【体験レポ】ゲームセンターの中で6人で釣り競争『釣り★スタVR』

都内のゲームセンター・アドアーズ２店舗にて2017年5月13日から21日まで期間限定で『釣り★スタVR無料体験会』が開催されています。これは、モバイルソーシャルゲームの『釣り★スタ』（グリー株式会社）がリリースから10周年となることを記念して開催されているものです。

『釣り★スタVR』は『釣り★スタ』の世界観を楽しめる最大6人で遊べる釣りゲームです。

体験ブースには中央に池のようなオブジェクト、周囲には椅子の代わりのクーラーボックス。装着するVRヘッドマウントディスプレイやコントローラーは隣のバケツにいれてあるなど、ゲームセンターとは思えない釣り堀のような装いです。

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釣り竿がついたコントローラーを釣り同様に振って魚を釣ります。

針にかかった魚がバトルサークルに入ったところで、釣り竿のタッチパネルをタップして釣り上げる方式は、モバイル版と変わりません。

始まるとゲームのナビゲートキャラクター・ナミ（CV 藤井ゆきよさん）が操作方法を説明してくれます。

釣り場に着いて回りを見渡すと一緒にプレイする他の5人がアバターになって動いています。それぞれ色が割り振られていてわかりやすく、アバターの動きは実際にVRヘッドマウントディスプレイを被った人の動きなので人間らしさがあり、親近感がわきます。

練習をしてからナミの合図で、釣り競争が始まります。

釣り竿を振り、水面下に動いている魚影の傍に、釣り針を投げ入れます。うまくいくとヒットするので、釣り竿を動かしながらバトルサークル内に誘導、タップします。

タイミングよくタップすれば「GOOD！」「PERFECT！」とモバイル版と同じメッセージが現れ、魚の体力ゲージが削られていき、ゼロになったところで水面上に釣り上げて魚を見ることができます。魚がかかってる間、手にも振動が伝わり臨場感を高めます。

釣りでは魚を引き上げるとき、タモ網を使いますが、ここではドローンロボがやってくれます。1人1台、サポートをしてくれる可愛いドローンロボがそばにいてくれると孤独な戦いの中癒されます。

Mogura VRさん(@moguravr)がシェアした投稿 – 2017  5月 11 9:25午後 PDT

体験の間、スタッフが「赤の人大物を釣りました！」「今、黄色が1位です。」「あと、30秒」など実況をしてくれるので、勝負が盛り上がります。

手袋の色で、自分の色がわかるので、実況で呼ばれれば嬉しくなりますし、リアルタイムで順位がわかるため、自分が負けていると焦ります。

最後は1位から3位までが表彰されます。受賞した人はカップを持ち表彰台からの景色を眺められます。

それぞれの視点からみえている表彰時のシーン

体験中を外から見てると、作り物の池に向かって釣り竿を上下している姿が人目をひきます。

もともと『釣り★スタ』はモバイル向け2Dゲームなので、今回VR化のためにすべての素材が3Dで新たに作られました。魚だけではなく、ナミのいる場所の長靴や釣り竿などすべてこだわって作られており、モバイルゲーム『釣り★スタ』の世界観の魅力が表現されています。

勝負に夢中になると水面しか見なくなりますが、周囲の風景や空を見上げたりしても楽しめます。

女性の場合、釣り竿を引き上げるスピードが遅いと竿が反応しづらいのでやや強めに手首を上下に動かすといいとのことです。

グリー株式会社は「VR PARK TOKYO」でVR野球盤『対戦！ハチャメチャスタジアム VR』、2人で協力してお化け退治をする『協力！GHOST ATTACKERS VR』
などを展開中です。複数人対戦、アバター、サポートロボ、小物にも手を抜かない世界つくり、実況つき、直観的な操作のコントローラー、VR内へつながる体験場所など、『釣り★スタVR』にはアーケード展開の経験からの知見がつまっています。

本体験は、このイベント後は展開予定はないとのことです。

イベント概要