエイティブ2.0」アップデートで導入された新機能で作られたマップ「フォレスト・ガーディアン」を紹介します。

綺麗すぎるリアル調のグラフィック


(すんごい綺麗な山脈。ロードが終わった瞬間はビックリしちゃいました…)

「フォレスト・ガーディアン」は、開発元のEpic Gamesが、「クリエイティブ2.0」で実装された「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」の制作例として公開したデモマップのひとつ。

「フォートナイト」といえば、トゥーン調のデザインが特徴ですが、本マップの“作風”は完全に別物。リアル感バリバリの、まるで大予算の3D映画のようなグラフィックがプレイヤーを出迎えてくれます。

マップの内容は、ファンタジー世界での剣戟アクションといった趣きで、ロードが終了すると、どこか東洋風な雰囲気が漂う、幻想的な山奥へと降り立ちます。プレイヤーの手元にあるのは、おなじみのツルハシ一本のみ。これを振り回して敵(オオカミ)を撃退しつつ、先に進んでいく必要があります。


(敵キャラクターのオオカミさん、かなり格好いいデザイン)

一度に出てくるオオカミはそれほど多くないのですが、ライフの自動回復はないので油断は禁物。景色に見とれていると、結構HPを削られることも……。


(適当に撮影しても絵になるからスゴイ…)


(最深部でプレイヤーを待ち受ける龍!)

最深部にたどり着くと、そこには光差し込む幻想的な泉が。そして、その“王座”の主である龍がプレイヤーを待ち構えています。さあ決戦の時!…と思いきや、龍はオオカミの群れを大量召喚。振りの遅いツルハシだけでは捌きれません。大ピンチです。

しかしこの瞬間、(割と唐突に)ロングソードが使えるようになります。大振りなツルハシとは違って専用の近接モーションが用意されており、ここからが剣戟アクションの本番。素早い剣捌きで、オオカミたちとの戦いです。

ちなみにロングソード、通常攻撃がコンボ斬りになっており結構強いのですが、その分スキが大きく、オオカミたちに囲まれると結構厳しい感じ。ダッシュ斬りを使うと一撃離脱戦法で戦えるので、基本的にはコチラの技で戦うのがオススメです。


(斬撃モーションのカッコよさはかなりのもの)

オオカミを倒しきると、ついに龍と相対します。その後の展開は……自分の目で確かめてみてください。

「フォレストガーディアン」のプレイ時間は、ゆっくり探索しても約10分程度。気軽に「クリエイティブ2.0」の新要素を体験できる作りになっています。

マップ構成は基本的には一本道ですが、いくつか散策要素も用意されており、ある場所には遠距離攻撃に使える弓が隠されています。2周目を遊ぶとき、ゆっくり観光しつつ探してみてはどうでしょうか?

島コード【0348-4483-3263】


(ある場所に隠されている弓。爆発弾を撃てちゃうスゴイやつ)

マップ制作の自由度が大幅にアップ

「フォレスト・ガーディアン」の制作に使われた「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」とは、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」との連結が可能な制作プラットフォームです。

これまで「フォートナイト」では、ゲーム内のクリエイトモードを使って、マップの制作やオブジェクトの配置を行う必要がありました。「UEFN」の導入によって、より本格的なマップ制作が可能になりました。

「フォートナイト」本体のアセットのほか、アセットストア「FAB」、バーチャルヒューマン作成ツール「Metahuman Creator」からアイテムを導入することが可能。自分で作ったサウンドエフェクトやアニメーションといった、オリジナルのアセットを持ち込むこともできます。

「UEFN」上で「オブジェクトモード」を起動すると、エディター上でオブジェクトのメッシュ(形状)を自由に変更可能。「Niafara VFXシステム」では爆風といったパーティクル効果を作成し、マップ上に配置することができます。

設置したオブジェクトを動かしたい場合「コントロールリグ&シーケンサー」を使うことでアニメーションを設定できます。

また、「フォートナイト」のクリエイトモードと同期可能で、「UEFN」で行った制作内容や調整を「フォートナイト」側にてリアルタイムで確認できます。

Epic Gamesが2022年末に発表したメタバース用のプログラミング言語Verseにも対応。同社は「UEFN」によって、「元々のゲームとは全く異なる体験を作って公開することが可能になった」と説明しています。

「UEFN」のダウンロードはこちら(英語版)
https://dev.epicgames.com/community/fortnite/getting-started/uefn

ワールドへの行き方は?

「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面の右下に出る「変更」をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。

特に“行き先”を決めていない場合「ディスカバリー」欄から、人気マップを探すことも可能です(対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を)。


(入力欄に島のコードを入力)


(右下に選択したワールドが表示される)

マップを選んだ後は、「プレイ!」でワールドにアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。


(「ディスカバリー」ではマップがこのように表示)

これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか?

「フォートナイト」の公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home

© 2023, Epic Games, Inc.


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